1月29日 (日)
GI江戸川大賞開設67周年記念

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スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第3戦

2022年2月20日〜2022年2月25日
優勝者:4519 清水 沙樹(東京)

6日間に亘って熱戦が繰り広げられた「江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯」は、節間を通して水面コンディションが安定。日程通りの1月28日(金)にファイナルの優勝戦が行われた。 なお、前日(5日目)に行われた2つ準優勝戦だが、まず準優【11R】は予選2位の海野ゆかりがインから押し切って先勝。そして、屈指の快速を誇った谷川里江が2着。さらに、序盤は出足不足に苦しんだ田口節子も何とか3着で優出切符を掴んだ。 続く準優【12R】は波乱の結末に…。1周1Mは、大外発進だった出口舞有子が強烈な「捲り差し」で突き抜けて先行。イン先マイの倉持莉々は2番手で続き、1周2Mを捌いた清水沙樹が3番手に粘って、態勢は決したかに思われた。 しかし、波乱が起きたのは最終2Mの直後で、先頭の出口が波に足元をすくわれてまさかの転覆…。よって、倉持が1着に繰り上がった一方、2番手だった清水が右ハンドルで事故艇を回避したため、内回りの山下友貴が2着で、清水は3着でゴールした。 さらに、1着入線の倉持はターンマークの開け過ぎによる「待機行動違反」を取られ「賞典除外」となり、4着だった三浦永理が最終の優出権利を掴んだ。 迎えた最終日だが、9R以降に「追い風」が吹き始め、逆目の「下げ潮」と対峙してポチャ波が立ったため、最終の12R(優勝戦)のみ安定板が装着された。 そして優勝戦は、2コースの谷川が若干スリットで後手を踏んだが、他の5選手はいずれも「10近辺」の飛び出しで、スリット後は「4カド」からダッシュを乗せ切った清水がググっと伸ばして、一気の「絞り捲り」を敢行! その清水は、インの海野に抵抗の余地を与えず、バック線に向いてからも舟足を伸ばして後続艇をぶっ千切ると、続く2Mを丁寧に先取りして、早くも「V」が確定的となった。 従って、焦点は「2・3着争い」に絞られたが、インから冷静に小回りした海野は、2M差しから浮上した山下(3号艇)を2周のホームストレッチで振り切ると、追い上げてきた田口(5号艇)の追撃も抑えて2着。田口が3着に入線した。 さて、先頭でゴールした清水は、まずピットに帰投する前にバックストレッチで拳を振り上げて3度のガッツポーズ。その後の水上セレモニーでも、詰めかけた多くのファンの前で幾度となく大きく手を振って、喜びを爆発させた。 レース後の勝利者インタビューでは「勝っちゃいました。自分がビックリしています!」と、興奮冷めやらぬ表情だった清水。前日にV戦の枠番がカド枠の「4」に決まった時点で「(捲り)一発を狙う調整も考えたいです」と話していたが、安定板が装着されたことも考慮した上で、チルトを「1.5度」に跳ね上げて勝負に出た。 実際、展示航走の時点から機力アップが見て取れたが、自身も「全速で良いSを切れたし、足も全体に抜群でした!」と、最高の状態で大一番に臨めた様子。「水面が荒れてきたので、江戸川の師匠である大ちゃん(佐藤大佑)のレースを思い浮かべながら乗りました」と振り返ったが、波立つ水面も何のその。走り慣れた江戸川だけに、他の5選手とは「乗りっぷり」がまるで違っていた。 ちなみに、当地では度肝を抜く大外からの「捲り差し」で「デビュー初V」を飾った2012年12月(日本写真判定杯)以来となる「2度目」の美酒。ワースト機を引いた先月の前回戦(レストラン笑和カップ)では悪戦苦闘を強いられたが、その苦労が報われた感じ。前回戦で「調整の感覚」を把握できたことも大きかったはずだ。 また、「昨年はペラも迷子で絶不調でしたけど、本当の地元の江戸川で優勝できたので、良い流れに乗りたい。一走一走大事に走ります!」と今年の反撃を誓った清水。最後に、今節の目玉である副賞「ビューティケア利用券30万円分」の使い道を聞いたところ、「シミを取る。良いお年頃なので。きれいなお母さんになりたい」と笑いを誘うとともに、最後はレーサーから、子を持つ母親の顔に戻っていた。




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