2月24日 (土)

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3支部ガチ対決シリーズin江戸川・第16回スカパー!JLC杯 / 3月8日〜3月13日

節全体の展望・注目の選手

東京・群馬・三重の“3支部”による対抗戦!

V睨む地元の熊谷若林後藤桑原4強




3200
熊 谷  直 樹

4318
桑 原  将 光

4335
若 林    将

4460
後 藤  翔 之

4787
椎 名    豊

4066
東 本  勝 利


次回は、3月8日(木)に始まる「3支部ガチ対決シリーズ in 江戸川・第16回スカパー!JLC杯」の6日間シリーズ(2準優制)。なお、タイトルに銘打たれているように、当節は東京(15人)・群馬(16人)・三重(16人)の3支部限定、合計「47名」による対抗戦で、まずは準優(ベスト12)入りを懸けた予選の4日間において“ガチバトル”が繰り広げられる。

また、現在使われているモーター&ボートは、使用開始から「11ヶ月」が経過して、今シリーズを含め残り2節で「新機」・「新艇」に切り替わる。よって、まずはSクラスの“Wエース機”として君臨し続けている「26号機」と「64号機」を手にすることが“優勝”への近道になってくる。

さて、まず地元「東京支部」のA1級では、つい先日の「G1関東地区選手権」に出場した熊谷直樹桑原将光後藤翔之とともに、若林将の計「4名」が参戦を予定しているが、いずれも地元指折りの“江戸川巧者”で、遠征勢をドンと迎え撃つ!

特に、当地G1戦「V3」の実績を誇る熊谷は、今期の適用勝率が「7.00」と各地で衰え知らずの活気溢れるレースを見せており、スピード負けするシーンは極めて少ない。余程の低調機さえ引かぬ限り、ここも“大将格”として地元勢をグイグイ牽引して、2014年11月の「匠シリーズ」以来となる“当地V”を目指す。

その熊谷も、前回の「地区戦」では整備と調整に奔走して予選落ちに終わったが、それ以上に苦戦を強いられたのは桑原と後藤の2者。中でも、念願叶ってA1級に上り詰めた桑原は今期絶不調…。一般戦でも精彩を欠く節が多く、勝率を大きく落としている。“江戸川3割増し”を公言する桑原にとって、当地一般戦で浮上のきっかけを掴みたいところだ。

一方の後藤も、決して好調とは言えぬ近況だが、さすがに一般戦を走れば好走率は高い。ただ、当地では今年走った2戦(新春金盃と地区戦)において立て続けに低調機を引いているだけに、そろそろ好モーターをゲットして、本来のパワフルなレースを見せて欲しいところだ。

残る若林だが、地区戦は「F休み」と重なって出場が叶わなかったため、ここは気合十分で臨むはず。昨年は当地の特別戦で2優出(62周年&江戸川634杯)と奮闘した通り、地元選手の中でも参戦機会が多い当地の信頼度は高い。理想の「伸び型」に仕上がれば“ピンラッシュ”も十分だろう!

現在はA2級に落ちている一瀬明も、今期は「7点ペース」と完全復調。豪快捲りに鋭敏差しと、攻撃のバリエーションは幅広くその質も高い。参戦機会はあまり多くない当地だが、近4節で「4優出&2V」と戦績は文句なく、しかも、その4節で計「32走」して4着以下に敗れたのは僅かに「1度」と舟券への貢献度は絶大。あっさり「V」を勝ち獲っても何ら驚けぬ存在だ。

さらには、関東地区の「トップルーキー」を卒業した三浦敬太今泉友吾に、2年連続で江戸川の「フレッシュルーキー」に選出されている渡邉雄朗の3人も、V戦線に食い込んでくる可能性は十分だ。

この中では、今期(昨年11月1日〜)の勝率が「6.73」と絶好調で、自身初のA1級へ向かって邁進している三浦をイチ推ししたい。昨年7月の鳴門で“初V”を飾ったが、その後もコンスタントに優出を重ねている。“S速攻”の決め手にも磨きが掛かり、“地元初V”へ機は熟している。

群馬支部の現A1級は、柴田光菊池峰晴椎名豊の3人。この中で、最も江戸川実績があるのは通算「5優出&1V」の柴田だが、今期は年明けからリズムが落ちている。勝率を稼ぎたい一節ではあるが、事故点が高い関係で無理なスタート勝負はできぬ身のため、捌き勝負を余儀なくされる。

一方、粘り強い「連下型」の菊池と、関東地区の「トップルーキー」として売り出し中の椎名は、水面実績が皆無に近い。ただ、大敗も多かったが、直近の地区選で平凡機ながら「3勝」を挙げた椎名は伸びシロがある。時計が見え出すとビシビシ“鋭発”を連打する「スタート野郎」で、伸び型の良機を掴むようだと、より一層期待は膨らむ!

そして、群馬勢では、すでに名前を挙げたA1級の3者より、当地常連かつ“ドル箱”の橋本久和が「V」の二文字に最も近い存在。通算で「29優出&4V」の江戸川は、昨年も4節走って「3優出」と抜群の安定感を誇る。以前より「差し」が増加傾向にあるとは言え、橋本の真骨頂は豪快な「捲り」で、攻めの姿勢を貫いてベスト6入りを目指す。

三重支部から参戦するA1級は東本勝利星野太郎の2者だが、ともに当地でV経験があり、水面相性はいい部類に入る。

まず東本は“剛”の走法で、どのレース場でも基本的に「伸び」を求めて行く。得意の「捲り」は破壊力満点だし、道中戦においても「全速ターン」を連発する。なお、先月の「東海地区戦」で「F」を付けてしまったが、一般戦が舞台なら、持ち前のスピードターンで十分補える。

東本とは対照的に、星野は“柔”のレース運びで「回り足系」の仕上がりがキーポイントになる。なお、2期前にB1級陥落を経験するなど、やや調子の波が激しく、「快走」と「凡走」が表裏一体のタイプだが、今期は若松と蒲郡で「2V」を挙げるなど調子自体は良い。よって、序盤戦で波に乗れるようだと一躍、V候補に名乗りを挙げるシーンも十分だろう。

東本・星野以外の三重勢では、中嶋健一郎松尾拓の両者にも注目したい。通算「5V」の内「3度」を“ダッシュ戦”で挙げている中嶋は、当地でも2016年9月(日本財団会長杯)に「4カド捲り」で優勝を飾っている。「直線」を求める調整が得意で、首尾良く「伸び型」のモーターを掴むと“台風の目”になり得る。

そして、双子レーサー(兄は112期の充)の松尾は、デビュー2期目でA2級に特進した有望株で、現在は東海地区の「トップルーキー」に選出されている。最大の持ち味は「スピードターン」で、波水面を苦にしていた印象が強いが、今年1月の「夕刊フジ杯」では“別人”とも思える乗りっぷりで好走した。今期は初のA1昇格へ順調な歩みを見せているし、前回戦の経験則を糧として、虎視眈々とベスト6入りを狙う!

(※出場予定選手・データは、すべて2月23日現在。)