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新小岩ホルモン平田杯

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地元記者による本日の勝負レース

08月06日7R
14:00
  • 1渡部   悟
  • 2横井  健太
  • 3大澤  風葵
  • 4田村  美和
  • 5佐藤 ほのか
  • 6山崎  義明

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2日目後半から2連勝中の渡部。「出足・乗り心地が良くなってきましたね」とレース向きの舟足を引き出してきた。Sも安定しているし、逃げて後半戦に弾みを付ける!大外でも水面熟知の山崎、足上向いた大澤が相手。

買い目

前日予想PDF・出走表PDF

レース展望

3日目 レース展望

川尻・山崎・柳沢がオール2連対を継続!
昨日の2日目も、初日と同様に南寄りのホーム「追い風」が吹いた。ちなみに、風速が時間帯によっては「10m/s」を超えた初日ほど強い風は吹かなかったが、順目の「上げ潮」から逆目の「下げ潮」へ変化してポチャ波が立った11R以降は、安定板が装着された。

なお、本日の3日目も「追い風」が卓越する見込みだが、昨日よりさらに風は穏やかになりそう。加えて、全レースが順目の「上げ潮」のため、好コンディションでのレースを期待して良さそうだ。

さて、2日目を終えて「オール2連対」をキープしているのは、川尻泰輔・山崎義明・柳沢一の計3者。中でも、大きなアドバンテージを得たのは、ダッシュ枠(4~6号艇)で「1着・2着・1着」と快走中の川尻だが、ここまでは「展開の利」を生かしている印象が強く、言わば「他力」のレースでポイントを積み重ねている。

川尻自身も「自力で(着を)獲れている訳ではないし、『ヨッシャ』と言う感じではない。足は中堅で、大敗してもおかしくはないパワーだと思う」と、冷静に中堅級の相棒(25号機)を評していた。よって、スロー枠(2R2枠&11R3枠)から戦う本日は「試金石」になってくるが、特に「激戦ムード」の後半戦は、誤魔化しが利かぬ一番になってきそうだ。

また、柳沢(8R2枠&12R5枠)も「乗り心地は良かった」と言うものの、「横に流れているし、回った後の立ち上がりが良くないですね」と、機力レベルはごく平均的。

対して、山崎(12R4枠※1回乗り)は「回ってからの抜けが良くなったし、Sも全て勘どおりに行けていますよ!」とOKサインで、前節Vの山田哲也が仕上げた「64号機」にアレンジを加えて、高次元の「実戦足」を引き出してきた!

そして、「極上レベル」のパワーを誇るのは、内野省一&内山峻輔の2人。さらには、昨日のダッシュ戦(4枠&6枠)で「1着・2着」と躍進を遂げた権藤俊光(11R1枠※1回乗り)も足色は良好だ!

なお、内野(5R6枠&11R4枠)と内山(2R1枠&10R4枠)の「伸び足」は、まさに「異次元」のレベルで、質の良い「全速S」を決めることができれば、スリット後は弾かれたように伸びて行く。ちなみに、この両者はともに本日の後半が「4カド」からの戦い。従って、足の特性が最も生かせるポジションで「捲り一発」も十分にあり得そうだ!

その他では、初日「連勝」の河合三弘と、小川知行・星栄爾の計3者も、モーターの仕上がりは良い。まず、河合は「握り込み・行き足の部分が上手く合わないんですよ…」と課題を口にしていたが、本日は握り込みが比較的重要ではない外枠戦(5R5枠&10R6枠)。実際のところ「レース足」は相当良いだけに、的確な走りで手堅くまとめてきそうだ。

対する小川(2R3枠※1回乗り)と星(7R2枠&12R3枠)は、ともに「中間速近辺」が力強い。特に、昨日のイン戦(10R)をキッチリ物にした星は、本日もスロー枠からの2走。自身が課題に挙げていた「乗り心地」の部分を改善することができれば、前後半ともに好勝負は必至だ!

また、初日の「選抜戦」を制した杉山正樹(9R3枠※1回乗り)も、ここまで「1着・3着・1着」と順調な航跡だし、選抜戦4着の谷野錬志(11R5枠※1回乗り)も昨日は「2着・2着」とポイントアップに成功。ただ、この両者の「機力レベル」は決して高くなく、「上位機」とは差がある感じ。

実際、昨日の後半レース(※逃げで1着)を終えた杉山に話を聞いたところ、「今(昨12R)の感触は凄く悪かった。起こしてからの進みが良くない…」とのこと。それでも、前半戦の後に「ピストン交換で出足・乗り味は良くなりましたね」とも話していた杉山。相棒(63号機)の素性は一息で今後も楽観視できぬが、引き続き「当地巧者」らしい乗りっぷりの良さでまとめてくるか注目だ。

そして、今節精彩を欠いている中嶋健一郎(3着・6着・3着)と堤昇(6着・1着・5着)の両者にとって、本日は「一日早い」勝負駆けになってくる。

「回転を止め過ぎですね。ターンして止まっていた…」と反省していた中嶋は「伸び重視」の調整が裏目に。タッグを組む「40号機」の特長は「出足系」とあって、本日の1枠戦(12R※1回乗り)は、ガラっと調整を変えて「1着」だけを目指したい。

堤は「初日の後半は良いターンができたし、足は悪くないと思う」と前を向いた。実際のところ、ここまで2度の大敗は外枠で「展開」に恵まれなかっただけ。足の気配は良く、本日は手慣れたスロー枠からの2走(3R3枠&10R2枠)で巻き返しに出る!

2日目 レース展望

当地ドル箱の河合三弘が連勝スタート!
昨日の初日は、一日を通して強めの南風(追い風)が吹き抜けた。そのため、順目の「上げ潮」が止まって急速に水面が波立ち始めた8R以降は、安定板を装着した上で周回も2周に短縮してレースが行われた。

その初日は「5勝」だった1号艇よりも、計「6勝」の中枠勢(3・4号艇)が主導権を握った。また、決まり手は、強い追い風の影響で「差し系」+「抜き」が半数の6本。高温の影響もあって「機力差」が大きく、足の裏付けのないイン艇は苦戦を強いられた…。

さて、昨日注目された初日メインの「江戸川選抜戦」は、6号艇で出場予定だった小池修平が前半戦(昨7R)で転覆・負傷して無念の途中帰郷。そのため「5艇立て」で実施されたが、波高「35cm/s」という過酷な条件下において、4カド発進の杉山正樹が豪快な「絞り捲り」を炸裂させて快勝した!

後続は、インで小回りした柳沢一が2着。その一方で、杉山に絞り込まれた谷野錬志(3枠)・権藤俊光(2枠)の両者は水煙に沈み、5コースからの「遅れ差し」で浮上した中嶋健一郎が3着に入線した。

まず、選抜戦を制した杉山は、レースを終えると「捲れたのはたまたま。出足も伸びも合ってないし、今節は時間が掛かりそうですよ…」と苦笑い。実際のところ、その選抜戦は完全な「S勝ち」で、タッグを組む「63号機」の素性は一息。よって、静水面で着実に結果を残すためには、足の上積みが必要だ。(※本日は8R5枠&12R1枠の2走。)

また、選抜戦2着の柳沢(本日10R6枠※1回乗り)は、初戦(昨8R)を「2M逆転」で制して初日は2連対。しかし、本人は「ターン出口の加速感がなくて、離される感じがする」と、こちらもまだ調整途上。最低限、捌ける状態には映るが、今後を見据えると調整の手を緩めることはできない。

一方、権藤(4R4枠&9R6枠)と中嶋(7R2枠&12R6枠)の2者は、荒水面の中でも「伸び足」に手応えを得ていた。「選抜は(2枠で)助走距離が足りなかった。2日目の前半は4カドですし、伸び加減を確認したいです」と話していたのは権藤で、直前気配と「展示タイム」は要チェックだ。

対する予選組では、河合三弘が「連勝発進」を決めた他、川尻泰輔も初日の2走を「1着・2着」にまとめて「2連対」で滑り出している。中でも、河合が「足は意外といい。板が着くと重いけど、バランスが取れていますね!」と、早くも調整に正解を出した様子。その河合にとって、当地は「ドル箱水面」で、本日のカド戦(10R4枠※1回乗り)も好勝負は必至だ!

川尻の方は「荒水面で掴めていないけど、中堅はありそう」と、こちらは控え目な機力評価。確かに、機が出ている感じはしないものの、彼も「波乗りテク」は抜群。しかも、初日のダッシュ2走(4枠&6枠)で結果を出したことで、今節は大きなアドバンテージを得た!(※本日は9R5枠の1回乗り。)

その他で、初日の機力気配が「ピカイチ」だったのは、昨2走を「3着・1着」とまとめた内山峻輔に加えて、小川知行と内野省一の計3者だ。

この中では、内山(8R6枠※1回乗り)と内野(6R3枠※1回乗り)の「伸び系統」が強力。まず、「10号機」が相棒の内野は潜在パワーを存分に引き出しているし、内山も「初日はSを放ってしまったけど、全速なら捲れそうな雰囲気がありますね!」と気合十分。江戸川の「フレッシュルーキー」である内山は、今節がF休み明け緒戦だが、それでも奮闘を誓っていた。

残る小川は「前検は伸びが良かったけど、レースに行ったら回った後の足がいい感じでした」とのことで、足が一段階手前にシフトした感じだが、見た目には「スリット気配」も素晴らしかった。本日はイン&カド戦(3R1枠&7R4枠)で、質の高いSが行けるとズバリ「連勝」まで狙えそうだ!

さらに、初日の2走を「3着・2着」と堅実にまとめた佐藤大介(11R5枠※1回乗り)の他、イン戦でキッチリ「1着」を獲った山崎義明(5R5枠&11R2枠)の「ターン気配」も良好。ともに無類の「江戸川巧者」で、当地の走り方を知り尽くしているだけに、今後も着実にポイントを積み重ねてきそうだ。

最後に、女子では、2連対率が「15.0%」しかない「70号機」とタッグを組む大豆生田蒼(1R4枠&8R1枠)の足色がソコソコ良かった。本人も「道中でコケそうになったけど、冷静に回ればしっかりターンできるし、直線も普通はありますよ」と笑顔。よって、実力も確かな彼女の頑張りにも期待で、本日も持ち前の「しぶとさ」を発揮して欲しいところだ。

初 日 レース展望

近況絶好調の小池修平が快速機をゲット!
今節は「新小岩ホルモン平田杯」の男女混合による6日間シリーズ(2準優制)。なお、昨日の前検日は「追い風」と逆目の「下げ潮」が対峙したもののポチャ波が立つ程度の水面で、通常どおりに「タイム計測」+「S練習」が実施された。

そして、本日の初日も、一日を通して夏場特有の南風(追い風)が卓越する見込み。それに対して、潮回りも順目の「上げ」基調となっているが、逆目の「下げ潮」の時間帯に当たる後半戦(9R以降)も潮位差が小さいため、波の出る可能性は低そうだ。

さて、今節は地元勢が手薄で、初日12Rの「江戸川選抜戦」は「東海地区VS大阪支部」によるメインカードとなったが、その一戦の1号艇を託されたのはSGタイトルホルダーの柳沢一(※前半は8R4枠)。しかし、本人は「足は普通かな。体感的に回転の上がりが重かったです」と、前検ジャッジは「合格点」が付けられる気配ではなかった。

その柳沢が手にした「11号機」は、前節に使用した井上一輝が「不完走失格」の末、負傷帰郷の憂き目に遭っている。その際、激しく他艇と接触したため、まずは初戦(8R)における「直前気配」を念入りにチェックしておきたいところだ。

一方、他の選抜メンバーで「上位クラス」にランクするモーターを手にしたのは、権藤俊光(2枠※1回乗り)・中嶋健一郎(5枠※1回乗り)・小池修平(6枠※前半は7R3枠)の計3者。特に、2連対率トップ(60.0%)の「27号機」を引き当てた小池は、大きなアドバンテージを得た!

その小池は、前走地の三国で今年「3回目」の優勝。しかも、直近は「4連続優出&2V」と完全に「確変モード」に突入している。前検日の時点で早くも「回り足系統」の良さを実感していたし、今節も有力な「シリーズリーダー候補」と言えるだろう。

そして、権藤と中嶋は、ともに「伸び足重視」の姿勢を打ち出している。ただ、初日が2枠戦の権藤は「マイルド」な調整で挑む可能性が高そう。対して、5枠戦の中嶋は、権藤よりも「直線気配」が良く映った。よって、水面コンディションにもよるが、極限まで伸びを追求して「一発」を狙ってくるはずだ。

残る選抜組の谷野錬志(3枠)と杉山正樹(4枠)の2人(※ともに1回乗り)は、中堅に届くかどうかのモーターを引いている…。いずれも深刻な動きではなかったものの、今回は「調整力」+「整備力」が問われる6日間になってきそうだ。

予選組では、まず当地通算「8V」の山崎義明が、前節のV機(操者:山田哲也)を獲得している。その「64号機」は近況の動きがパッとしなかったが、山田の「調整手腕」によって「出足」+「回り足」が引き出された。初戦(10R1枠※1回乗り)は「確勝」を期すイン戦だが、2日目以降に備えて、舟足の雰囲気をしっかりと確認しておきたい。

また、昨日の「S練習」で強烈に伸びていたのは、小川知行(10R2枠※1回乗り)&内山峻輔(3R5枠&7R2枠)の両者。まず、3班の練習で弾け飛んだのは小川で、同班の柳沢も「小川さんが抜けていた。一人だけ出て行き方が違っていました」と驚きの表情。実際のところ、小川の相棒はエース級の「57号機」とあって、節間を通して面白い存在になってきそうだ!

対する内山も「ペラが伸び型ですけど、実際に伸びていましたね」と笑顔。同じ7班の黒野元基は完全に置いて行かれていたし、前操者の岩瀬裕亮は2走目に「+0.05以上のF」を犯したが、その岩瀬が施した同期・佐藤大佑(=伸び型のスペシャリスト)直伝の調整が嵌っているのかも。なお、内山自身は「F2休み明け」で今節は「S」が課題だが、ある程度のスタートが行けるようだと、初日から「穴候補」になってくる!

さらに、伏兵級の永井亮次・内野省一・倉田茂将・上原崚・齋藤勇らも「上位機」を引き当てている。中では、内野(4R2枠&10R5枠)と上原(2R4枠※1回乗り)の2者は、先に触れた小川・内山ほどではないものの、「伸び気配」が目立っていた。特に、今期は少々点数を落としている内野としては、得意水面で「勝率アップ」へ気合が入ることだろう。

最後に、計「8名」が参戦してきた女子選手では、新人の佐藤ほのかが最高クラスの「36号機」をゲット。本人も「特訓の足は良かった気がします。水神祭したいですね!」と、待望のデビュー初勝利へ向けて熱く燃えている。(※初日は1R6枠&5R5枠の2走。)

さらに、同じ地元の石井裕美も、前節準V(操者:金子萌)の「49号機」を手にして、「試運転の感じは悪くない。久々に良い機を引けたかも!」と満面の笑みを浮かべていた。ちなみに、同機は「出足系」が万全の状態に仕上がっていたし、初日の2枠戦(6R※1回乗り)は好勝負必至だ!

総展望

新小岩ホルモン平田杯

更新日:2021/08/02 09:58:16

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:柳 沢    一4074柳沢一
  • 選手名:杉 山  正 樹4084杉山正樹
  • 選手名:小 池  修 平4907小池修平
  • 選手名:佐 藤  大 介3813佐藤大介
  • 選手名:権 藤  俊 光4832権藤俊光
  • 選手名:谷 野  錬 志4342谷野錬志

柳沢杉山佐藤大という愛知の当地巧者が集結!

2代目番長の小池権藤の大阪両者にも注目だ!

※更新情報8/1(日)…板橋侑我選手(4933・静岡)は事前欠場となりました。

※更新情報7/31(土)…木下翔太選手(4659・大阪)は事前欠場となりました。

※更新情報7/30(金)…藤山雅弘選手(4578・大阪)は事前欠場となりました。

次回は、8月3日(火)に初日を迎える「新小岩ホルモン平田杯」の6日間開催(2準優制)。なお、夏本番を迎えた前節あたりから、夏場特有の南風(ホーム追い風)が一気に強まってきた。ただ、当節の潮回りは(順目の)「上げ潮」主体のため、水面コンディションが極端に悪くなる心配はなさそうだ。

さて、今シリーズは「男女混合戦」で争われ「8名」の女子レーサーも参戦。その一方で、計「11名」の男子A1級がエントリーしているが、その全員が遠征勢。特に、柳沢一杉山正樹佐藤大介を擁する愛知支部勢は、3者ともに抜群の水面実績を誇る「江戸川巧者」だ!

中でも、SGタイトル(2019年6月の多摩川グランドチャンピオン)を持つ柳沢の実力はやはり一枚上。スタートが安定して速く、攻め手も多彩。初のビッグ奪取以後は、特別タイトルに手が届いていないが、今年は3月の浜名湖・三国に続いて、4月の大村と計3回の「G1戦優出」を達成しており、一般戦も含めコンスタントに活躍している。

その柳沢は、当地でG1Vを含めて、通算で「11優出&4V」の実績を残している。直近に関しても、2節前(昨年9月の報知新聞社杯)に優勝。また、前回戦(今年1月の65周年記念)でも優出(3着)と安定して好走している。当シリーズも「格上の走り」を披露して、優出までは一直線に突き進むはずだ!

続いて、杉山は「江戸川常連」の一人で、当節が今年「3回目」となる当地参戦。通算でも「11優出&3V」と稼いでいる水面だが、近況は一昨年暮れの「京葉賞」以来、優出から遠ざかっている。妥協することなく、常に「チャレンジ」する杉山だが「伸び型」に拘り過ぎた節は結果が今ひとつ。無論、タッグを組むモーター如何では、強烈な「伸び足」を引き出してくる可能性もあるが、冷静に妥協点を見い出すことができれば、ここも好勝負は確約だ。

佐藤は「昔ほど波は乗れなくなった」と言いつつも、愛知支部では今もトップクラスの「波乗り手腕」を誇る。当地も通算「16優出&4V」と実績は申し分なく、地元選手並に「江戸川の走り方」を心得ている。ちなみに、佐藤は「コーナー勝負」の比重が高く、生命線になってくるのは「回り足」+「操作性」の部分。その2点を装備していれば、当節もしぶとく捌いて堅い着を並べてくるはずだ。

そして、大阪支部からは木下翔太小池修平藤山雅弘権藤俊光という勢い十分の4選手が乗り込んで来る。その中でも、G2以上の特別戦で計「18優出」をマークしている木下が「大将格」を務める。「剛」と「柔」をバランス良く兼ね備えた「旋回能力」は一級品で、未だに「無冠」なのが不思議なほどだ。

その木下、当地は現在「4連続優出中」で、V戦1号艇を掴んだ前回戦(昨年11月のまねきの湯カップ)では「江戸川初制覇」を成し遂げているが、その前回は(強風高波浪のため)4日間開催が3日間へ短縮されたため、V戦を含めてトータルで4走しかしていない。よって、当シリーズは改めて実力を誇示したいところ。フルタイムで走り抜いた上で「当地連覇」を目指したい!

そして、一昨年の12月に第2代の「江戸川番長」を襲名した小池は、翌年5月の「日刊スポーツ杯」でもベスト6入り。さらに、ワースト級のモーターを引いた今年1月のG1戦(65周年記念)では、目一杯の整備で機を立て直して、得点率18位で準優入りと、番長の名に恥じない熱い走りで好走を続けている。

その小池は、昨年と今年で一気にパワーアップした印象。今期(※2021年後期)の適用勝率は自己最高の「6.86」と優秀で、級別の新期(5月1日以降)を迎えて以降も、現在6節を消化して「5優出&1V」と目覚ましい活躍を見せている。よって、力強さを増した江戸川番長が、シリーズリーダーとして突き進む可能性も十分にありそうだ。

強烈な「スピードターン」が武器の藤山も、当地は通算「6優出」と好相性。前回戦(6月のスポーツニッポン杯)も予選2位通過で「準V」と、節間を通して安定感十分の走りを見せた。なお、「捲り」が主戦法の藤山は、自力ポジションの「3&5コース」時により舟券的な妙味がある。「伸び型」と「出足型」のどちらにも対処可能だが、伸びの仕上がりが良いと「当地初V」まで狙えるはずだ。

「全速フルターン」の藤山に対し、「差し」を得意にしているのは権藤だが、「29回目」の決勝進出だった2節前の下関で悲願の「初V」を飾った。過去に計10個の「銀メダル」を積み重ねてきたが、自身3回目のV戦ポールポジションでの美酒。当地は前回戦(5月のJPF杯)が「初優出」だったが、4カドから「チルト1.5度」で勝負を懸けたものの、惜しくも「準V」。それでも、ついに「勝利の味」を知った権藤は、余勢を駆って「当地初V」を目指したい。

愛知・大阪の両支部に続くのは、谷野錬志板橋侑我堤昇のA1級3者に、地力十分の星栄爾を加えた静岡支部勢だ。

出場選手中、今期勝率がトップの谷野(7.11)は典型的な「速攻肌」で、「行き足系」の仕上がりが良い時は無類の強さを発揮する。以前に「江戸川は良い時と悪い時の差が大きい」と話していたが、最近は低調機を引いても、それなりに凌げている感じ。近況のリズムも良いだけに、良機を引ければ当然V戦線に名乗りを上げるはずだ!

また、「スピードターン」で押す板橋と、経験に裏打ちされた柔軟な「捌き」で着をまとめる堤の2者よりも、A1級復帰へ着実に勝率を稼いでいる星の方が今期は好調。なお、谷野以上に「直線的」な攻めを身上としている星は、機が出て勢い付くと痛快な「捲り」を連発するタイプで、ぜひとも「伸び型」の好モーターを引き当てたいところ。

そして、A1級は不在だが、山崎義明白井友晴川尻泰輔が参戦してくる埼玉支部勢は、いずれも江戸川の水面を得意にしている。特に、当地で「8V」と勝ちまくっている山崎は、過去3年間の当地勝率が「6.79」と高く、前々回(3月の日刊ゲンダイ杯)には、好展開を逃すことなく「捲り差し」で優勝を飾っている。

その山崎は熟練の捌きに加えて、若々しく捲って行くレースも健在。さらに「機出し」の面でも一切妥協はなく、常に一段階上の機力レベルを目指して熱心に「整備」+「調整」に励んでくる。今期は「A1ペース」と巻き返しに転じているだけに、機がバシッと仕上がれば高い確率で舟券に貢献して、上位戦を沸かせる存在になってくる。

白井は、現在のところ当地で「3連続優出中」と無類の安定感を誇るが、通算でも「3V」をマークしており、若手時代から江戸川の水面を「ドル箱」にしてきた。自身は「伸び型」の調整が上手いタイプだが、モーターの特性に応じて、「回り足重視」で臨むこともある。従って、良機の援護を得ると予選突破は勿論のこと、6強入りまで十分に可能だ。

そして、川尻の「波乗りテク」もハイレベル。潮流と風が対峙して生じる当地特有の「うねり」も、剛腕を駆使して力強く乗りこなしてくる。かつ、静水面での攻めっぷりも豪快な川尻だが、弱点を挙げれば「機出し」の部分。特に、当地ではモーター抽選運に恵まれないことが多く、「乗りっぷり一本」で凌いでいる印象が強い。そのため、そろそろバシッと良機を引き当てたいところで、機が出れば「主力級」とも互角の勝負を期待していい。

さらに、愛知勢では河合三弘黒野元基の2者も楽しみな存在。河合は言わずと知れた「江戸川巧者」で、当地は「3割増し」と言えるほどの水面巧者。一方の黒野は今期こそA2級だが、すでにA1経験もある若手有望株の一人。ソツなく捌けるタイプで、展開をしっかり読んでくる。ただ、波はあまり得意ではなく、水面が極端に荒れると減点材料になってくる…。

最後に「8名」が参戦する女子では、前回戦(6月のG3江戸川女王決定戦)でベスト6入りを果たした松瀬弘美が、女子の中では最も「波乗り」が達者。ベテランの域に入っても気っ風の良い攻めが身上で、良機の後ろ盾を得れば、男子相手でも「捲り一発」の魅力を秘める。

さらに、今期好ペースの清埜翔子大豆生田蒼の「111期コンビ」にも注目しておきたい。清埜は競るとやや淡泊な反面、S力を生かした「逃げ」と「捲り」で1着が獲れるタイプ。対照的に大豆生田は典型的な「差し屋」で、男女混合戦においても、展開を突くレースで波乱を呼ぶタイプだ。戦法こそ好対照なこの両者だが、ともに「穴候補」としてマークしておきたい!

(※出場予定選手・データは、すべて7月24日現在。)