2月28日 (水)
GI江戸川大賞開設68周年記念

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GIII第31回アサヒビールカップ

2022年7月9日〜2022年7月14日
優勝者:4264 長尾 章平(山口)

5日間シリーズ(得点率制)の「第47回スポーツニッポン杯」は、水面コンディションが一定せず安定板が装着されるレースも多かったが、中止順延はなく、予定通りの6月13日(月)にファイナルの優勝戦が行われた。 なお、得点率トップで予選最終日(4日目)を迎えたのは、初日メインの「江戸川選抜戦」を制した石倉洋行だった。しかし、予選ラストで「3着以内」に入ればV戦1号艇が確定したところ、痛恨の転覆失格(選手責任の-5点)を喫して無念の「優出漏れ」に…。 その石倉に代わって、2位タイに付けていた作間章がV戦のポールポジションをゲットすると、作間と同率2位に並んでいた中島航も「勝負駆け」を成功させ、地元・江戸川で念願の「初優出」を達成した! その他、水面実績十分の伊藤啓三&長尾章平に加えて、上々の「伸び足」を引き出した星栄爾もベスト6入り。また、佐竹恒彦(得点率7.17)が6位で最後の優出権利を掴んだ。 そして迎えたV戦は、東風が「8m/s」とやや強く吹いたものの、スタンド側からの「右横風」であったことに加えて「上げ潮」も弱まったきたため、良コンディションの下でレースがスタート。なお、インの作間(ST0.25)が若干立ち遅れたのに対し、5コースの星が会心のトップS(0.13)を決めてきた。 その星は「ダッシュ乗り」も抜群でスリット後にグイグイ伸びると、内4艇を一気に捲り切ったか…に思えたが、少しだけターンが膨れた。対して「奇跡」を起こしたのは、星の「ジカ内」で真っ先に捲られていた長尾(4号艇)だった。 その長尾、結果的には星にあっさりと「置き去り」にされたことが奏功した。スローの3者が星に絞り込まれる中、いち早く艇を立て直した長尾は、一見「捲り差し」にも見える「全速捲り」を敢行。インの作間を叩きつつ、星の懐に入り込むと、続く2Mを先取りして「V」を確定的なものにした! 後続は、捲られながらも何とか立て直した作間が、道中で星を捉えて逆転の2着。見せ場を作った星は3着でゴールした。 さて、見事な「ミラクルターン」で優勝した長尾は、2019年8月の下関以来、約3年ぶりとなる久々の美酒(※通算15回目)。ちなみに、同年10月(尼崎)の負傷で半年間の戦線離脱を余儀なくされたが、今回が復帰後の初V。前日のインタビューでは完全に「リラックスムード」だったが、気負うことなく「無欲」で挑めたことが冷静な判断を呼び、栄冠をもたらしたと言えよう。 また、江戸川では同年(2019年7月)の「日本写真判定杯」以来となる優勝で、当地通算「7優出&5V」という「勝負強さ」は特筆もの。以前から「波は苦手です…」と話しているものの、生命線の「出足系」が仕上がった時は、幾度となく好勝負を演じてきた。 今後は、丸亀・びわこ・住之江を転戦した後、好メンバーが集結する来月の当地G2戦(江戸川634杯)に再び参戦予定。その次回は「オールA級戦」とあって楽な戦いは望めないだろうが、今シリーズで調整の「方向性」は掴めたはず。その「アドバンテージ」を生かせれば「惑星候補」以上となり得る可能性は十分ありそうだ!




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