4月19日 (金)
自転車のまち稲城杯 第48回サンケイスポーツ杯

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ジャパンネット銀行賞

2018年12月9日〜2018年12月12日
優勝者:3978齊藤  仁(東京)

GWシリーズ恒例の「ゴールデンカップ」は、3日目と4日目に強烈なホーム「追い風」が吹き荒れて波乗り合戦となったが順延されることなく、V賞金「150万円」を懸けた最終日の優勝戦は、日程通りの5月1日(火)に行われた。 なお、前日(4日目)に行われた2つの準優勝戦は、1号艇の飯山泰&齊藤仁が順当に勝利。その結果、予選1位の飯山がV戦のポールポジションを獲得。また、齊藤(2号艇)と飯島昌弘(3号艇)の主力勢がスロー枠を占拠した他、当地フレッシュルーキーの渡邉雄朗も準優戦2着で、4カドから悲願の“初V”を目指すラストバトルとなった。 そして、迎えたレースでは、全艇が「ゼロ台」という“超激熱”のスリット合戦となり、インから快S(0.02)を踏み込んだ飯山がまずは1Mを先マイ。ただ、旋回の初動で行き過ぎて、懐がやや空き気味に…。そこを冷静に差し込んだのは、2コースの齊藤だった! 齊藤は、バック線の半ばで飯山と並走の形に持ち込むと、続く2Mを力強く先取り。そこで後続とのリードを広げると、残る4回のターンも丁寧に回して、そのまま先頭でゴール板を駆け抜けた。 なお、1周2Mで外マイに行った飯山はボートがバウンドし、またしても旋回が膨れ気味になったことで、3番手に付けていた飯島が的確な旋回で逆転。その飯島が2着に入線し、断然人気に推されていた飯山は、道中で執拗に内々を突いてきた渡邉を何とか振り切ったものの、3着を死守するのが精一杯だった。 さて、見事優勝を飾った齊藤は、2016年12月の「ジャパンネット銀行賞」以来、通算では「5回目」となる当地V。なお、前回の当地戦(今年2月の関東地区選手権)でもV戦5号艇から“準V”と好走したが、今節の準優後のインタビューでは「今回は内枠ですからね。地区戦の時より期待してください!」と自らを奮い立たせて、最高の結果を出した。 その齊藤、昨年はコンスタントにV戦には乗っていたものの、年間で「1V」しか挙げられず、不本意に終わってしまったが、今年は一転して、すでに「3V」と順調に優勝を重ねている。「昨年より優勝に対する意識は強く持ってます」と話していた通り、2018年は貪欲に“Vハンター”と化す腹積もりだ! “純地元水面”で「V」を勝ち獲って、今期(5月1日からの新期)は最高の滑り出しとなった齊藤。この先は浜名湖(一般戦)を走った後、びわこMB大賞・丸亀66周年・宮島MB大賞と特別路線を転戦。今後は、2013年5月の「若松61周年記念」を制して以来、5年間遠ざかっている“特別戦V”にも期待したいところだ。




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