4月4日 (土)
外向発売所開設8周年記念 富士通フロンテック杯
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外向発売所開設8周年記念・富士通フロンテック杯 / 4月4日〜4月9日

節全体の展望・注目の選手

当地特別戦の覇者・枝尾池永の「福岡勢」が主役候補!

地元期待は関東地区選Vの永田と、折下北山の3者だ!




4148
枝 尾    賢

4364
池 永    太

4430
永 田  秀 二

3771
折 下  寛 法

4278
藤 岡  俊 介

4459
片 岡  雅 裕


次回は、2020年度の幕開けとなる「外向発売所開設8周年記念・富士通フロンテック杯」の6日間シリーズ(2準優制)。なお、現在使用されている「モーター」と「ボート」は当節をもって使い納めとなる。ちなみに、2連対率・勝率ともにトップのエース機(38号)に、「28号」「58号」「69号」を加えた4機は直近の動きも上々で、引き当てた選手に「福」をもたらす可能性は高い。

また、級別審査の期末(※2020年前期)まで残すところ後1ヵ月を切り、各級別(A1級&A2級)のボーダー近辺に位置する選手にとっては、普段にも増して気合十分で乗り込んで来るシリーズ。よって(事故率との兼ね合いもあるが)、現在の勝率状況を把握しつつ「勝率勝負」の選手を初日から狙い撃つ手もありだろう。

さて、今シリーズは計「10名」のA1級が参戦を予定しているが、中でも、この江戸川で「特別タイトル」を獲得している枝尾賢池永太の福岡勢が最大の「注目株」。まず枝尾は、昨年9月の「64周年記念」で悲願の「G1初制覇」を達成。相棒の「58号機」は鬼のように噴きまくっていたが、そのパワーを120%生かし切っての実に力強い戴冠劇だった!

その枝尾は、SG戦デビューとなった年末の住之江「グランプリシリーズ」で予選突破を果たした他、年が明けても唐津の「G1九州地区選」で準V。その後に、びわこ・福岡の一般戦で「2連続V」を達成すると、予選敗退に終わった平和島「SGボートレースクラシック」でも見せ場は十分に作った。攻撃力が数段増して充実期を迎えた枝尾は「凱旋シリーズ」の当節もメイチ態勢で「優勝」だけを目指す!

一方、昨年5月の「G2江戸川634杯」を制した池永も今期好調。前節の「平和島クラシック」では準優3着で6強入りこそ逃したが、SGの大舞台でも堂々たる走りを披露。さらに、今期は一般戦を9節走って「8優出&2V」と安定感は抜群だ。

ちなみに「伸び足」を引き出す調整に長けている池永は、低調機を引いた前回昨年8月の「G3アサヒビールカップ」でもベスト6入りを果たしているように、江戸川の調整も掌握済み。従って、伸びる下地のあるモーターを引けるようだと、一気に頂点へ駆け上がる可能性を秘めている!

さらに、福岡支部からは卓越した「旋回力」を有する今井貴士も1年ぶりに参戦。調子の波が大きく、モーターの良し悪しに左右される部分はあるものの、好調時に繰り出される切れ味鋭いハンドルは枝尾・池永にもヒケを取らない。「波はあまり得意ではない」と過去に話していたが、難易度の高い江戸川の水面も無難に乗りこなしてくるし、ある程度機力が伴っていればV戦線に食い込んでくる。

そして、ハイレベルな福岡勢を受け止めるのは、永田秀二折下寛法北山康介の地元東京支部勢。永田はV戦1号艇から挑んだ2月の戸田「G1関東地区選手権」を逃げ切って、自身初の「特別タイトル」を獲得。熊谷直樹(6枠)の前付けでインが弱い戸田としては深めの「100m起こし」になったことに加えて、S巧者の佐藤隆太郎が「3カド」に引っ張る試練のシチュエーションだったが、「覚悟を決めて」極限の「0.02」という「激発」を張り込んで、見事関東チャンプに輝いた!

その永田は、SG初出場だった前節の「平和島クラシック」で予選突破を果たすことはできなかったが、チャレンジャー精神でぶつかって節間「2勝」を挙げた。現在の勝率も悠に7点を超えており、コンスタントにモーターも出せている。愛する純地元の江戸川で、遠征勢に好き勝手はさせないはずだ!

そして、当地で稼ぎまくった以前に比べると、一時は「乗りっぷり」が落ちていた折下だが、最近はターンの迫力が蘇ってきているし、相変わらずスタートに関しては高いレベルで安定している。地元勢の中においても、江戸川の水面を最も知り尽くしているだけに、良機の後押しがあるとベスト6圏内に参入してくるはずだ。

現在はA2級に落ちている北山も、通算「2V」をともに江戸川で挙げているように、地元屈指の「当地巧者」と言える存在。「波は友達」と話しているほど荒水面に強く、江戸川においては常に好勝負を演じている。また、調整面の「感性」も素晴らしく、斜陽だった「38号機」を復活させたのもこの北山。今節もいち早く調整を合わせて、ズバリ「優勝」だけを狙っている!

速攻派の藤岡俊介に、ダイナミックな攻めに魅力がある山田雄太も楽しみな存在。藤岡は1月(報知新聞社杯)に当地を走ったばかり。その前回戦では、中堅が一杯のモーターにも関わらず上々の「伸び足」を引き出していた。調整の方向性は掴めているはずで、今回も伸びがくると楽しみだ。

今期堅調な藤岡に対して、山田の方はやや不振…。勝率も6点を割り込んでいるが、機力さえまともならば「S級」のターンテクニックが全開。風と潮流が対峙して生じる「うねり」を苦にするタイプだが、多少の荒水面なら問題なし。V戦1号艇で「5着」に敗れた前回(昨年10月・東京中日スポーツ杯)のリベンジへ気合を入れてくることだろう。

さらに、片岡雅裕佐々木和伸岡瀬正人荒井輝年の4者を擁する中四国勢もなかなかの強力布陣。片岡は事故と無縁の「無事是名馬」だが、地力を蓄えて現在は香川支部の「準エース級」の立ち位置。レースぶりは自在で、不調時でも冷静に前を向けるメンタルの強さも強味だ。舞台が一般戦であれば、当然「優勝」を争う存在だ。

佐々木と岡瀬も、安定して江戸川で稼ぐ選手。剛柔兼備の佐々木に対して、岡瀬はどちらかと言えばコーナー勝負の比重が高く、道中でしぶとく食い下がるタイプ。モーターがそれなりに仕上がれば、この両者も準優(ベスト12)圏内を外すことはないはずだ。

そして、江戸川実績なら当地通算「23優出&6V」の荒井が群を抜く存在。名うての「荒波巧者」は、近況の当地戦でこそ調整に苦戦するシーンが多いものの、今期ここまでの勝率は「6.89」と各地でコンスタントに活躍している。予選突破は当然のことながら、2012年11月の「ラリーズカップ」以来の「江戸川V」を虎視眈々と狙っている!

そして、白井友晴岡部哲の埼玉コンビも、若手時代から江戸川を「ドル箱水面」にしている。白井は昨年末の当地戦(京葉賞)でファイナル進出を果たすと、1月の蒲郡では優勝を飾るなど、近況も好調モードを継続中。ツボに嵌ると強烈なパワーを引き出してくる「調整手腕」を有する白井も、良機を引き当てると優出戦線を沸かせる存在になり得る。

対する岡部は、機出しに不安定さがあるものの、気っ風のいい攻めは魅力十分。白井も波乗りは巧いが、岡部の方が荒波を打ち砕く豪快な乗りっぷりを見せる。機が出れば静水面でも好勝負だが、水面が荒れると「3割増し」の評価が下せる選手だ。

その他では、石田章央河野大も上々の攻撃性能を持っている。この両者はともに1年ぶりの当地参戦で、かつメイチの「A1級勝負」。さらに、荒水面をしっかり乗りこなしてくるタイプとあって、当節は「一走入魂」で勝率稼ぎ倒したいところだ。

また、今期は不調だが、実力は確かな樋口亮と、最近は江戸川への参戦機会が増加している葛原大陽下寺秀和の3者も、良機の援護を得るとベスト12圏内に突入してくる。特に、2節前の地元戦(宮島)で勝率を大幅に上げた下寺は、初のA1級昇格が狙える位置まで浮上。ここもアグレッシブに攻めて、更なる勝率アップを目指したい!

(※出場予定選手・データは、すべて3月26日現在。)

開催日別 展望
4月4日(土)

初 日
選抜戦の1号艇は地元主砲の永田秀二!

今節は「外向発売所開設8周年記念・富士通フロンテック杯」の6日間シリーズ(2準優制)。ちなみに、今節をもって、現在使用されているモーターとボートは使い納めとなるが、それとともに級別審査の締め切り(4月末)まで残すところ1か月弱。従って、「A1級」と「A2級」のボーダー上に位置する選手を積極的に狙い撃つ手もありだろう。

なお、昨日の前検日は(水面状況悪化のため)通常行われる「S練習」は中止となり、「タイム計測」のみが行われた。また、本日の初日も、午後にかけて南寄りのホーム「追い風」がかなり強まる見込み。それに対して、潮回りは順目の「上げ」基調ではあるものの、逆目の「下げ潮」に変化する9R以降は、波が出る可能性が高そうだ。

さて、初日メインの12R「江戸川選抜戦」にはレベルの高い6選手がエントリーしているが、1号艇(※前半は8R2枠)に組まれたのは、地元の主砲として大きな期待を背負う永田秀二。2月の戸田「関東地区選手権」を制して「G1ウィナー」の仲間入りを果たした永田だが、今期は勝率も「7点ペース」と好調な走りが続いている。

その永田が手にした「23号機」は、トップクラスの機とは若干差があるものの、調整さえバシッと合えば「中上クラス」には仕上がるモーター。よって、同機のMAXパワーを引き出すことができれば、確実に好勝負が見込めるはずだ!

そして、永田とともにシリーズの「3強」を形成する可能性が高いのは、当地で特別タイトルを獲得している枝尾賢(選抜戦2枠※1回乗り)&池永太(同3枠※前半は5R5枠)の福岡勢だ。

特に枝尾は、今年に入って一般戦を走れば「無敵」の強さで、先日行われた「SGボートレースクラシック」でも見せ場を存分に作った。今節の相棒(63号機)は素性的にまずまずといったところだが、ここも「格上」の走りで魅せてくれるに違いない。

一方、池永が手にした「33号機」は、冬場に村越篤と安河内将が「連続V」を飾っているモーター。池永自身も「エンジンは大丈夫そうですね!」と試運転の段階から自信を覗かせていた。よって、選抜戦は先手ポジションから池永が自力で捲る展開も想定しておきたい。

その他の選抜組では、岡瀬正人(6枠※1回乗り)に「実戦タイプ」の良機(62号)が渡っているが、藤岡俊介(4枠※前半は6R6枠)も「前回は勝率(2連対率)が低い機で出せたし、今回も伸びを求めてみます」と気合十分だった。

ちなみに、藤岡は近況も「機歴以上にエンジンを出せてます」とのことで、調整をしっかりと合わせられている様子。よって、今回もその調整がバシッと嵌れば、「S巧者」の藤岡もシリーズリーダー争いに割って入ってくる可能性は高そうだ。

なお、現在使用されているモーターで2連対率が「40%」を超えている「ブループレート」のモーターは計「6機」。特に、長期に渡って当地の「看板機」に君臨してきた「38号機」を地元の板倉敦史が引き当てた他、それに準ずる底力を秘める「28号機」は、今井貴士が手にしている。

まず、今井(4R4枠&11R1枠)は「僕は水面次第。波が出ると厳しいかも…」と話していたが、静水面で戦うことができれば好勝負は必至。対して、板倉(4R2枠&10R5枠)は荒水面もしっかり乗りこなしてくるし、今節は高次元の「実戦タイプ」のモーターが相棒とあって、中外枠から戦う初日から注目しておきたいところだ。

さらに、馬野耀(14号機)・松下哲也(22号機)・葛原大陽(46号機)の3者も、好モーターとのタッグ。中でも、馬野は「A2級勝負ですし、頑張りたい。波に苦手意識もないですよ!」と気合が入っていた。前回の当地戦でも好走した馬野(9R5枠※1回乗り)は、潜在能力も高く、今節は「2割増し」で買ってみたい存在だ!

その他、前節のV機(操者:飯島昌弘)を掴んだのは、飯島と同じ埼玉支部の黄金井力良。「乗り心地は良かった気がするし、飯島さんの後なら大丈夫!」と江戸川巧者の先輩に全幅の信頼を寄せており、「回り足系」がきていれば、江戸川の荒水面も無難に乗りこなしてくることだろう。(※初日は3R2枠&7R5枠の2回乗り。)

最後に、「波乗りの鬼」として君臨する荒井輝年(3R5枠&11R2枠)に加えて、天野誠(4R3枠&8R5枠)の岡山両者も「伸び足」が良いモーターを獲得している。特に、天野の「24号機」は前節の國分将太郎で「節イチ」の噴きっぷりだったが、今期好調の荒井も、初日の段階で流れに乗ると、久々に当地で「ピンラッシュ」の快走を演じるかもしれない!