４日目は全レースで板なし＋３周戦と機本来のパワーが垣間見えた一日に。得点日を連勝で終えた山口達がシリーズリーダー。前検日の感触を考えると見違えるほどに機力を引き出しており、伸び・出足と力強い仕上がり。当地参戦回数は今節を含めて２６回目となるが、この数字は地元・児島を除いて全２３場で１位タイ。「準地元」と言っても過言ではない水面でインから主導権を握る。

１１Ｒの１枠は岡村。４日目後半はチルトを１．５度には跳ね上げ、カドから強烈な伸びを披露し２着入線。直線中心に仕上がっており今節はスタートも的確。全５走中４回のトップＳ、平均Ｓはコンマ１１と勘もバッチリ。絶好枠での登場となるため、直線を多少犠牲にして出足系統に寄せる可能性もあるが、それでも上位級の足色で先制を決める。

地元勢では石渡（１２Ｒ３枠）・折下（１２Ｒ６枠）・加藤（１１Ｒ６枠）らが予選突破。石渡は直線も付き始めバランスがとれた出来、加藤は得点日に急激なパワーアップに成功。折下は道中接触があったが、本来の足色は出足中心に中上級とそれぞれの選手に可能性は十分にある。遠征勢を抑えて優勝戦に駒を進めたい。

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