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総展望

第17回日本モーターボート選手会会長賞

更新日:2019/03/21 09:15:52

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:作 間    章3966作間章
  • 選手名:妹 尾  忠 幸4089妹尾忠幸
  • 選手名:西 島  義 則3024西島義則
  • 選手名:松 村    敏4236松村敏
  • 選手名:村 越    篤3907村越篤
  • 選手名:安 田  政 彦3572安田政彦

作間章妹尾忠村越篤“当地巧者”が集結!

イン強豪の西島義・速攻強烈な松村敏もV競う!

※更新情報…3/21(木)は強風高波浪が見込まれるため中止順延となりました。よって、当節の最終日は3/23(土)に変更させていただきます。

次節は、3月19日(火)に始まる「第17回日本モーターボート選手会会長賞」の4日間シリーズ(得点率制)。A1級は計「7名」がエントリーしているが、A2級にも無類の“江戸川巧者”として鳴らす選手が参戦を予定しており、ハイレベルな優出争いが繰り広げられそうだ。

さて、7名のA1レーサーでは、大ベテランとなった現在も“イン強豪”として君臨する西島義則のネームバリューがNO.1。現在は主戦場を一般戦に移したものの、ボートレースの一時代を築いた名選手で“SG7冠”の実績が光り輝く。今期(昨年11月以降)もすでに「6優出」とコンスタントな活躍を見せている。

その西島は、連日の強風高波浪のため2日目をもって中止・打ち切りとなった昨年6月の「スポーツニッポン杯」以来の当地参戦だが、丁度2年前の「東京スポーツ杯」では念願の“当地初V”を達成している。

江戸川では「枠なり進入」で全てのコースに入る西島だが、“ダッシュ戦”に回っても成績は抜群で、外枠時でも評価は全く下がらない。今節も得意とは言えない強烈な「波水面」にならぬ限りは、エネルギッシュな走りでシリーズを盛り上げてくれそうだ!

そして、破格の当地実績を誇るのは、妹尾忠幸村越篤に、地元東京勢を牽引する作間章の3者。まずA1級の妹尾は、当地の一般戦に限れば現在「6連続優出&3V」という好成績で、仮に中堅級のモーターを引いた場合でも上位に近い足に仕上げてくるように、調整の“ツボ”を完全に掴んでいる感じだ。

ただ、妹尾は「超抜モード」に仕上がった前回の当地戦(昨年10月の報知新聞社杯)では、V戦で痛恨のフライングに散っている。よって、仕掛けには人一倍気を遣う一節になってくるが、巧妙な捌きを駆使して優出圏内に食い込むのは必至だ!

当地の“61周年記念”を制している村越は、希代の「波乗り巧者」として江戸川ファンの認知度も高い。機出しに多少ムラな面はあるが、生面線の「回り足」がソコソコに仕上がれば、柔軟なハンドルワークで堅実にポイントを積み重ねてくる。

その村越は、約1年ぶりの当地参戦と間隔が開いたが、スンナリと水面に対応してくるはず。前期に続いて、今期も現在のところ勝率が「5点台」と調子は決して良くないが、“ドル箱水面”の江戸川で浮上のきっかけを掴みたいところだ。

対して、地元の“主砲”として期待が懸かる作間は、稀に見る不振に陥り、現在はA2級の身だが、今期はここまで「7点ペース(7.08)」と完全に復調している。モーターが出ていれば舟券への貢献度は高く、機力劣勢の節でも本来の粘りを発揮して凌げている印象だ。

その作間は、今年1月の当地戦(江戸川みさおサロン杯)でも「オール3連対」で優出。水面を誰よりも熟知しているばかりか、抜群の“波乗りテク”を誇るだけに、ここも的確なレース運びでベスト6入りを果たす確率は極めて高い!

前回の当地戦(2017年9月のメルマガ会員ご招待カップ)で“江戸川初制覇”を飾った松村敏は、九州地区でも指折りの“スタート野郎”で、強烈な速攻戦が武器。仮に伸び型の好モーターを引ければ“鬼に金棒”。「鋭発捲り」を連発して、一気に突っ走る可能性を秘めている。

安田政彦岡田憲行の近畿勢も、名の知れた“一般戦の強豪”で実力は十二分。兵庫支部の安田は、硬軟自在なハンドルワークと妥協を許さない厳しいコーナー戦が身上。当地は2年ぶりということで水面慣れがカギになってくるが、苦手としている「うねり水面」さえ回避できれば、額面通りの力を発揮できるはずだ。

一方の岡田も、以前に「波は苦手です…」と話していたが、当地は通算で「5優出&2V」と実績を残しており、前々回(2017年9月の東京中日スポーツ杯)では“イン完勝劇”で優勝。機出しの手腕は絶品で、今期も“2V”を挙げている他、勝率も「7点台(7.29)」の乗せており好調。安田と同様に、極端な荒水面にならぬ限り好勝負は確約だ。

近畿地区からはもう一人、藤山雅弘も忘れてはならぬ存在。速いスタートは少ない反面、ターンスピードは抜群で、道中も猛然と追い上げて舟券圏内に浮上することも多い。当地水面も直近3節で「2優出」と手の内に入れており、旋回勝負が利く状態にさえ仕上がれば優出圏内を沸かせてくれるはずだ。

広島支部の船岡洋一郎も、特別戦において予選突破を度々果たすなど、地力強化が目覚ましく、昨年7月のG1戦(平和島64周年)ではV戦1号艇で優出(3着)して、その名を大いにアピールした。当地は2年ぶりと間隔は開いているが、トータルで「3優出」をマークしている他、荒水面も苦にしないタイプで不安は少ない。

先に触れた松村と同じ福岡支部の関裕也郷原章平では、自身2度目となるA1級に返り咲いた関が今期も好調をキープ。積極果敢な攻めが真骨頂で、機出しも安定感を増している印象だ。以前は参戦機会が少なかった当地だが、今回は5ヶ月ぶりと間隔が短く、虎視眈々と“江戸川初優出”を狙っている。

対する郷原だが、ここ最近はA1級とA2級を行ったり来たりしているものの、元々は“速攻肌”で地力は十分。まずは伸びを求めて、付かなければバランスを取る調整をしてくることが多いが、首尾良く伸び型の上位機を引ければ理想的。スリット付近が優勢であれば、豪胆な自力攻勢でピンラッシュも十分だ。

その他では、現在はA2級でも眞田英二杉田篤光は「A1級同等」の力量の持ち主。眞田は「エンジンなり」のタイプで、コンスタントに機が出ないのが玉に瑕だが、攻撃は非常にダイナミック。小技よりも大技をズバっと繰り出し、好調時はアウトからでも勝ち切れる鋭い決め手を装備している。近況の当地戦は「機力不足」に泣かされて結果を出せていないが、元々は水面相性も良く、舟足さえまともならベスト6入りも可能だ。

杉田の方は、過去1年間の平均STが「0.21」とA級選手にしてはかなり遅め。それでも決して「差し屋」ではなく、1Mも道中もスピードターンで押すタイプで接戦も強い。直近2節の当地戦は、ともに途中帰郷の憂き目に遭っているが、通算では「8優出」と実績十分。初日からリズム良く走れれば、楽しみな存在になってくる!

最後に、冒頭で触れた作間以外の地元勢では、持ち前の「俊敏差し」の精度が上がってきた加藤政彦や、当地経験が豊富で良績も残している桑島和宏に、ベテランの渡辺豊奥平拓也らも、好モーターの援護があると優出戦線に絡んできそう。

特に、前回の当地戦(昨年8月の大江戸賞)で「F2」を犯してB1級に陥落している桑島にとって、A2級復帰へ向け勝率的にも今が正念場。「スタート」よりも「捌き勝負」の比重が高くなるのはやむを得ないが、大好きな“純地元水面”で雪辱を期す4日間となってくる。

(※出場予定選手・データは、すべて3月15日現在。)