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総展望

創刊70周年記念・第42回デイリースポーツ杯

更新日:2019/01/12 15:44:19

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:岩 瀬  裕 亮4604岩瀬裕亮
  • 選手名:松 尾  昂 明4424松尾昂明
  • 選手名:西 野  雄 貴4812西野雄貴
  • 選手名:新 田  泰 章4471新田泰章
  • 選手名:丸 野  一 樹4686丸野一樹
  • 選手名:村 田  修 次3826村田修次

“G1開催”を直後に控える4日間の短期決戦!

力量最上位の岩瀬と好調・松尾が注目株だ!

次回は、1月18日(金)に初日を迎える「創刊70周年記念・第42回デイリースポーツ杯」の4日間シリーズ(得点率制)で、当シリーズは「下げ潮」主体だった前節とは一転、節間を通して「上げ潮」基調となっている。よって、逆方向からの「向かい風」が強まることも多い冬場としては過酷な潮回り。“波乗り巧者”の出番が増えそうな4日間と言えそうだ。

さて、「8名」のA1級がエントリーしている当節だが、その中でV候補の“筆頭格”として名前が挙がるのは、デビュー当初から将来を嘱望されている愛知支部の岩瀬裕亮。デビューから3期目にA2級、そして続く4期目にはA1級に駆け上がった岩瀬は、すでにG2以上の特別戦で「7優出」と、後一歩で「記念タイトル」に手が届くレベルに成長を遂げている。

そして、自己最高勝率を記録した前々期(7.53)に続いて、前期も「7.31」と2期連続で高勝率をマークしている岩瀬の最大の武器は「スタート」で、過去1年間の平均STは「0.13」と優秀。勿論、単なる“S野郎”ではないことは言うまでもなく、「ターンスキル」も一級品だ。

その岩瀬、江戸川は2017年6月のG1戦(62周年記念)以来、約1年半ぶりの参戦だが、荒水面は全く苦にしないタイプで、潮回りが芳しくない当節においても心配は無用。当地での「初優出&初V」だけを目指して、気合十分で乗り込んで来るのは必至だ。

そして、G1ウィナー(2012年1月の芦屋新鋭王座)の松尾昂明も、一時はA1とA2級の往復が続いていたが、ここに来て2期連続で「7点勝率」をマークするなど好調で、G1を獲った当時の勢いが戻りつつある。

その松尾は小技よりも豪快な「速攻捲り」が身上で、典型的な“カマシ肌”の選手。それを裏付けているのはコース別のスタートタイミングで、過去1年間の記録では、1コースの平均STが「0.17」なのに対し、6コースは「0.12」と、外に行けば行くほどタイミングが速く「ダッシュ戦」を滅法得意にしている!

ただ、松尾にとって“大敵”と言えるのは「波水面」で、極端に水面が荒れると攻撃力が半減してしまう…。丁度1年前の前回戦(BR研究ファン感謝祭)では“当地初優出”を達成したものの、何とか静水面で戦いたいところだ。

山田祐也西野雄貴の“徳島コンビ”も楽しみな存在。まず、山田は一昨年に最優秀新人に選出された同支部期待の有望株。前記した松尾と同等の“ダッシュ力”を装備しており、質の高いスタートを連発してくる。現在のところ「記念の壁」を打ち破るには至っていないが、舞台が一般戦なら“攻撃力”は悠に上位クラスだ。

その山田は、今回が5回目となる当地参戦。正直なところ、水面は未攻略と言わざるを得ないが、昨年2月の「ルーキーシリーズ」では、序盤に“4連勝”と活躍してベスト12入りを果たしている。仮に伸び型の良機を引き当てるようだと、圧巻の“ピンラッシュ”でVロードをばく進する可能性を秘めている!

一方の西野雄は、2016年9月の「日本財団会長杯」以来、約2年半ぶりの江戸川参戦。彼もデビュー5期目でA2級に昇格するなど、山田に劣らぬ潜在能力の持ち主だが、一昨年2月の多摩川V戦で左腕を負傷。その怪我は重く、7ヶ月に及ぶ長期欠場を余儀なくされた…。

それでも、戦列復帰後は一歩一歩復調を遂げ、昨年3月の地元・鳴門で悲願の“初V”を達成すると、前期は自己最高勝率(6.52)を叩き出して、初のA1級昇格を確定させた。近況も鳴門の正月開催で優勝を飾るなど好調を維持しており、当節も水面にイチ早く適応できるようなら、活気溢れるレースでシリーズの“起爆剤”になってくるはずだ。

さらには、強気一辺倒の攻めを繰り出してくる新田泰章丸野一樹もスタンバイ。特に、新田は自身V3の内“2度”を「ダッシュ捲り」で勝っている自力型。鮮やかな攻撃を見せたかと思えば、思わぬ大敗もあるタイプでA1級になかなか定着できないが、コース不問で常に“一発”の魅力を秘めている。

その新田は1年半ぶりの当地戦だが、江戸川は自身「初優出」を飾った水面で、その時は6コースから“準V”と大健闘。優出はその一度のみだが、その後もコンスタントに賞典入りは果たしており、当節も新田らしい果敢なレースを期待したい。

丸野はスタートも速い方だが、どちらかと言えば「ターンスピード」で押しまくるタイプ。全速の「捲り」や「捲り差し」の切れ味は鋭く、直近の5期でA1級が4期と着実に地力を付けている。近況の当地戦では「F」や「転覆」など事故が続いているが、優出経験もあるだけに、水面に対する不安は一切ない。

埼玉支部の小山勉も2期連続のA1級と安定感を増している。最近は気っ風良く捲って行くシーンは減少した反面、いい意味でレースが枯れてきた印象。冷静に捌いて、手堅くポイントを重ねてくる印象だ。江戸川の水面に関しても、「回り足系」がある程度きていれば無難に乗りこなしてくる。

地元勢では、東京支部から唯一のA級として臨む村田修次に期待が懸かる。前期序盤は好調だったが、昨年8月・多摩川の「F」以降は成績が下降…。それに伴い、17期ぶりにA2級へ陥落してしまったが、近況は緩やかに復調。荒水面は歓迎とは言えぬクチだが、地の利を存分に生かしてV戦線に名乗りを挙げたいところだ!

再度、遠征勢に目を移すと、福岡支部の高倉和士はデビュー6年目となる今期が初のA1級。ようやく勝率「5点の壁」を打ち破っての昇格だが、典型的な「差しタイプ」。成績を見る限り「1着」で狙えるのはスロー枠の時で、ダッシュ戦においては「2着・3着」に絞って良さそう。あとは、4年ぶり2回目となる江戸川の水面を克服できるか、初日から注目していきたい。

同じ福岡勢では江崎一雄も参戦。今期はいきなり浜名湖・平和島で“2連続優出”を果たすと、その後はF休みに入ったが、レースぶりに加えてモーターの噴き具合も快調で、現在の調子は◎印が付けられる!

その江崎、当地ではあまりいいモーターを引いた試しがないが、良機の援護を得ると期待は膨らむ。波水面をやや苦手にしているものの、現在の勢いを持続できているなら、当シリーズの“台風の目”になっても何ら不思議ではない。

その他、古川健西野翔太田中辰彦の広島勢は、いずれも「年1回程度」の当地参戦だが、この3者では西野翔が今期A1ペースと好調。この西野翔も当地ではモーター抽選に“ツキ”がないが、良機を引き当てることができれば短期集中のショートシリーズとあってV圏に浮上してくるかも!?

最後に、大阪支部の竹本太樹石川吉鎬の2者は、ともに波水面を苦にしないのが強味。特に、3・4年前の江戸川は来れば「優出」と言っていいほど荒稼ぎしていた竹本は、調子の上下動が激しいタイプではあるものの、思い通りにモーターが仕上がると“快走”する可能性は十分。まずは初日の気配を念入りにチェックした上で、狙えるかどうかを見定めたい!

(※出場予定選手・データは、すべて1月12日現在のものです。)