開催２日目は第２Ｒから安定板装着・第７Ｒからは周回短縮の２周戦で行われた。しかし、第９Ｒ以降は強風による水面状況悪化の為に中止・打ち切りとなった。
５日間開催・２準優制の今節は３日目で早くもセミファイナル進出への得点日を迎える。現状得点率トップで並ぶのは齋藤勇と馬場の２者だが、開幕戦の「逃げ」と２日目の「差し」で内枠連勝を決めた齋藤勇が勝ち星数で馬場を上回り首位。
短期の２準優制＆打ち切りによる出走数の減少で予選突破１２位のボーダーラインには８人がひしめき合い、誰が抜けてもおかしくない混沌とした状況。熾烈な予選最終日になることは必須だ。

馬場は「予選特別選抜」（１２Ｒ）の１号艇に座り逆転首位へ一層気持ちが入る。インカド２走（８Ｒ・４枠＆１２Ｒ・１枠）は若林将（８Ｒ）と永田（１２Ｒ）のどちらも出ている２人が難敵となるのは明白。２日目展示のみだった馬場だが変わらず良いスリット気配はあった。また水面状況が難しくなる確率は高いが、その足と潮風読むスタート力で１位通過へ駆け抜けるか。

その馬場に「江戸川選抜」で捌かれた石渡鉄は７．００で８人が並ぶ見込みのボーダーライン上に。予選ラストは３枠１走（１１Ｒ）で４着以下の取りこぼしは許されない状況。平凡な足色とジカ外に並び伸び足威力ある渡邉雄のカド受けで気の抜けない立ち位置ではあるが、「江戸川鉄兵」の誇りに懸けてまずは意地の予選突破を決める。

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