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GI江戸川大賞 開設65周年記念

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地元記者による本日の勝負レース

01月22日10R
14:58
  • 1若林   将
  • 2永井  彪也
  • 3大上  卓人
  • 4秋山  直之
  • 5前沢  丈史
  • 6上田  龍星

コメント

4日目は気配を落とした若林だったが、「出足・回り足は悪くなかったですよ」と、準優戦は3日目までの良い状態に戻っていた。ここは大上の攻めを許さず、一気の速攻を決める!相手はその大上と、差す永井彪の2者。

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前日予想PDF・出走表PDF

レース展望

最終日 レース展望

豪華メンバーによるV戦の1枠は西山貴浩!
セミファイナルの準優戦戦が行われた昨日の5日目は、一日を通して風速「3m/s」以下という好コンディションの下でレースが行われた。

その5日目は、1号艇が「9勝」&「2着2本」の計11連対という「イン天国」になったばかりか、インが勝てなかった3つのレースも2号艇が1着。結果的にスロー勢がバシッと仕掛けるシーンが多く、予選の2日目に続き、全レースで内枠勢が勝利を挙げた。

そして迎える本日の最終日は、終日緩やかなホーム「向かい風」の予報。対する潮回りも、ほぼ全レースが順目の「下げ潮」のため、昨日に引き続き、絶好水面にてラストバトルが実施されそうだ。

さて、昨日注目された「準優3番勝負」は、平尾崇典・石渡鉄兵・西山貴浩の1枠勢全員がインから逃げ切って1着。その結果、予選1位通過の西山がV戦のポールポジションを手に入れた!

その準優を振り返ってみると、まず【10R】はインの平尾が機力に物を言わせての押し切り勝ち。2コース差しから順走した瓜生正義は、2Mで最内を差した坪井康晴(6枠)を捌くと、続く2周1Mで内々を突いた荒井輝年(4枠)も的確な「抱きマイ」で交わして2着を守った。

続く【11R】は、トップSを決めた石渡が先マイから後続をぶっ千切る圧勝劇。なお、片岡雅裕(2枠)・柳沢一(3枠)・永井源(5枠)に大上卓人(4枠)まで絡んだ「2着争い」は熾烈を極めたが、2周2Mで永井の内をすくった柳沢が競り勝って2着に入線した。

そしてオーラスの【12R】は、インから「0.04」の強Sをぶち込んだ西山が、「全速捲り」で攻めた濱野谷憲吾(3枠)を張っての逃げ切り勝ち。一方の後続争いは、最終的に君島秀三(4枠)と濱野谷の2者に絞られたが、最終2Mで君島がまさかのターン漏れ…。そこを逃さず差した濱野谷が2着で、ラストの優出切符を掴んだ。

その結果、「65周年記念」の優勝戦は(枠番順に)西山貴浩・石渡鉄兵・平尾崇典・瓜生正義・濱野谷憲吾・柳沢一の並びとなり、優出メンバー6選手の内、4名が「SGウィナー」という豪華決戦となった!

まず、準優戦を痺れる鋭発から逃げ切った西山だが、「Sは行く気で行きましたよ。体を起こしたけど、レバーは緩めなかった」と、ここ一番で「クソ度胸」を見せた。今回以上に痺れる年末の「グランプリ」を経てメンタルが数段強化されたことが、予選1位からの準優戦1枠での戦いに生きた!

その西山、モーターの方も「出足関係」は万全の状態に仕上がっている。「V戦も伸び屋さん(平尾)がいるし、Sでハナを切りたい。自信はあります!」と覚悟を決めている。「同期の池永(太)君が3連続優勝してるので、自分は一度で10節分優勝して格の違いを見せ付けますよ!」と凄い意気込みで、先マイは絶対に譲らぬ構えだ!

そして、スロー枠には、石渡&平尾という無類の「江戸川巧者」が収まった。「V戦に入っても足はヒケを取りませんね」と言う石渡の気配は上昇一途。「江戸川のG1だし、何とかしたいですね!」と静かに闘志を燃やす石渡は、恐らく「差し勝負」になるが、西山が1Mで慌てるようだとチャンスはある。

一方、自らは明言していないが、平尾の「伸び足」は文句なしの「節イチ」だ。全速のSなら間違いなく出て行くし、インの西山も、平尾の「捲り」を最も警戒している。3枠なら「真っ向勝負」しかないが、理想は「4カド」だったかも…。スロー発進だと、質の高い「最高のS」を決める必要があるだろう。

対するダッシュ勢では、瓜生・柳沢の2者は、正味のモーターパワーが少し見劣る印象。よって、大外の柳沢はさすがに厳しい戦いを強いられそうだが、瓜生は平尾を「マーク」できる4カド戦。準優戦では最高級の「ハンドル捌き」を披露しており、間違いなく「操作性」はきている。展開が嵌れば好勝負可能だ。

最後に「一発候補」を挙げれば、地元が誇る「江戸川2トップ」の一角である濱野谷だろう。「全速捲り」に出た準優戦は、西山にガッチリと受け止められてしまったが、濱野谷自身は「回ってなかったけど、伸びは平尾に負けないくらいはあるよ!」と合い切ってない状態でも、足には自信を持っていた。

その濱野谷が狙うのは、ズバリ「握りっ放し」で艇間を割り抜く「捲り差し」の一手。今節の相棒はポテンシャルの高い「43号機」で良い調整ができるようだと、更に上が望める。ここ一番は「持ってる男」の東都のエースから目が離せない!

5日目 レース展望

西山・石渡・平尾の3者が準優戦1号艇を獲得!
昨日の4日目(予選最終日)は「向かい風」基調で、時折り風が強まる時間帯もあったが、全レースが「下げ潮」だったため、水面コンディションは比較的良好だった。

なお、セミファイナルの準優勝戦が行われる本日の5日目は「向かい風」でスタートした後、「追い風」へと変化する見込みだが、風は終日穏やかな予報。よって、本日も好水面が期待できそうだ。

さて、昨日注目された予選のラストバトルだが、3日目終了の時点で得点率のトップに立っていた片岡雅裕は、大外からの予選ラスト(昨12R)が「5着」でポイントを落とし、予選5位通過で、準優は2枠回りとなった。

それに対して、準優1枠を手にしたのは、前日3位タイの西山貴浩&平尾崇典に、直後の5位に付けていた石渡鉄兵の3者。中でも、予選の6走を「オール3連対」にまとめた西山が、得点率「8.33」で1位通過を決めた!

一方、ボーダー下(前日19位以下)からジャンプアップを果たしたのは、坪井康晴(前日21位タイ)と前沢丈史&君島秀三(同24位タイ)の3者に加えて、昨6Rをインから逃げ切った小池修平が33位から18位に順位を上げて、準優ラストの椅子に滑り込んだ。

さて、準優戦・第1弾の【10R】で1号艇にエントリーしたのは、予選を3位で通過した平尾。今節はモーター(14号機)&ボートの2連対率がともに「20%台」という低勝率セットだったが、当地における調整の「肝」を心得ているだけに、強力な「伸び足」を引き出すことに成功した!

平尾自身の評価は辛口だが、予選トップの西山が「平尾さんとか、出てる人とは足が違う」と証言している他、多くの選手たちが、平尾の舟足には一目置いている。常に「全速S」を心掛けるタイプの平尾の死角は「溜め過ぎ」によるS遅れだが、同体近く踏み込めれば、ここも押し切りが有力だろう。

その平尾とともに、スロー水域に陣取る瓜生正義(2枠)&永井彪也(3枠)は、ともに「スリット気配」がそれほど目立っていない。反面「ターン回り」はある程度きているが、「Sの切れを欠いてますね」と言う永井彪は「F持ち」でスタートに不安を抱えている…。

一方のダッシュ組では、坪井康晴(6枠)の足色は平凡だが、荒井輝年(4枠)&前沢丈史(5枠)の機力気配は上々。前沢が「レース足は抜群ですよ!」と自信満々なら、荒井も「もっと伸びるかもしれないし、何かしてみる」と、更なる「パンチ力の増強」を目論んでいる。その狙い通りに「伸び」が付くと、荒井の「カド一発」は脅威になってきそうだ!

続く準優【11R】の1号艇に組まれたのは「江戸川キング」の石渡鉄兵。「前節の金盃よりエンジンがいい。回り足がいいし、伸びも出ることはないけど、気になりませんよ」とのこと。正直なところ、機力上位かは微妙なところだが、上位機とも対等に戦えるレベルには押し上げてきた。

ちなみに、この「11R」のグループでは、偶数枠の片岡(2枠)・大上卓人(4枠)・上田龍星(6枠)が上位のパワーランク。そのため、石渡は「ジカ外」の片岡が「ブロック役」を果たすインで有利に運べそうで、ここは石渡の逃げを信頼したい一戦だが、あえて「一発候補」を挙げれば「S野郎」のカド大上。この大上から石渡への「4-1-流し」を穴で推奨しておきたい。

最後に、エンターテイナーの西山は、準優ラストの【12R】に満を持して登場。今節は「4枠&6枠」だった3日目に、好展開を捉えて連勝と「ツキ」もあったが、相棒(20号機)も西山向きの「出足型」に仕上がっている。

ただ、本人は「こんな成績が獲れる足ではない…」と話していた。実際のところ「伸び足」はごく平均的で、機力レベルの高い準優戦をキッチリ勝ち切るには、飛びっきりの「好S」を決める必要があり、とにかく「スタート」だけに集中したい。

その西山にとって「難敵」として立ちはだかるのは、若林将(2枠)&濱野谷憲吾(3枠)の地元勢。まず、若林は昨日少し調整を外した印象だったが、合えば「レース足」は強力で、ここは「決め差し」の一手で西山の懐を突きたい。

一方の濱野谷は、西山にも「濱野谷さんが怖い…」と恐れられている。まだ「43号機」の力を持て余している感じだが、初日のドリーム戦は同位置(3コース)から強烈な「捲り」を炸裂させている。ここも真っ向勝負で西山に襲い掛かるのは必至で、1Mの攻防は熾烈を極めそうだ!

対するダッシュ枠の3者は、いずれも自力で1Mを打開できるほどのパワーを有していない印象。従って、濱野谷の「強攻」を願うばかりだが、江戸川を走り慣れている秋山直之(5枠)の「連下浮上」は十分ありそう。乱戦になればなるほど、秋山の「旋回能力」が生きてくるが、果たして…!?

4日目 レース展望

片岡がトップ快走も準優1枠廻る争いは熾烈!
昨日の3日目は冬型の気圧配置が強まって、オープニングの1Rからやや強めの「向かい風」が吹いた。ただ、潮回りは、全レースが風向きと順目の「下げ潮」だったため、水面が極端に波立つことはなく、安定板が装着されることもなかった。

なお、本日の4日目(予選最終日)もホーム「向かい風」が卓越する見込みだが、昨日ほど強い風が吹くことはなさそう。また、本日も全レースが「下げ潮」のため、好コンディションの下で予選ラストの戦いが繰り広げられそうだ。

さて、いよいよ準優(ベスト18)入りを懸けた予選の最終日を迎えるが、現時点で得点率を「8点台」に乗せているのは、トップの片岡雅裕を筆頭に、若林将(2位)・西山貴浩&平尾崇典(3位タイ)・石渡鉄兵(5位)の計5者。(※石渡以外は、本日「無事故完走」で準優進出が当確。)

まず、首位の片岡は、ここまで唯一「オール2連対」キープで、前節の児島(3Daysボートレースバトルトーナメント)を制した勢いを継続するとともに、相棒の「19号機」も均整の取れたハイレベルな舟足に仕上がっている。だが、本日の予選ラストで6枠(12R※1回乗り)を残しており、準優の1枠を奪取するには、厳しい戦いが想定される…。

そして、若林と西山は、本日の【11R】において「直接対決」が控えている。ともに1回乗りで、若林が4枠、西山は2枠に組まれているが、実戦足が「節イチ級」に仕上がっている若林に対して、西山の機力は「中上級」といったところ。しかし、2日目から「3連勝」の西山はノリノリで、若林とともに虎視眈々と「1位通過」を狙っている。

さらに、平尾(10R4枠※1回乗り)と石渡(6R6枠&12R2枠)の比較では、平尾の機力気配が圧倒的。ちなみに、平尾がインから逃げた昨11Rで2着だった片岡は「平尾さんのバックの足は凄かった…」と仰天の表情だった。実際、平尾の「伸び足」は非常に強力なだけに、逆転での首位通過も十分。また、石渡の予選突破も堅そうだが、その先の準優戦を見据えると、多少なりとも上積みが欲しいところだ。

その他では、「7点台」の柳沢一(6位)・大上卓人(7位)・瓜生正義(8位)・濱野谷憲吾(9位)の4者も、得点率の上では余裕がある。特に、「エンジン本体がしっかりしてると思う」と自信を示す大上(4R1枠&11R5枠)のパワーは、悠に上位クラスだ。

一方、良機を少し持て余している濱野谷(※10R)と、テクニックで凌いでいるが、正味の舟足は中堅の域を出ない瓜生(※11R)は、本日ともにイン戦「一発勝負」が控えている。なお、濱野谷は怖い「4カド」の平尾が難敵に。対する瓜生も機力レベルの高いメンバー構成とあって、安閑とはできない…。

また、「6点台」の選手は、本日「メイチ」の勝負駆けになってくるが、確固たる機力の裏付けがあるのは、小山勉(12R4枠※1回乗り)・石丸海渡(6R3枠&10R6枠)・荒川健太(3R4枠&9R1枠)・上田龍星(4R2枠&10R5枠)・荒井輝年(5R1枠※1回乗り)の計5名だ。

この中では、本日のイン戦(5R)で比較的相手に恵まれた荒井の予選突破が堅そう。さらに、「もう少し伸びを付けたいけど、回り足の良さは変わってません」とレース足のいい荒川と、「エース機」の後ろ盾がある小山の両者も、余程のミスを犯さぬ限り、準優戦に駒を進めてくるはずだ。

それ以外の選手では、好みの「ターン回り」を引き出した永井彪也(4R5枠※1回乗り)と、「伸び足」を納得の域に仕上げている湯川浩司(8R5枠&12R3枠)の勝負駆けにも注目したい。特に、本日の湯川は枠番的に「S」の行き処で、ここは当地G1「V3」の勝負強さに期待だ!

対して、ボーダー下(18位以下)から「逆転進出」を目指す面々では、須藤博倫(21位タイ)を真っ先にクローズアップしたい。今節の成績は「6着・3着・3着・3着」と威張れぬが、6枠だった昨6Rでの「3着」は大きな価値があるし、予選突破へ望みが繋がった。

その須藤は「仕上がるのが遅いよなぁ…」と反省しつつも、「今(昨6R)は伸びが良かったし、2Mもグリップしてましたね!」と話しており、気配もかなり良く映った。本日はスロー枠からの2走(3R2枠&11R3枠)を残していることも有利で、攻めの姿勢で一気のジャンプアップを狙う!

加えて、前沢丈史(2R2枠&9R6枠)と田村隆信(2R5枠&12R1枠)の両者にも注目したいところ。まず、前沢は「体感はすこぶる良い。出足・行き足は◎印に近いし、満足してます」と調整に正解を出すとともに、初出場の地元周年での予選突破へ気合満点。一方の田村も「行き足」に限れば良好。ここ一番でSG常連の「底力」を発揮して、準優「18強」に滑り込む!

3日目 レース展望

スロー枠2回乗りの平尾崇典がキッチリ加点へ!
昨日の2日目は「向かい風」+「下げ潮」の好水面でレースが開始されると、8Rを境として「追い風」へと変化して、9Rはポチャ波が立った。しかし、下げ潮が緩くなった10R以降は、一気に水面コンディションが回復した。

その2日目は、「捲り天国」だった初日とは一転して、1号艇(8勝)+2号艇(4勝)が全レースで勝利を挙げた。ただ、初日に比べると、内枠に「機力上位」の選手が多く組まれていたこともあり、必然的に「内コース有利」の流れになったとも考えられる。

なお、本日の3日目は「向かい風」が卓越する見込みで、風速も少し強まりそう。それでも、潮回りは全レースが順目の「下げ潮」で、水面が極端に波立つ可能性は低そう。しかし、予報通りに風が強まると、「ダッシュ勢」の出番が増加しそうだ。

そして、昨日注目されたドリーム戦の第2弾(ゴールデンレーサー賞)は、渾身のトップSを決めた石渡鉄兵が逃げ切って快勝。強烈な捲りで圧勝した初日の濱野谷憲吾に続き、Wドリーム戦は地元の強力な「2トップ」が制した!

対する後続争いは、1周1Mを「全速ターン」で攻めた瓜生正義(3枠)の旋回が膨れて、「捲り差し」から浮上した平尾崇典(5枠)が2着。態勢を立て直した瓜生は、続く2Mを再度の握りマイで柳沢一(4枠)を捲って3着に入線した。

さて、圧倒的な「1番人気」に応えた石渡は、「4カド捲り」を炸裂させた初戦(初日5R)のST「0.12」に続き、昨日の2走も「0.04」と「0.11」の踏み込み。ダッシュの乗りも抜群に良く、さすがの「精密機械」ぶりで、大時計との呼吸がバッチリ合っている!

ただ、本人は「(初日から)上積みはできていない。足のバランスは取れてますけど、現状は70点くらいです…」と辛目の機力評価。それでも「ターン回り」は安定しているし、ダッシュ戦だった初日は結構伸びていた。よって、調整の引き出しが広い石渡であれば、諸条件に応じて最良の舟足を引き出してくるはずだ。(※本日は3R3枠※1回乗り。)

また、同2着の平尾も、見た目にはかなりの好仕上がり。平尾自身は「ギアを調整したけど、失敗だったかな」と話していたが、「低勝率セット」とのタッグの割に「伸び足」がきている。ちなみに、相棒(14号機)は2連対率(27.2%)を遥かに上回る潜在パワーを有しており、本日の好枠2戦(5R3枠&11R1枠)は「連勝」も十分に狙っていけそうだ!

さらに、地元の若林将(6R1枠&12R5枠)とともに、片岡雅裕(4R3枠&11R4枠)と石丸海渡(9R5枠※1回乗り)の香川2者も、着付け通りにモーターが相当出ている。

ちなみに、片岡&石丸は「伸び寄り」の脚質だが、若林は「出足型で回り足もいいですね!」と言う通り、「実戦足」が超強力。近況の当地戦では全てが噛み合っていなかったが、今節の若林は「63周年記念」を制した2年前のように「機技」+「メンタル」が満遍なく揃っている!

そして、昨日のイン戦をしっかり逃げた西山貴浩(5R4枠&12R6枠)と湯川浩司(9R6枠※1回乗り)の主力両者も、調整の「方向性」が定まった様子。

まず、西山は「実は今年1等が獲れていないことを地味に気にしていた」と安堵しており、昨6Rの白星で勢いに乗りそう。好みの「出足型」に移行して、身上の「粘り」を発揮できる状態だ。対照的に伸び型の「スペシャリスト」である湯川は、目論見通りに強靭な「伸び足」を引き出してきた。

その他では、本日の「枠番」と「機力」を考慮すると、関浩哉(3R1枠&8R3枠)・永井彪也(4R1枠&8R4枠)・上田龍星(8R1枠※1回乗り)の「ヤング勢」の躍進が期待できそう。

よって、この3者が対戦する「8R」は注目の一番だが、中でも、「ペラをいつも江戸川で走る形に叩いて、ターン回りが良くなった」と笑顔の永井は「技量上位」と言える存在。久々の地元・江戸川参戦で気合も入っており、まずは前半のイン戦(4R)で確勝を期す!

また、看板機の1つである「27号機」が相棒の荒井輝年(3R5枠&12R2枠)と、インから逃げ切った昨2R後に整備室へ直行した大池佑来(6R5枠&11R3枠)の本日2走にも注目したい。

ちなみに、荒井の27号機に前節乗っていたのが大池だが、荒井は「大池君にあまり伸びがこないと聞いたけど、乗りやすくてエンジンなりに動いてますよ」と実戦足は抜群で、荒井らしい思い切ったレースに期待。一方の大池は「全体的にもうひと足欲しい」と整備の「結果待ち」だが、攻めの「奇数枠」からの戦いだけに、ここは積極策に打って出たいところだ。

2日目 レース展望

G・R賞はインの石渡鉄兵が強豪を迎え撃つ!
1/16(土)に行われる予定だった開催初日は、強風高波浪のため中止・順延となり、一日遅れの昨日(1/17・日)にシリーズの開幕を迎えた。

その初日は「向かい風」+「下げ潮」基調の一日で、水面コンディションは良好だったが、1号艇は「4勝」のみとイン受難の幕開けに…。一方、強かったのは「6勝」を挙げた中枠勢(3・4号艇)で、捲りによる勝利が「6本」と積極的に攻めた選手の活躍が目立った。

なお、本日の2日目は「向かい風」でスタートした後、14時頃から「追い風」へと変化する見込み。対する潮回りは「下げ」基調の一日だが、追い風が吹く時間帯は「下げ止まり」から「上げ潮」へと向かうため、水面が極端に荒れる可能性は低そうだ。

そして、昨日注目されたドリーム戦の第1弾(ドリームレーサー賞)は、全艇が「ゼロ台」という猛烈なスリット合戦となったが、センターからジワっと伸びた濱野谷憲吾(3枠)が豪快な「全速捲り」で、インの井口佳典を捻じ伏せて圧勝した!

なお、小差しで凌いだ坪井康晴(2枠)と、捲り差した湯川浩司(4枠)による次位争いとなったが、2周1Mで湯川を捌いた坪井が「2着」で、湯川は「3着」でゴールした。

さて、他の5艇が止まって見えるほどの「スピードターン」で1周1Mを駆け抜けた濱野谷だが、捲られた井口は「濱野谷さんにあのターンをされると心が折れる…」と自信喪失の様子。確かに、それほどの強烈過ぎる捲りだった。

濱野谷本人は「出口で浮いたし、合ってはいないね」と話した後、「そこから舟が戻ってきたし、ペラをどう調整しても伸びで下がらない。エンジンがいいね!」と、相棒の看板機(43号機)は抜群の噴きっぷり。本日の2走(5R2枠&10R6枠)も好走は確約だ!

また、坪井・湯川の2人だが、ともに「乗りやすくなった」と足元は整いつつある。中でも、湯川(9R1枠※1回乗り)は「伸び足」も上向いており、調整の方向性を掴んできた様子だ。

さらに、初日ドリーム戦(6枠)で「4着」だった枝尾賢も「舟の向きや返りがしっかりしていますね!」と言う表情は明るく、順調に調整が進んでいる。(※本日は6R3枠の1回乗り。)

一方、初日ドリーム組で首を傾げていたのは、井口と須藤博倫の両者で、ともに「出足系統」を課題に挙げていた。ただ、「自分の感じにペラを叩いてみる」と話した井口(2R3枠※1回乗り)は快速機(70号機)とのタッグだけに、動きが「一変」する余地は十分にある。

その他、初日「連勝者」はゼロだったが、山田哲也(2着・1着)、片岡雅裕(1着・2着)、荒川健太(2着・2着)の3者が「2連対」での滑り出し。特に、片岡(7R2枠※1回乗り)と荒川(5R6枠※1回乗り)は機力の裏付けもあるため、本日以降も「枠番不問」で好勝負を期待して良さそうだ。

また、初日の機力気配が目に付いたのは、「エース機」の小山勉を筆頭に、若林将・石丸海渡・柏野幸二・上田龍星。中でも、若林(10R2枠※1回乗り)は「ペラで出足が良くなったし、行き足もいいですよ!」と言う通り、初戦(昨9R)で6コースから大きな「2着」をゲット。今節は良い流れでレースに臨めそうだ。

さらには、荒井輝年が「少しだけど伸びていたね」と話していたが、初戦(昨3R)は外マイして事故艇を回避。「差していたら接触したと思うし、ツキはあるね」と難を逃れた荒井は、絶好調の「27号機」が相棒とあって、本日の6枠戦(9R※1回乗り)でも「一発」があるかも…!?

そして、本日の「12R」は、ドリーム戦の第2弾(ゴールデンレーサー賞)が実施されるが、当地「Wエース」の一角である石渡鉄兵が1号艇(※前半は3R5枠)で登場する。その石渡は初戦(昨5R)を会心の「4カド捲り」で快勝して、初陣を飾った。

なお、石渡は前節の当地V戦で無念の転覆失格を喫したが、その後遺症もなく、調整をバシッと合わせて上々の「伸び足」を引き出してきた。加えて、常に質の高い「S」を決めてくるだけに、本日のドリーム戦もインで主導権を奪うのは確実だ!

石渡以外では、田村隆信(2枠※前半は4R6枠)と秋山直之(6枠※前半は6R4枠)が、初日の1回乗りを「1着」で滑り出した。特に、3コースからの「強捲り」で昨10Rを圧勝した田村は足色も良く、石渡の「対抗馬」には田村を指名したい。

その他、秋山・瓜生正義(3枠※前半は2R2枠)・柳沢一(4枠※前半は7R1枠)の気配はソコソコで、突出すべき点はないが、平尾崇典(5枠※1回乗り)は機歴の割に「伸び」がある程度きている印象。よって、当地の調整も完璧に掌握している平尾の「ダッシュ一発」を「単穴候補」としてマークしておきたい!

初 日 レース展望

D・R賞は快速機を得た井口佳典の逃げが有力!
昨日(1/16・土)に開幕を予定していた「G1江戸川大賞・開設65周年記念」は、非常に強い南風(追い風)が吹く予報が出ていたため、前検日の時点で、やむを得ず中止・順延が決定された。従って、一日遅れの本日(1/17・日)に【初日】が開催される。

その初日だが、気温の低下に伴い、一日を通して弱い北風(向かい風)が卓越する見込み。対する潮回りは順目の「下げ」基調のため、終日好コンディションが期待できそうだ。

さて、今節は初日&2日目の「12R」において「Wドリーム戦」が実施されるが、初日メインの「ドリームレーサー賞」に出場する6選手では、井口佳典(1枠※前半は4R5枠)・濱野谷憲吾(3枠※1回乗り)・須藤博倫(5枠※1回乗り)の3者が、ブループレート(2連対率40%以上)のモーターを引き当てている。

中でも、井口(70号機)&濱野谷(43号機)の2人は、近況も高い確率で「上位クラス」に仕上がっている「看板機」とのタッグ。「班では井口のが良さそうだったね」と証言したのは濱野谷だが、実際、井口の70号機は前節(新春金盃)で使用した渡辺豊が「実戦足」を完璧に引き出していた。

一方、濱野谷と須藤の「伸び足」はそれほど目立っていなかった。ただ、濱野谷の相棒(43号機)は、直線系統のポテンシャルが非常に高いモーター。「ペラを叩いてみようかな」と話していた濱野谷の「変わり身」は十分にありそうで、直前の気配と「展示タイム」に注目しておきたい。

残る初日ドリーム組の坪井康晴(2枠※1回乗り)・湯川浩司(4枠※前半は7R2枠)・枝尾賢(6枠※1回乗り)の3者では、当地「64周年記念」からの「連覇」を目指す枝尾の前検気配が良好だった。

ちなみに、枝尾は昨年7月のG2戦(江戸川634杯)の時と同じ「24号機」とのタッグだが、その前回時に「本体整備」を施して、同機をかなり直した。実際のところ、近況の動きも上々のモーターで、初日のドリーム戦は不利な大外枠でも「連穴候補」としてマークしたい。

一方で、大注目のエース機(51号機)をゲットしたのは、埼玉支部の小山勉。さらに、岡山支部きっての「江戸川巧者」として認知されている荒井輝年(27号機)&柏野幸二(30号機)も、当地屈指の「看板機」を獲得した!

まず、普段から「出足型」を好む小山(7R1枠※1回乗り)にとって、試運転よりも実戦で「超抜」の動きを見せる51号機は、まさに「打って付け」と言えそう。また、荒井(3R4枠※1回乗り)が「今節は、いじめっ子(強豪選手)が多いから、これくらいの機を引かないとね」と、記者陣の笑いを誘っていた。相棒(27号機)の近況は「出足系」が強力だが、「伸び」が凄かった時期もあるだけに、調整が嵌れば実に楽しみだ!

さらに、荒川健太(69号機)・池永太(65号機)・片岡雅裕(19号機)・若林将(23号機)・上田龍星(71号機)なども、活躍必至の好モーターとのタッグ。

この中で、まず注目したいのは池永(5R1枠&10R4枠)で、自身は直近の地元・九州地区で「3連続V中」と飛ぶ鳥を落とす勢い。加えて「江戸川では伸びが必要。でも、現時点でもバランスは取れてますよ」と手応えも感じている。相棒(65号機)は典型的な「出足型」だが、今の池永であれば「パンチ力の増強」も可能なはずだ。

また、前節の児島「3Daysボートレースバトルトーナメント」を制した片岡(4R1枠&10R5枠)も、近況は「4連続優出&2V」と絶好調で、今節も「伸び型」の相棒(19号機)を上手く手懐ければ面白い存在になってくる。また、地元期待の若林は、前節の当地「新春金盃」の2走目で転覆して負傷帰郷となったが、気持ち新たに「愛する江戸川」へ再び乗り込んで来た!

その若林(9R6枠※1回乗り)は、前回戦も良機(15号機)とのタッグだったが「完全に調整を失敗していた…」と猛省しており、同じ轍は決して踏まぬはず。前検後は「ターン回りが良さそうですし、起こしもスムーズでしたね!」と好感触を得た様子で、今回こそ雪辱を果たしたい。

そして、当地で最も注目すべき石渡鉄兵(5R4枠※1回乗り)だが、本人は「機歴より雰囲気は良さそう。Sが届くし、伸びも良かったです」と一安心。ただ、今節引いたのは中堅近辺のモーター(58号機)だけに、直前の気配を確認する必要はありそうだ。

最後に、郷原章平(5R5枠&9R4枠)と関浩哉(1R5枠&5R2枠)の両者も、前検での「足色」&「感触」が良かった。特に、前検一番時計(6.54)を叩き出した郷原は「スイスイ伸びて行きましたね!」と満面の笑み。その前検で他艇をぶっ千切った郷原の初日「ダッシュ2走」は激注目だ!

総展望

G1江戸川大賞・開設65周年記念

更新日:2021/01/15 15:45:46

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:濱野谷  憲 吾3590濱野谷憲吾
  • 選手名:石 渡  鉄 兵3716石渡鉄兵
  • 選手名:井 口  佳 典4024井口佳典
  • 選手名:瓜 生  正 義3783瓜生正義
  • 選手名:湯 川  浩 司4044湯川浩司
  • 選手名:田 村  隆 信4028田村隆信

江戸川2強濱野谷石渡が揃い踏みの65周年記念!

井口瓜生に当地G1戦V3の湯川ら、銘柄級も多数参戦!

※更新情報…1/16(土)は強風高波浪の見込みのため中止順延となりました。従いまして、当節の最終日は1/22(金)の予定です。

名立たる江戸川巧者と、銘柄級の強豪が集結する「G1江戸川大賞・開設65周年記念」が、新春「2節目」となる2021年1月16日(土)に開幕を迎える。

ちなみに、江戸川で1月に「周年記念」が実施されるのは、地元の若林将が「G1初制覇」を達成した2019年の「63周年記念」以来2年ぶり2回目。日によっては北風(向かい風)が吹き荒れる時期だが、潮回りは順目の「下げ」基調のため、水面が大荒れになる可能性は低い。よって、風が弱ければ「イン有利」の条件と言える一方で、真向かいの風が強く吹き抜けると、「ダッシュ水域」にも出番が回ってくるコンディションとなるシリーズだ。

さて、今回の周年も通例どおり、初日と2日目の12Rに「Wドリーム戦」が行われるが、東京支部からは濱野谷憲吾石渡鉄兵の「地元2トップ」がそのドリーム戦に選出されている。まず、長きに渡り「東都のエース」に君臨している濱野谷は、華麗なターンテクニックで魅せる「ファンタジスタ」。一線級での戦いでは「機出し」の面で劣勢を強いられるシーンが目立っても、「旋回力」は錆び付いていない。

その濱野谷は、2020年5月のGWシリーズ(ゴールデンカップ)で、強烈な南風(追い風)が吹く条件下において、3コースからの「全速ツケマイ」を炸裂させて「当地16V」を飾った。ちなみに、江戸川で行われるG2以上の特別タイトル(周年・634杯・関東地区選)を総なめにしている「グランドスラマー」は濱野谷のみ。当節も颯爽と制して、2021年を最高の形で滑り出したい!

対する石渡は、当地で通算「20V」+「300勝」という、前人未到の記録を達成している正真正銘の「江戸川キング」。近況の当地戦も、「準V」だった2019年9月の「64周年記念」から「4連続優出中」で、一般戦に限定すると7節走って「6優出&2V」と、その安定感は群を抜いている!

なお、石渡は当地の周年記念を「2度」制しているが、2回目の2012年7月の「57周年」を勝って以来、すでに8年半が経過。江戸川の「大看板」としては、そろそろ3つ目の周年タイトルを獲りたいところだ。良機を引ければ、まさに「鬼に金棒」だが、中堅クラスのモーターでも丹念に仕上げてくるだけに、大技と小技をミックスした隙のない走りでシリーズリーダーの座を競うはずだ。

東京支部からは、その他に三角哲男山田哲也若林将前沢丈史永田秀二大池佑来永井彪也宮之原輝紀が参戦予定だが、まず、当地「63周年記念」で初の特別タイトルを獲得した若林はそれ以降、江戸川では計3本の「F」を切るなど乱調で、一度も6強入りを果たせていない…。

その若林は、明らかに「下位ランク」に分類されるモーターを引いてしまうことも多く、未だに「負のスパイラル」から抜け出せていないが、それでも常に腐ることなく黙々と整備・調整作業に励んでいる。そろそろ良機をバシッと引き当てて鬱憤を晴らしたいところで、日頃の熱意が報われても良い頃だ。

そして、2019年はプレミアムG1の「三国ヤングダービー」を制した他、暮れの「SGグランプリシリーズ」でも「準V」とブレイクした永井だが、真価が問われた2020年は、特別戦での「優出ゼロ」と壁にぶち当たった格好。よって、年明けの地元周年は気持ちを新たに臨む一戦。当地は1年3か月ぶりと少々間隔は開いたが、水準レベル以上の機力が伴えば好勝負は可能だ。

さらに、2020年(※12月16日現在)は「5V」と優勝回数を積み重ねた山田と、当地の「安定株」として舟券への貢献度が非常に高い大池・前沢にも注目したいところ。「スタート王」の山田にとって、2020年は「F0」で乗り切れたことが好結果を産んだ。強さと脆さが同居しているタイプだが、「伸び系統」が仕上がった時は実に強く、レベルの高い記念レースでも機力次第では「大駆け」に期待できる!

また、最近は堅実派で「優出名人」とも言える安定感を誇る前沢に対して、1Mにおける「決め手」は、ダイナミックな攻めを繰り出す大池が勝っている。ちなみに、前沢は直近の当地9節で「8優出&1V」と今や完全に当地を「ドル箱」にしているし、大池も江戸川の走り方は「天才的」に巧い。いずれも、良機の援護を得ると「大仕事」の可能性もあるが果たして…!?

遠征勢では、まず、2020年「平和島グランプリ」出場の瓜生正義井口佳典平本真之西山貴浩の4人が注目株。「SG10冠」の瓜生は、偉大過ぎる「九州の至宝」。極限に高いレベルで「巧さ」と「強さ」を兼ね備えたタイプでレースは奥が深く、他の選手にとって「生きた教材」と言えるほど。さらに、デビュー以来未だに不良航法を「3回」しか犯していないのは奇跡的で、クリーンなレーススタイルを証明している。

その瓜生、直近の当地2節は「F」&「負傷帰郷」と散々だが、それ以前はG1戦で「2連続優出」と、江戸川の水面も無難に乗りこなせる。2年ぶりの当地参戦とあって調整面は手探りになりそうだが、無事故で走ることができれば、予選突破は堅そうだ。

井口にとって、2020年は難儀な1年だった。6月に「大村68周年記念」を勝ったものの、SG戦では事故に泣かされ、2度も「負傷帰郷」に見舞われた。それでいて、G1戦で着実に優出を重ねた結果、粘り抜いてのグランプリ出場だった。常に「攻めの姿勢」を崩さず、それでいて柔軟性も兼備した三重のエース。当地もコンスタントに参戦しており、前回の「64周年記念」ではベスト6入り。荒水面も苦にせぬだけに、当節も額面通りに力を発揮してくれることだろう。

平本は11月以降、地元・東海エリアのG1戦で「2連続準V」。さらにSG「蒲郡チャレンジカップ」でもベスト6入りを果たしてのグランプリ出場と、上昇気流に乗っている。なお、艇間を鮮やかに切り裂く「捲り差しの名手」である平本は、ダッシュ水域からのスタートも実に鋭い。銘柄級では井口とともに当地参戦の機会は多く、波が出ても旋回の切れ味が鈍ることはない。ここも順当にV戦線へ食い込んでくるはずだ。

そして、薄氷ものの「賞金ランク18位」で初のグランプリ出場を決めた西山は、9月の「徳山ダイヤモンドカップ」で、念願の「G1初タイトル」を獲得。なお、西山はボート界の「広告塔」とも言えるエンターテイナーだが、水面上では「差し」が巧く、道中の接戦で食らい付く「粘り強さ」が真骨頂。江戸川では「低調モーター」を引き続けて苦戦した時期もあったが、水面自体は無難に乗りこなせるタイプで、「実戦型」の良機を引けると期待は膨らむ!

さらに、グランプリ出場は逃したものの、遠征組において、江戸川の周年記念で「◎印」が付くのは湯川浩司を置いて他にいない。ちなみに、東京支部以外で「江戸川G1V3」を達成しているのは歴代でも湯川ただ一人。特に「持ちペラ制」の時代は向かうところ敵なしの強さを誇ったが、現行の制度に移り変わってからも好走率は高い。当地における調整の「ツボ」を心得ている湯川は「伸び足重視」のスタイルで挑み、少なくとも6強圏内には食い込んでくるはずだ!

その他、遠征組を地区別で見て行くと、東京支部以外の関東勢では、秋山直之須藤博倫の「83期コンビ」が揃ってドリーム戦にエントリー。2人の比較では、2017年7月にG2戦の「江戸川634杯」を制した須藤の方が当地戦績は安定しているが、秋山は全国きっての「波乗りキング」。近況の当地戦では抽選運に恵まれず、前回戦(10月のデイリースポーツ杯)で「F」を切ったのは懸念材料だが、足元さえ整えば別格の「乗りっぷり」と「スピードターン」でシリーズを席巻する可能性を秘めている。

東海地区からは、先に触れた井口以外に、坪井康晴柳沢一の両実力者がエントリー。この2人はともに江戸川の「G1タイトル」を獲得しているが、近況のリズムは坪井の方が良い。なお、機の特性に合わせて柔軟な調整ができる坪井だが、「伸び型」がツボに嵌った時の破壊力は強烈。伸びが生きる「向かい風」基調の冬場の開催とあって、その動向に注目したい。

坪井に対して、柳沢の近況は一息。特に、気温が低下し始めた11月以降は、かなり勝率を落としている。よって、年末年始の戦いで軌道修正を図りたいところだが、江戸川においては前回戦(2020年9月の報知新聞社杯)で優勝。さらに、近3年における当地勝率は「7.85」と高く、当シリーズは実績水面でリズムアップを果たして、2021年の飛躍に繋げたい。

そして、湯川に次ぐ近畿勢では、58周年記念覇者の岡村仁を筆頭に、G2「江戸川634杯」を勝っている鶴本崇文。さらに、「2代目江戸川番長」の小池修平に、旋回速度で押す藤山雅弘という活きのいい顔ぶれが揃った。なお、地元選手並に江戸川の水面を熟知する岡村の活躍は必至だが、「一発大駆け」の魅力があるのは小池だ。強気一辺倒で、肝っ玉が据わっている小池には大物感が漂う。師匠・湯川との同時参戦というのも心強いはずだ!

さらに、近畿エリアの範疇では福井支部の萩原秀人も忘れてはならぬ存在で、濱野谷・平本などと同様に、彼も類稀なる「旋回力」で魅せることができる一人。ちなみに、常々「波が出たらダメ…」と言う萩原だが、潮回りが良い当シリーズは、余程の強風が吹かぬ限り力を発揮できるだろう。

中四国地区では、実力一番の田村隆信と、全国的にも名の知れた「江戸川巧者」である平尾崇典が2枚看板。なお、機出しレベルは「エンジンなり」といったところの田村だが、モーターが噴けば鬼の強さを発揮。かつて、G1タイトルも獲っている当地との相性は今現在も悪くなく、良機の援護を得ると一躍「V候補」に躍り出る。

一方、江戸川の「調整」と「走り方」を知り尽くしている平尾は、レースの方も硬軟自在だが、最も真価を発揮するのはダッシュ戦の時。パンチのある「伸び型」に仕上げての「豪快捲り」は強烈で、グイグイと内の艇を飲み込んでいく。なお、平尾にとって、地元の児島に準ずるほど思い入れが深い江戸川での「周年V」は悲願で、気合十分で乗り込んで来ることだろう。

最後に、瓜生・西山に続く九州勢では、当地周年の「ディフェンディングチャンピオン」の枝尾賢と、G2「江戸川634杯」のタイトルを持つ池永太が参戦。特に、周年Vを足掛かりに数枚のSG切符を手にした枝尾は、優勝までは届いていないが、SG戦で2優出(鳴門オーシャンカップ&大村ボートレースダービー)と全国区の強豪へと飛躍を遂げた。思い切りのいいレースが魅力だけに、当節も熱のこもった走りで「周年連覇」を目指す!

(※出場予定選手・データは、すべて12月16日現在。)