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第19回夕刊フジ杯

更新日:2020/01/28 11:04:24

節全体の展望・注目選手

  • 選手名:平 本  真 之4337平本真之
  • 選手名:古 賀  繁 輝4294古賀繁輝
  • 選手名:川 崎  智 幸3300川崎智幸
  • 選手名:山 本  寛 久3874山本寛久
  • 選手名:佐々木  裕 美4045佐々木裕美
  • 選手名:宇 野  弥 生4183宇野弥生

“SG2冠” 平本&今期好調の古賀がシリーズを牽引!

川崎山本渡邉和を擁する“岡山勢”も強力布陣だ!

次節は、2月1日(土)にスタートする「第19回夕刊フジ杯」の5日間シリーズ(得点率制)。なお、今シリーズの潮回りは「下げ」基調のため、少々強めの北風(向かい風)が吹いても、水面が極端に波立つ可能性は低い。従って、波乗りのスキルより「機力」と「スピード」が問われる一節になってくる。

さて、出場を予定している45名の内、A1レーサーは計「8名」。さらに「6名」の女子選手を含めた“男女混合戦”で争われるが、今節最大の“注目株”は、記念戦線の合間を縫って参戦してくる平本真之だろう。昨年は特別タイトルこそ奪取できなかったものの、5月の福岡「SGボートレースオールスター」でベスト6入り。そして、11月の桐生「SGチャレンジカップ」で優出(3着)を果たし、賞金ランク第17位で年末の「グランプリ」へ滑り込んだ。

そのグランプリでは、惜しくもファイナル進出を果たせなかった平本だが、「トライアル1」の初戦では大外からの「差し」で突き抜けて1着。確かに1Mの展開がゴチャついた一戦ではあったが、「5万舟」の片棒を担ぐとともに、“アウト差しの名手”がテクニックを魅せてくれた。

なお、当地は昨年9月のG1戦(64周年記念)以来の参戦となる平本。その周年では準優戦には駒を進めたが、近況の当地戦では今ひとつモーターが出せていない印象。それでも、波水面は比較的得意で、江戸川との相性も決して悪くない。よって、ボートを意のままに操れる“操作性”がきていれば、ベスト6入りは堅く、2020年の“初V”奪取を目指す!

そして、技量断然の平本の“対抗馬”には、佐賀支部の古賀繁輝を推したい。「事故点」に苦しむことも多い古賀だが、今期(※11月1日以降)は勝率「7点ペース」と好調。12月の「三国66周年記念」ではファイナルに進出した他、今期出場したG1戦3節全てで予選突破を果たしており、元気一杯の走りを見せている。

その古賀は、当地においても通算で「7優出&1V」とコンスタントに活躍。前回9月の「64周年記念」でも、中堅モーターを熱心な整備と調整で立て直して、見事ベスト6入りを決めた。荒水面に立ち向かって行く“ガッツ”は素晴らしく、今節も豪快ターンを連発してシリーズを盛り上げてくれるはずだ!

さらに、岡山支部からは川崎智幸山本寛久渡邉和将と計3名のA1級が参戦。同支部きっての“技巧派”として記念ロードを歩んできた川崎は、マスターズ世代に突入しても、持ち前のテクニックは健在。一流の捌きに加えて、安定して速いスタートも大きな武器で、今も高い総合力を誇る。

ちなみに、今期はG1戦で勝率を落としている川崎だが、一般戦に限れば3節走って「3優出」とさすがの安定感。当地に関しても、通算で「9優出&3V」と実績は十分で、前回3月の「関東日刊紙BR記者クラブ杯」を豪快な“4カド捲り”で優勝。今節も硬軟自在に立ち回って、ベスト6圏内に食い込んでくることだろう。

そして、山本は今期だけですでに「3V」と只今絶好調。ちなみに、一般戦に限定すると、昨年10月の常滑から現在に至るまで「7連続優出中」と快進撃が続いている。その山本は、前回の当地戦(昨年7月のデイリースポーツ杯)こそ負傷帰郷の憂き目に遭っているが、江戸川実績も抜群(※通算で12優出&4V)。良い流れに乗っている今なら、Vロードを一気に駆け上がっても驚けない!

最若手の渡邉和も、江戸川を熟知する先輩の「調整方法」と「走法」をしっかりと吸収して、現在当地の一般戦は「4連続優出中」と、岡山支部からまた新たな“江戸川巧者”が誕生した。捲りより「差し」の比重が高い渡邉和にとって、生命線になってくるのはやはり“出足系統”の良し悪しになってくるが、今シリーズも手堅い走りで舟券に貢献してくれるはずだ。

福岡支部からは、川上剛郷原章平の「91期コンビ」が参戦。整備もレースも“粘り強さ”を身上としている川上は、荒波巧者ではないものの、江戸川の難水面にもキッチリ適応して過去に「3V」の実績。ただ、今期はイン戦以外であまり勝てておらず、勝率を少々落としている…。よって、この後には記念ロードが続くことを考えると、態勢を立て直しておきたい5日間で、気合を入れて乗り込んで来ることだろう。

出足型を好む川上に対して、“速攻派”の郷原は「行き足」+「伸び」が仕上がると本領を発揮する。なお、自在味も兼ね備えている郷原だが、やはり自力で勝ち切れている時が好調のサインで、今期は「捲り」による勝利が多い。一時期、当地においてはスタート事故に苦しみ、もう5年以上も優出から遠ざかっているが、“伸び足”の良いモーターを獲得できると、一躍“V候補”に躍り出るかも…!?

そして、大阪支部の田中和也もスピードで押す走りは迫力十分で、攻撃性能は優秀。ただ、当地を得意にしている妻の原田佑実とは対照的に、江戸川の水面をやや苦手にしている。それでも、今シリーズは潮回りが良く、好走できるチャンスは大いにありそう。静水面で戦うことができれば、ベスト6入りが十分に狙える存在だ。

そして、A1級が不在の手薄な東京支部勢では荻野裕介に期待したいところ。事故多発によって“暗黒モード”に陥ることも多いが、事故なく走れればA1級を張れる実力者。常に課題として挙がるのは「スタート」だが、乗り味の良さとある程度の「出足」がきていれば、シャープな「差し技」を繰り出して堅実にポイントを加算してくる。“地の利”も生かして、何とか地元の意地を見せて欲しい。

室田泰史酒井俊弘の福井勢にも注目したい。北陸きっての“S巧者”として鳴らした室田は、現在においても速攻力は健在。ただし、往時に比べると捲りによる勝利は大きく減り、近年は「差し」に回るシーンが増えた。そのため、今は「連下タイプ」の着取りだが、機が仕上がれば手堅くポイントはまとめてくる。

その室田とは対照的に、「捲り勝ち」が増加しているのは酒井。“伸び型”の調整を会得して、前回の当地戦(昨年10月のういちの江戸川ナイスぅ~っ!カップ)では強烈な“伸び足”引き出し、「初V」&「初A2昇格」を同時に達成。今期は今ひとつ調子が上がってこないが、自信を付けた当地で前回戦の再現を狙う!

その他、A2級では麻生慎介木下大將沢田昭宏も、良機の援護を得るとV戦線に食い込んでくる可能性がある。この3者では、2年前のびわこでG2戦(秩父宮妃記念杯)を勝っている麻生の実力が一枚上。ただ、前期に犯した「F2」の休みが今期に掛かったため、出走回数が不足気味。気っ風のいい攻めが魅力の麻生だが、今節はコーナー勝負に活路を見出したい。

一方、新春2節目の福岡で“V”を飾った木下のリズムは絶好。ちなみに、木下は2018年11月の当地戦(東京スポーツ杯)において「3コース差し」で嬉しい“初V”を飾っているが、元来は積極果敢に捲って行くタイプ。静水面が見込める今節は、持ち味を存分に発揮できるはずだ。

そして「6名」が参戦予定の女子だが、ともにケレン味のない“速攻”が持ち味の佐々木裕美宇野弥生は実績十分の実力者。特に、第6代の“江戸川女王”でもある佐々木は、過去に苦手としていた波水面を完全に克服。仮に良機を得れば、男子の強豪相手と渡り合える攻撃力を秘めている!

最後になるが、つい先日行われた「G3江戸川女王決定戦」に続く、今年2回目の当地参戦になる“フレッシュルーキー”の渡邉真奈美と、その渡邉と同期生の出口舞有子も楽しみな存在。走り慣れた当地での“アドバンテージ”を生かしたい渡邉真に対し、出口は好センスの持ち主。ともに気っ風の良い攻めを繰り出す「117期コンビ」には、是非とも注目しておきたい!

(※出場予定選手・データは、すべて1月28日現在。)