新エンジン初卸の初日は７Ｒまで上げ潮・追い風の水面コンディションもあってかイン逃げが６本。しかし潮目が変わった８Ｒ以降は
加藤の逃げ１本のみと江戸川らしくなっていった。
メインカードの「江戸川選抜」も１号艇・石渡鉄が期待に応えたい処だったがその流れに逆らえず。ひとり０台のスタートで踏みこむも２号艇・馬場に懐を捌かれた。石渡鉄は道中猛追で最後まで勝ちへの姿勢を貫いたが、馬場も地元巧者らしく包んで躱して勝利。初日を上々のスタートとした。出足系に良い足色見せた馬場だが、２日目は大外１回走り（９Ｒ）。新エンジン・１６号に更なる馬力を備えて大外から駆け抜ける。

初日に旋回系で力ある気配を見せたのは高橋・廣瀬・小原。高橋は前半戦の転覆後にピストン交換を施して臨んだ後半で、道中かなり追上げ利く足に。廣瀬は回ってからの押し感強く、小原もパワーある内山にグイグイ迫る軽快な足見せた。
直線系ではカド一撃を決めた清水、伸び足軸に全体しっかりした印象の若林将。そして前検タイム一番時計の増田弘もＳ展から気配良好。本番でＳ決まらずも道中の伸びはかなり雰囲気あった。
「江戸川選抜」では４着だったが齊藤仁も好脚色。２日目メインの「予選特別選抜」（１２Ｒ）ではイン戦を託された。初走で結果以上の気配見せた齊藤仁ならばここはキッチリ逃げて白星手にする。

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