7月21日 (日)

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ヴィーナスシリーズ・江戸川SOD女子社員酒場CUP / 5月30日〜6月4日

節全体の展望・注目の選手

江戸川通算「3戦&3V」遠藤が衆目一致で大本命!

当地V実績ある守屋竹井大山が2番手グループだ!




4502
遠 藤  エ ミ

4482
守 屋  美 穂

4556
竹 井  奈 美

4885
大 山  千 広

4627
藤 原  菜 希

4501
樋 口  由加里


※【更新情報】4/30(火)…松本晶恵選手(4399・群馬)は、家事都合のため事前欠場となりました。なお、松本選手は初日の12R「江戸川選抜戦」の5号艇で出場予定でしたが、上記の通り欠場のため、当初6号艇だった藤原菜希選手(4627・東京)が5号艇に繰り上がり、6号艇には樋口由加里選手(4501・岡山)が出場いたします。

選手登録「16年未満」の女子レーサーによる熱きバトル「ヴィーナスシリーズ・江戸川SOD女子社員酒場CUP」が5月30日(木)にスタートする。当節は6日間の「2準優制」で争われ、まずは2つの準優勝戦(ベスト12入り)を目指して4日間の予選を戦う。

なお、初日の【12R】に行われる「江戸川選抜戦」にエントリーしているのは(枠番順に)遠藤エミ(滋賀)・守屋美穂(岡山)・竹井奈美(福岡)・大山千広(福岡)・松本晶恵(群馬)・藤原菜希(東京)の6選手で、地元の藤原を除いた5名のA1レーサーは、直前のSG戦(福岡ボートレースオールスター)にも出場する実力者だ。

その中でも、選抜戦の1号艇に組まれている遠藤がグリグリの大本命。当地は過去3節走って“3V”と、その強さは神懸かっている。また、その内訳も凄く、ここまでのところ当地で「24走」を消化して着外(4着以下)に敗れたのは「2回」だけ。前回(昨年9月のG3江戸川女王決定戦)では力の違いをまざまざと見せ付け「オール2連対」の快走でラストも“圧逃劇”で締め括った!

その遠藤は、言うまでもなく“女流NO.1”と断言できる「旋回能力」の持ち主。今年も3月の「G2児島レディースオールスター」では予選首位通過を決めた他、最高峰のメンバーが集結した「SG戸田ボートレースクラシック」では女子で唯一の予選突破を果たした。そのSG戦では、優出には届かなかったが、最終日の「特別選抜B戦」を5コースからの「捲り差し」で制し、山田康二・桐生順平らを撃破している。

ちなみに、以前は江戸川の波水面に不安を覗かせていた遠藤だが、それも今は昔で、水面が荒れ気味になっても豪快に乗りこなしている。当節もホーム(びわこ)の硬い「うねり」に鍛えられた“女傑”が難なくシリーズを制する可能性は限りなく高そうだ!

遠藤に続く2番手には、守屋の名前を挙げたい。今期は昨年11月の「G2芦屋レディースチャレンジカップ」を優勝。そして、地元(児島)開催だった「G2レディースオールスター」では惜しくも準優止まりだったが、1月の大村、3月には蒲郡で優勝するなど“女子銘柄級”として確固たる地位を築いている。

その守屋は、江戸川をまだ2節しか走っていないが、2016年9月の「男女W優勝戦」で“初出場&初V”を達成すると、前回戦(一昨年7月のヴィーナスシリーズ)でもベスト6入りと、難易度の高い当地の水面をしっかり乗りこなしている。イン戦の信頼度が高く、戦法の幅も広いこの守屋も十分に優勝が狙える!

選抜戦の中枠に並んだ竹井&大山の福岡勢も実に楽しみな存在。まず竹井は、2016年11月の「G3江戸川女王決定戦」以来、2年半ぶりの当地参戦で少々ブランクは長いが、水面に対する苦手意識は皆無で、江戸川でも上々乗りっぷりを見せている。

なお、スピード自慢の竹井は積極果敢な「握りマイ」が身上で、捲りが利きにくくなる「追い風」+「上げ潮」の条件になったとしても、気っ風良く握って回るのが真骨頂。当節も攻めの姿勢を貫き、まずは“江戸川初優出”を目指したい!

一方の大山は、A級選手としてバリバリ活躍した母(博美さん=引退)を持つ2世レーサーだが、素材の方も超一級品。デビューから僅か4年の「116期生」ながら、すでに“4V”を飾っている他、昨年9月の「G1浜名湖ヤングダービー」ではファイナルにも進出。前期に早々とA1級昇格を果たした九州期待の“女王候補”だ。

ちなみに、3月の「G2レディースオールスター」の得票数が“第1位”と、ファンの人気・期待も絶大な大山。当地は過去に2節走って「難水面の洗礼」を浴びているが、前回戦(2017年7月のヴィーナスシリーズ)からは、自身が飛躍的な成長を遂げている。今回こそ江戸川を克服して、ズバリ優勝を目指す!

女子賞金王の「G1クイーンズクライマックス」を2度も制している松本は、関東地区「NO.1」の実力派で、昨年の地元(桐生)お盆レースでは、毒島誠らの男子強豪を相手に堂々の“V”を飾っている。ただ、当地を約7年間も走っていないのは懸念材料で、いち早く水面に適応できるかが大きなカギとなる。

そして、地元東京支部から選抜戦に抜擢された藤原は、今年3月の大村で悲願の“初V”を達成。また、現在3期連続でA2級を守っている他、前期は初の「A1級」が狙えるほどに力を付けてきた。一本気な“S速攻”が十八番だが、最近は接戦への対応力も上がっているだけに、気合の入る地元水面で当然“一発”を狙ってくる!

その藤原とともに、今期の飛躍を誓うのは、江戸川の「フレッシュルーキー」を務める倉持莉々。前々期に犯した「F2」が今も尾を引いている印象だが、スピードで押す走りは魅力的。B1級とは言え、当地を数多く走っている強味を生かせれば優出チャンスも十分にありそうだ。

そして、樋口由加里喜井つかさも、同じ岡山の守屋に負けじと腕を撫している。樋口は2期前の「F2」、そして喜井は産休明けで、両者ともに前期は良化途上と言える状態だった。そのため、今期は上積みが見込めるし、江戸川の水面をあまり苦にしない点も強調材料と言えそうだ。

中国地区では、山口支部の津田裕絵も覇権争いに参入できる実力者。なお、優出した前回の当地戦(昨年9月のG3江戸川女王決定戦)では、優出インタビューで「(江戸川が)久し振りで、最初はどうなることかと思いました」と安堵の表情を浮かべていたが、当節も堅実に捌いて行ける「回り足」がある程度の域に仕上がれば舟券への貢献度は高そうだ。

さらには、西村歩関野文の大阪コンビも、当地ではそれぞれが「1優出」をマーク。ダッシュ鋭い“S力”が武器の西村に対して、関野はしぶとく立ち回るタイプだが、ともに江戸川の水面に対する“適応力”は感じられる。特に、着々と地力を付けている関野はコース不問で「ヒモ穴」として警戒したい存在だ。

水野望美高田ひかる土屋実沙希の東海勢は、当地経験に乏しく、特に土屋実は今回が江戸川初参戦。それでも、3者ともにA級レーサーで、水野と高田に関しては昨年からメキメキと頭角を表し、各地で「優出ラッシュ」と好レースを展開中。よって、この2者は極端な荒水面にさえならなければ実力を発揮できるはずだ。

その他、“惑星候補”として名前を挙げたいのは、勝浦真帆土屋南の岡山勢。ともに若手らしい活発なレースを繰り出してくるが、前期に勝率を「5点近辺」まで上げてきた土屋南はまさに成長株。好素材として元々期待されていたが“本格化”へ一歩一歩前進している。

そして、登録番号が1つ違いの中田夕貴出口舞有子の「117期コンビ」も順調に力を蓄えている。出口の方はまだ優出経験がないが、中田はすでに「3優出」をマーク。特に、当地では2節連続で最終日の「選抜戦」に乗っている中田は水面相性も良く、穴党ファンには“イチ推し”したい一人だ。

最後に、当地ではお馴染みの「雄朗」を兄に持つ渡邉真奈美も、純地元の江戸川では実力以上の走りを見せている。直近2節の当地戦は、いずれも“看板機”の後押しも大きかったが、前記した倉持とともに江戸川の「フレッシュルーキー」に選出されて気概を感じている様子。先輩の藤原とと同様“弾丸系”の捲りが持ち味で、当節もスタートはメイチで攻めてくることだろう。

(※出場予定選手・データは、すべて4月21日現在。)