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G2 江戸川634杯 モーターボート大賞

更新日:2025/10/18 17:41:33

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:石 渡  鉄 兵3716石渡鉄兵
  • 選手名:坪 井  康 晴3959坪井康晴
  • 選手名:片 岡  雅 裕4459片岡雅裕
  • 選手名:山 口  達 也4370山口達也
  • 選手名:平 本  真 之4337平本真之
  • 選手名:永 井  彪 也4688永井彪也

★「江戸川鉄兵」こと石渡が今節も主役を譲らず!

 遠征勢では瓜生・平本・片岡らが銘柄級がズラリ

※平尾崇典選手(3822・岡山)は4日目途中帰郷となりました
※井口佳典選手(4024・三重)は4日目途中帰郷となりました

※大池佑来選手(4468・東京)は5日目途中帰郷となりました


10月14日(火)から「G2 江戸川634杯 モーターボート大賞」が6日間開催・3準優制で開幕する。

「東京支部VS全国選抜」という内容で争われる当節は、初日(12R)が【東京VS全国選抜ドリーム Day1】&2日目(12R)が【東京VS全国選抜ドリーム Day2】として、前回大会同様にダブルドリーム戦が組まれる。

初日DRには1号艇から石渡鉄兵坪井康晴片岡雅裕山口達也平本真之永井彪也、2日目DRには井口佳典磯部誠佐藤隆太郎長田頼宗瓜生正義平尾崇典のそれぞれ6名が選出された。

各ドリーム戦で1号艇を託された江戸川総大将・石渡&銀河系軍団・井口。石渡は今年当地を5節走り、3優出0Vと水面相性を考えるとらしくない成績に。だが当地通算優勝回数は25回と現役レーサーの中では圧倒的な数字を記録。「江戸川鉄兵」の異名を持つ男が今大会でも主役となる。

そんな石渡は過去に当大会でDR1枠を7度も経験している。プレッシャーに物ともせず、まずは好スタートとなるか。

2日目DR絶好枠に座る井口。当大会は4回目の参戦となるが、過去の結果は12年優出4着・16年優出4着・21年優出3着と全てでベスト6入りを達成。また当地通算優出9回のうち、過半数の5回がG2以上とグレードレースで結果を残している。当地参戦はあまり多い方ではないが、実績は十分の水面でこちらも注目株だ。

ドリームメンバーの内、当大会ファイナル進出経験者は石渡・井口を除いて、坪井・平尾の2人。

坪井は前々回大会6枠で優出を果たし、結果は4着。気になる水面相性だが、「G1江戸川大賞 開設59周年記念」で3コースから捲り差しを入れ優勝。また当地直近5節中優出3回と荒れ水面も苦にしない印象を受ける。今年3月には地元・浜名湖で自身通算2000勝を達成し、気持ちの面でも充実している一年となっている坪井。初日DRから好発進と行きたい所だ。

平尾は12年優出6着・16年優出3着・17年優出3着とそれぞれ結果を残している。江戸川巧者のイメージがある平尾だが、過去には24年11月~25年6月までの当地一般戦で11連勝を記録しており、水面乗りは間違いない。当地通算勝率7.13とその相性の良さは数値にも表れており、V争い最前線へ顔を出してくるか。

ドリームメンバー以外の注目株は岡崎恭裕大池佑来須藤博倫ら。

岡崎はこれで当地20節目と参戦回数は少なめ。だが当地直近5節は全てG2以上とグレードレースで結果を残して来た。自身初のG1制覇もここ江戸川であり、思い入れのある水面でどんな活躍を魅せるか。

地元の大池は今年かなりの活躍を披露。G1を2節を含む13優出2Vに加え、来期適用勝率は現時点で脅威の7.87。フライングや選手責任の事故もなく、安定感も抜群。現在の賞金ランキングも60位前後と自身2度目のグランプリシリーズ参戦も狙える位置。そのためにも地元で行われるグレードレースはかなり貴重。人一倍のやる気でまずは初日から躍動だ。

須藤は17年に当大会を制覇済み。他にも10年・19年・22年に優出しており、相性の良い大会。当地相性も通算勝率6.68と荒波を苦にしていない印象を受ける。そんな須藤だが、今期適用勝率6.75に対し、来期適用勝率は5点台後半と寂しい数字に。A1級継続はかなり厳しくなっているが、実績のある水面で何とかリズムを取り戻したい所。

この流れでエンジンの話に移るとするが、まずエース格を競うのは31号&69号。前機は初卸しから初優出まで6節とやや時間がかかったが、そこからの勢いが凄まじい。「ヴィーナスシリーズ・Yes!銀座高須クリニック杯」で中田夕貴(埼玉)が優出してから4節連続でベスト6入り。18走連続3連対を記録するなど波に風に安定板も関係なくその勢いを発揮する。前節「G3 マスターズリーグ第7戦」では川崎智幸(岡山)が無念のFに散り、連続優出記録は途切れたが、本人談では「エンジンが勝手に進んでくれる」と太鼓判を押す。

後機は3節前に渡邉俊介(愛知)が使用してから気配2段増し。直後の中山雄太(愛知)が行き足・スリット足の良さをアピールし、優出5枠から2着入線。優勝は1度のみだが、そのハイパワー振りは最注目機で間違いなし。

2強エンジンの他、面白みがあるのが48号。9月半ばに森晋太郎(福岡)が伸び型仕様に変更し、反応が出た優良機。直線を求める選手とタッグを組むならば、大化けの可能性も…。

有力機・注目選手多数の「G2 江戸川634杯 モーターボート大賞」。荒波巧者が集うこのシリーズではより華麗な捌きで熱いレースが繰り広げられる一節間となる。


(※出場予定選手・データは全て10月11日時点)