4月20日 (土)
自転車のまち稲城杯 第48回サンケイスポーツ杯

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第40回東京スポーツ杯

2021年10月24日〜2021年10月29日
優勝者:4566 塩田 北斗(福岡)

級別期末のラストシリーズ「第40回東京スポーツ杯」は、日程どおりに4日間の予選と5日目の準優勝戦が終了。10月29日(金)の最終日に優勝戦が行われた。 なお、5日目に実施された2つの準優勝戦は、ともに1号艇の塩田北斗(11R)・中村裕将(12R)がインから勝利。その結果、予選トップ通過の中村がV戦の絶好枠を手にした! またV戦の中枠には、念願の「初優出」を決めた砂長知輝(125期)&國分将太郎(126期)の両ヤング。外枠には、杉山裕也&太田潮の愛知支部勢が並んだ。特に、初優出の砂長・國分に太田を加えた計3者が「初V」も目指すファイナルとなった。 そして、迎えた最終日の開催は、時間帯によっては「10m/s」を悠に超える強いホーム「向かい風」が吹き荒れた。そのため、全レースで安定板が装着され、2周戦にて行われた。幸い、潮回りが順目の「下げ」基調だったため水面が大きく荒れることは少なく、最後のV戦は風速が「6m/s」程度まで弱まったことで、まずまずの水面コンディションでレース発走となった。 その優勝戦は、まず2コースの塩田がトップS(0.09)を張り込んできたが、インの中村(0.11)もほぼ互角の踏み込み。そのため「イン有利」のスリット隊形となったが、ターンマークに寄り過ぎた中村は1Mを先に回ったものの、旋回がかなり膨れ気味に…。そこを逃さず、しっかりと差し込んだ塩田がバック線で一気に抜け出した! その後、バック半ばで2番手を走る中村との差を広げた塩田は、楽々と2Mを先取りして「V」が確定的となり、中村もそのまま2着に入線。対する「3着争い」は、國分(4号艇)と太田(6号艇)の両者に絞られたが、2周のホームストレッチで伸び勝った太田が3着に入った。 さて、予選は中村と首位同率ながら「1着本数」の差で2位通過となった塩田だが、今シリーズは江戸川が「2年ぶり」ということを全く感じさせない「豪快ターン」を連発。特に、予選3走目に炸裂させた大外からの「全速捲り」は、他艇が止まって見えるほどの圧巻の「高速旋回」だった。また、相棒(34号機)もゾーンに入ると出る「隠れ良機」で、上手いこと「実戦足」を引き出したことに加え、ラストのV戦では「スリット足」も上昇して「完調」に仕上がっていた。 ちなみに、今シリーズが当地「初優出」だった塩田。近況の江戸川では「低調機」を引くシーンが目立っていたが、過去を振り返ると当地初出場だった2014年3月の「日本MB選手会会長賞」において、強烈な「乗りっぷり」を披露していたことが思い返される。塩田自身も「元々嫌いな水面じゃないし、今回は結果を出して好きになって帰りたい」と高いモチベーションで初日から臨み、その言葉どおりに最高の結果を出した! 最後に、塩田は前走地の戸田に続く「2節連続V」で、年間の優勝回数も「4」に伸ばした。今後は尼崎・芦屋を走った後、「ドル箱水面」の福岡・下関に出場予定。ここにきて一気に調子を上げてきただけに、来春のSG(大村ボートレースクラシック)の出場が確定的になる「年間6V」を目指して、もう一丁ペースアップしたいところだ!




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