1月19日 (水)

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外向発売所開設8周年記念 富士通フロンテック杯

2020年4月4日〜2020年4月9日
優勝者:3685荒井 輝年(岡山)

6日間シリーズ(2準優)の「外向発売所開設8周年記念・富士通フロンテック杯」は、初日の7R以降が強風高波浪によって中止・打ち切りとなったが、日程通りの4月9日(木)にファイナルの優勝戦が行われた。 なお、今井貴士&荒井輝年の両実力者が5日目の準優1枠を獲得したが、予選1位だった今井は準優の前に走った同日の前半戦(一般戦)でまさかのF失権。そのため、準優(12R)を圧勝したものの、無念の賞典除外となった…。 その今井の戦線離脱により、準優「11R」を逃げ切った予選2位通過の荒井がV戦の1号艇を獲得。その他、今期絶好調の枝尾賢・永田秀二の2者に加えて、当地実績十分の岡瀬正人・佐々木和伸というA1級の主力4選手もベスト6入り。また、予選のスロー枠(1~3号艇)で「3勝」と健闘した伏兵の寺本昇平もV戦に名乗りを上げた。 そして迎えた最終日の開催は、時間帯によってやや強めの南風(追い風)が吹いたが、V戦は「3m/s」と風速が穏やかになった。ただ、風向きと順目の「上げ潮」が「60cm/s」と強かったため、海上からの「うねり」が若干流入。そのため、基本的には「内コース」が有利なコンディションでレース開始となった。 そのV戦は、全艇遅めの仕掛けではあったが、中でもトップS(0.19)を決めてきたのは4カド発進だった永田で、ジカ内の寺本(3号艇)を置き去りにして、内にボートを寄せて行ったが、スリット後に伸び返した枝尾(2号艇)がカベに…。その隙に、インの荒井が1Mを力強く先マイして先行態勢を築くと、続く2Mも軽快に回り切って、早々と「V」を確定的なものにした! 荒井が「一人旅」に持ち込んだため、焦点は2・3着争いに絞られたが、1周1Mで枝尾に差し場をカットされた永田の旋回が膨れると、枝尾自身も永田を牽制気味に差した分で行き過ぎる格好に…。その結果、絶好の「差し場」が空いた岡瀬(5号艇)が捲り差しで浮上。さらに、ブイ際を最後に差した佐々木(6号艇)も最内を伸び上がってきた。 なお、岡瀬と枝尾は、ともに1周2Mで佐々木を回して差す形になったが、岡瀬に対して、懐を取る形から鋭く差し込んだ枝尾は2周ホームで岡瀬を捉えると、2周1Mでは冷静に内を突いた佐々木を「抱きマイ」で交わして、そのまま2着に入線。また、佐々木に競り勝った岡瀬が3着に入った。 さて、1位通過の今井の「F失権」で、ポールポジションが転がり込んだ荒井だが、予選2日目以降は準優戦までの6戦を「5勝&2着1本」と快進撃を演じた。レースぶりの方も、自力の「逃げ」と「捲り」に加えて、道中の「追い上げ」も冴え渡り、機力も万全の状態に仕上がっていた。加えて、圧巻とも言える「乗りっぷり」は、他の追従を許さぬほどに桁が違っていた! ちなみに、荒井は2012年11月の「ラリーズカップ」以来、江戸川では久々の美酒。さらに(当地における)ファイナル進出自体も約2年ぶりだった。V戦前日のインタビューでは「(このままでは)江戸川巧者と言ってもらえなくなるから、頑張る!」と自らを鼓舞していたが、見事に千載一遇のVチャンスを生かしてみせた。 その荒井、近年の当地戦では調整に苦戦するシーンが目立っていたが、ようやく「方向性」を見い出せた様子。これで当地は通算で「24優出&7V」という異次元の戦績を誇る「波乗りの鬼」は、今後も江戸川を盛り上げてくれるはず。そして、名人戦デビューとなる次節のプレミアムG1「津マスターズチャンピオン」でも、豪快なスピードターンを駆使して旋風を巻き起こしたいところだ!




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