12月18日 (木)
第1回江戸の祭典

ホーム/総展望

第1回江戸の祭典 / 12月17日〜12月21日

節全体の展望・注目の選手

★激闘必至の荒波カーニバル!

 お馴染みの当地巧者達が新設タイトルに華を添える!




3940
飯 山    泰

4095
福 来    剛

3541
三 嶌  誠 司

4959
井 上  忠 政

4370
山 口  達 也

3874
山 本  寛 久


年末の江戸川で恒例タイトルとなっている「京葉賞」を次節に控える手前、何やらお祭りムード漂う新設レース「第1回 江戸の祭典」(5日間開催・2準優制)が12月17日より開幕する。お正月の「金盃」、お盆の「大江戸賞」、荒波巧者の勲章争う「江戸川番長決定戦」など名物企画の内一つとして今後仲間入りもありそうな同タイトル。その初開催は上げ基調の潮回りに加えて開催2日目以降は大潮、そこに冷たい北風吹き込むならばハード水面となる可能性も大。しかし新設タイトルに華を添えるべく集結するのは、江戸川らしさ溢れる水面も乗りこなすお馴染みの当地巧者達ばかりで見応えは増す。

まず地元勢から43優出の飯山泰と32優出の福来剛が共に9Vマークする水面実績でトップ。近況当地は前者が10月の「マスターズリーグ」で優出4着。後者が8月の「大江戸賞」でVと波乗りに疑いなし。両者に加えて機出し職人の渡邉雄朗、10月の「G2 634杯」で優出3着の成績収めた馬場剛。男女混合戦の当節は女子レーサー屈指の水面巧者・当地3Vの清水沙樹が登場、江戸川3割増しの石井裕美辺りも男子に負けじの波乗り披露へ。

遠征陣の主軸は当地通算勝率7点オーバーの三嶌誠司井上忠政。波巧者の層が厚い岡山支部から山口達也山本寛久が参戦でV争い激化。周年タイトル(45周年)含む水面20優出3Vの三嶌は当地で目下4節連続の優出中。井上は水面未制覇だが7点超えの来期適用勝率を残すナンバーワンのポテンシャル。8月のG3戦で当地3V目を挙げた山口は江戸川のみならず今年6Vと全国でタイトル乱獲。当地19優出4V実績の山本と岡山勢の強さ魅せる。

他注目株は出走数不足のA2級も地力は確固たるA1級・権藤俊光。当地は一般戦で2V、過去「G2 634杯」1号艇での優出歴(結果3着)もある実力者としてV戦線へ顔を出す。デビューから2つのVは江戸川の飛田江己、来期キャリアハイの適用勝率でA1再昇格の平田健之佑が近況当地で着獲り巧妙。集団Fの一人として散ったが「8代目江戸川番長決定戦」で優出し、波乗りに復調の兆し見せた「4代目江戸川番長」の是澤孝宏もシリーズ盛り上げる。


(※出場予定選手・データは全て12月11日時点)

開催日別 展望
12月18日(木)

2日目
★初日は万舟5本の江戸の祭典・連勝は櫻本!

終日安定板なしの3周戦と前検日同様落ち着いた水面となった初日。11Rまでイン1勝のみとイン受難な水面の中、「江戸川選抜」は地元の飯山がファンの期待に応える逃走劇を披露。コンマ02の快Sを決め、外の艇を封じつつ華麗な先マイで選抜を勝利し、ここ1走をモノにした。2日目は3・5枠と攻めが利く位置に。当地9Vの実績も活かし本日も活躍魅せる。

その飯山に先頭は許したものの、2着で入線したのが福来。選抜組の中ではやや直線劣勢に見えたが、出足系統は中堅十分。地の利と自身の調整力を発揮させ、早々に上積みを図りたい。

初日連勝決めたのは櫻本ただ一人。前半は展開捉える捲り差しを入れ、後半もトップスタートから間隙を縫って頭獲り。前節のルーキーシリーズで上向いた68号のパワーを遺憾なく発揮した。そんな櫻本は本日イン1走と気合が入る。他艇の攻めを許さぬ旋回で、存在感を大いにアピールだ。

初日は万舟5本と荒れに荒れた江戸川水面。「恵まれ」以外の決まり手が全て出現した難水面を攻略し、各々ポイントを稼ぐ。
12月17日(水)

初 日
★当地巧者集う新設レースが開幕!

新設レースの前検は波風穏やかな水面で行われた。エース機・69号は当地約4年7ヶ月ぶりとなる千葉が獲得。それに次ぐ40号は平田が格闘した。ともに班では目立つ動きではなかったが、スリット付近の勢いは良好。初日から是非注目したい。

12Rの「江戸川選抜」には内から飯山・三嶌・井上忠・山口・福来・飛田が乗艇。インに座る飯山は出足中心に出ている好機・49号をゲット。当地は今年2優出も実績も十分にあり、その活躍に期待したい。

初日選抜組の中で気配が抜けているのがその飯山と5枠に座る福来。福来は前節伸び型が当たった23号を味方に、若干ながら班でもリードする動きを見せた。

初日の気温は前節優勝戦気温7度と比べやや暖かくなる予定。いち早く気象条件に合わせる調整力と、波を乗りこなす二つの力が重要になって来るだろう。