6月4日 (木)
GIIIマスターズリーグ第2戦 新小岩ホルモン平田杯
本日の発売はありません

ホーム/総展望

G3マスターズリーグ第2戦・新小岩ホルモン平田杯 / 6月2日〜6月7日

節全体の展望・注目の選手

地元A1級山本英志がシリーズの旗頭!

大場野添当地連覇を狙っての参戦だ!




3888
山 本  英 志

3489
大 場    敏

3555
野 添  貴 裕

3473
石 川  真 二

3543
福 田  雅 一

3629
浅 見  昌 克


※更新情報…6/3(水)三角哲男選手は負傷のため2日目途中帰郷となりました。

次節は、6月2日(火)に開幕を迎える「 G3マスターズリーグ第2戦・新小岩ホルモン平田杯」の6日間開催(2準優制)。満45歳以上のキャリアを積み重ねてきた選手達が鎬を削るシリーズで、優勝者には来年行われるプレミアムG1「マスターズチャンピオン」の出場権利が与えられる。

さて、当シリーズは、計「11名」を擁する地元「東京支部」勢の比率が高いが、中でも、三角哲男山本英志のA1級2者に懸かる期待は大きい。前期は「3優出」止まりと、今期(※2020年前期)の適用勝率が「7.21」の三角としては、やや不満が残る成績だった。ただ、期末の津「マスターズチャンピオン」こそ苦戦を喫したものの、2月の戸田「関東地区選手権」、続く多摩川「65周年記念」では予選突破を果たすなど、記念戦線でも随所に好レースを展開した。

その三角は、1月の「報知新聞社杯」以来の当地戦。その前回は惜しくも「優出次点」で、最終日は選抜戦回りとなったが、節間を「オール3連対」にまとめて舟券には大いに貢献。マスターズ世代では屈指の「機動力」を誇る三角が、当節も地元代表としてシリーズを牽引するとともに、2節後に控えている当地G2戦(江戸川634杯)へ向けても、現行の新モーターの感触をしっかり掴んでおきたい。また、残り「1勝」に迫っている当地通算「200勝」を初日でスッキリ達成したいところだ!

山本の方も、コース不問で攻め手は多彩。三角ほどではないが、スタートも確実に決めてくるし、整備・調整に関しても常に熱心で、安定してモーターを仕上げてくる点が強味。その結果、現勝率が「6.76」で、来期適用も「6.71」と、コンスタントに6点台後半の点数を稼ぎ出している。

ちなみに山本は、「年齢」・「登録番号」のどちらにおいても、当節では一番の新兵。よって、丘の上ではピット内を若手選手のように駆け回り、何かと雑用が増えそうな一節だが、いざ水面に出ればヤングの走りで魅せてくれるはず。また、当地も前回(2月の月兎ソースカップ)を含めて、直近の3節で「2優出」と安定しており、準優(ベスト12)圏内には確実に食い込んでくるはずだ。

さらに、かつては東京支部の「エース格」として、特別戦通算「15V」という輝かしい実績を残してきた長岡茂一も、約2年ぶりに参戦してくる。1Mを疾風の如く駆け抜ける「強ターン」で魅了してきた長岡も年齢的には「古豪」の域に突入しているが、今年はすでに福岡・戸田で「2度」の優勝。中でも、6枠から前付けで3コースに潜り込み、「豪快捲り」を炸裂させた福岡のV戦は、全盛期を思い起こさせる素晴らしいレースだった!

当地通算「7V」の実績もある長岡だが、「波乗りモイチ」の異名をとるほど荒波巧者として鳴らした若手時代に比べると、最近は波を乗れなくなっている。それでも、モーターがある程度の域に仕上がれば経験値がモノを言うはずで、Vロードを駆け上がる可能性を秘めている。

遠征勢では、大場敏野添貴裕の両者が、ともに「江戸川連覇」を狙っての参戦。中でも、大場は昨年6月に当タイトルを制した「ディフェンディング・チャンピオン」で、その前回以来1年ぶりの当地戦になってくるが、出場機会は平均で「年1回ペース」とは言え、現在「3連続優出中」と安定感は抜群だ!

無類の「捌き巧者」として、現在もなお一般戦なら「最上位クラス」の戦力を誇る大場は「出足系統」が生命線。順調にモーターが仕上がるようであれば、これぞ「匠の技」という旋回技術を駆使して、優出(ベスト6)入りは外さない。

一方の野添だが、前回の当地戦(3月の日刊ゲンダイ杯)は水面コンディションに恵まれず、異例の「3日間開催」となったが、その優勝戦を5コースからの「鋭角差し」で、当地「10回目」のファイナル進出にして、念願の「江戸川制覇」を達成した!

普段はダッシュの利いた質の高い「S」を張り込んで、中外コースからも豪快な走りを見せる野添だが、新期2節目の三国で「F」を切ったのは少々減点材料と言える…。よって、通常よりは「コーナー勝負」の比重が増してきそうだが、当地での「乗りっぷり」は抜群にいいだけに、準優(ベスト12)入りまでは堅いはずだ。

その他では、埼玉・群馬の両支部も質量充実の布陣。まず埼玉支部からは、山崎義明浅見昌克白井友晴という3名の「江戸川巧者」が参戦。山崎は2期連続で勝率が「6.22」と、際どいところでA1級に踏み止まっている通り、やはり底力は十分。仮に節の序盤で機力が劣勢でも、粘り強い整備&調整で立て直すことも多く、当節も妥協のない姿勢でベスト6入りを狙う。

そして、内中コースからの「先行勝負」が持ち味の浅見に対して、白井は1Mで抜け出すレースは少ないものの、「道中勝負」を織り交ぜて堅実にポイントを重ねてくるタイプ。加えて、白井は「伸び型」の調整も巧み。基本的には「柔」の走りだが、直線のパンチ力を付けられた時には一転して、他艇を力で捻じ伏せる「剛」に変貌を遂げるので、常に舟足の気配を注目しておきたい。

群馬支部からは、まず橋本久和鳥居塚孝博の両A1レーサーが注目株。一時は「差し」の比重が高まっていた橋本だが、最近は再び本来の気っ風のいい「捲り」が増加傾向にある。なお、G1タイトルも獲っている当地は、当節の遠征勢では最多となる通算「135勝」を挙げているドル箱水面で、ここも大暴れを期待したい!

橋本に対して、鳥居塚も以前はガンガン捲って攻めるタイプだったが、最近では柔軟に捌いてくるシーンが目立つ。調整面でも最も重視するのは「操作性」や「回り足」の部分。なお、近況の当地戦では堅実な一方、丁度5年前に江戸川初Vを飾って以来、優出からは遠ざかっており、久々の6強入りを目指したいところ。

さらに、群馬支部からは大澤普司長谷川充佐口達也の3選手もエントリー。特に、来期(※2020年後期)のA1級復帰が確定している大澤は、「機出し」の不安定さが難点だが、旋回テクニックとスピードはマスターズ世代では目立つ存在。「機力不足」に悩むシーンが多い当地だが、良機の援護を得ると一躍V圏内に食い込んでくる!

長谷川と佐口の両者は典型的な「コーナー勝負型」で、根負けすることなく競り合いを制する。戦法的には、他力で「1着」が少ない一方、舟券を買う上では「2着・3着」から決して外せぬタイプだ。特に、長谷川は同支部指折りの「波乗り巧者」でもあり、荒水面は大歓迎のクチ。仮に波が出たら、経験豊富なベテラン揃いの当節でも「3割増し」で買いたいところだ。

また、通常は「スロー水域」から戦う石川真二だが、普段滅多にない石川の「ダッシュ戦」を見ることができるのも、「枠なり進入」が基本の江戸川ならでは。スタートの面においては手慣れた内コースの方が安心だが、足元さえ整っていれば、ダッシュからでも的確なレースを披露してくれる。

さらに、福田雅一上田隆章の香川勢も、江戸川実績は十分。過去に「44周年記念」を制している福田は、当地通算勝率も出場選手中トップの「6.78」と優秀。現在においても硬軟自在のレースぶりは健在。ただ、乗りっぷりの良さという点では、上田に軍配が上がる。スタートはやや慎重な上田だが、攻め&波乗りともに果敢なだけに、当節の「台風の目」になり得る存在だ!

最後に、室田泰史向所浩二の両速攻派に加えて、当地好走タイプの河合三弘佐々木英樹の計4名も、機力次第では準優圏内には食い込んでくる。特に、昨年の当タイトル戦で「準V」だった河合は、前回2月の「BR研究ファン感謝祭」でも1号艇で優出。そのV戦では惜しくも捲られてしまったが、江戸川の「調整」と「走り方」を地元選手並みに知り尽くしており、当シリーズも目が離せない選手だ!

(※出場予定選手・データは、すべて5月22日現在。)

開催日別 展望
6月5日(金)

4日目
浅見・橋本が譲らずに得点率トップを並走!

昨日の3日目は、緩やかな「向かい風」の吹く好コンディションの下でレース開始となった。なお、4Rを境に南風(追い風)へと変化して、中盤戦以降は風速も少し強まったが、潮回りが順目の「上げ潮」だったため、波が出ることはなかった。

その3日目は、1号艇こそ「5勝」止まりだったものの、「追い風」と「上げ潮」がともに強まった5R以後のレースは、1着・2着をスロー勢(1〜3号艇)が独占。加えて、6R以降は主力選手が好枠に組まれていたこともあり、「内コース有利」のレース形態が続いた。

なお、本日の4日目(予選最終日)は、南寄りの「追い風」が吹いて、午後に風速がやや強まる見込みだが、本日も潮回りは順目「上げ」基調のため、水面状況が極端に悪化する可能性は低い。

さて、いよいよ準優(ベスト12)入りを懸けた予選の最終日を迎えるが、浅見昌克&橋本久和の2者が得点率のトップを並走。特に、昨日連勝した浅見は、ここまでの5走を「4勝&2着1本」という快進撃を演じている!

その浅見は「エンジンがいいんでしょうね。ターンで止まってくれる(エンブレが利く)し、Sも届いている」と、相棒の「69号機」は実戦向きで盤石の状態に仕上がっている。本日の予選ラストは5枠戦(8R※1回乗り)だが、このまま1位通過を目指して、緩みなく「1着」を獲りに行く構えだ。

対する橋本は「伸び型」の舟足だが、本人は「行きたいところに行けるし、舟が向いてからの繋がりもいい」と、伸び切るまでの「加速感」も十分。本日はダッシュ枠2走(4R5枠&12R4枠)からの戦いだが、自慢の「伸び」を生かして、こちらもトップ通過を目指す!

トップ両者に続くのも、得点率を「9点台」に乗せている山崎義明(3位)・野添貴裕&大場敏(4位タイ)という実力上位の主力勢で、この3者も(浅見・橋本の結果次第では)準優戦の1号艇(2位以上での通過)が十分に狙える。

まず、同じ埼玉支部の浅見とともに「オール2連対」をキープしている山崎は、当初の「出足型」から「伸び」もアップ。良い状態で予選ラストの戦い(9R5枠※1回乗り)に臨めそうだ。

一方、「伸び型で、乗り心地も何となくいい」と言う野添(7R5枠※1回乗り)と、昨日の内枠2走で貫禄の「連勝ゴール」を決めた大場(10R4枠※1回乗り)も「ターン回りが良くなってる。バランスが取れて、普通より上」という本人の評価以上に気配は良い。強いて挙げれば、「F持ち」の野添はスタートが控え目だが、外枠からでも「1着」を獲り切れる機動力を装備している!

その直後の6位に付けている白井友晴までの上位6名は、本日「無事故完走」で準優進出は安泰と言える状況。ただ、白井は初日に比べて、2日目と昨日の前半は気配が少し落ちていた。それでも、昨後半は(インで大場の「2コース差し」に屈したものの)足は戻っていた様子。本日の11R(※1回乗り)は「連日の1枠戦」となるが、今度こそキッチリ逃げて、準優戦へ弾みを付けたい。

そして、7位タイを並走している渡辺豊(10R3枠※1回乗り)&山本英志(11R3枠※1回乗り)の両者も、得点率の上では余裕がある。しかし、昨3Rで事故艇に接触した山本は「ボートが換わって、直線が落ちてる気がしますね…」と、舟足に加えてリズムも下降気味。よって、気持ちを新たに予選最後の戦いに挑みたいところだ。

さらに、長谷川充(9位)と佐口達也&石川真二(10位タイ)の3者では、長谷川が好枠からの2回勝負(7R2枠&12R1枠)。「重さが取れてきて、出足・回り足は誤魔化しが利く感じになった」と微妙なコメントだが、内枠に有利な「追い風」+「上げ潮」のコンディションを生かしたい。

その他では、ここまで「6枠・4枠」で「2着・1着」と奮闘している本吉正樹が、ボーダー上の12位。「回りやすいし、足も普通よりはいいね」と動きも軽快。よって、何としても前半のイン戦(5R)で「1着」を獲って、後半(12R5枠)に勝負を懸けたいところだ。

なお、今節は得点率の上位組が「固め打ち」をしているため、ボーダー下(13位以下)からの逆転進出はかなりハードルが高そう。ちなみに、13位の長岡茂一は、本日「1着」を獲った上で「相手待ち」になるイン戦一発勝負(※10R)が控えている…。

また、16位タイに並んでいる鈴木猛(6R1枠&11R5枠)・海老澤奉行(2R1枠&6R5枠)・池田雷太(3R1枠&9R3枠)の地元3者も、予選突破へ一縷の望みを残している。この中では、「ペラを自分の形にして、乗り心地は100点に近い!」と、調整に正解を出してきた海老澤の勝負駆けに注目だ!
6月4日(木)

3日目
本格化気配の大場敏が待望の好枠デー!

昨日の2日目は、初日と同様に南寄りのホーム「追い風」が吹いた。なお、レース中盤以降は風速がやや強まったが、潮回りが順目の「上げ」基調だったことが幸いして、一日を通して水面コンディションは良好だった。

その2日目は、1号艇(4勝)+2号艇(3勝)で計「7勝」だったが、中外勢(3〜5号艇)も「5勝」を挙げた。ちなみに、昨9Rにおいてインから逃げ態勢を築いていた大澤普司が、1周2Mでターンマークに接触して転覆。その事故艇に激突して転覆した三角哲男(2枠)は負傷のため、無念の途中帰郷となった…。(※大澤は妨害失格のため賞典除外。)

なお、本日の3日目も、昨日に引き続いて南風(追い風)が吹く見込みだが、午後にかけては風速が若干強まってきそう。ただ、潮回りは本日も順目の「上げ」基調で、波が出る可能性は低そうだ。

さて、昨日の2日目に躍進を遂げたのは、「連勝ゴール」の橋本久和&渡辺豊と、2連対(1着・2着)だった鈴木猛の3者。中でも、自力駆け(カド捲り&逃げ)で連勝した橋本は「Sで遅れても伸び返していたし、回ってからの繋がりも良かったね!」と、安定板が外れて相棒(30号機)の強烈なパワーが火を噴いた!(※本日は9R2枠の1回乗り。)

一方、渡辺と鈴木の地元勢では、鈴木が「ペラを叩いて(2日目は)良かった。Sも勘通りに行けるようになってきましたね!」と満面の笑みで、いいところなく「6着」に敗れた初日とは気配が激変。本日の3枠戦(9R※1回乗り)も、安定板さえ付かなければ好勝負が見込める。

対する渡辺は、昨日の後半戦(前記したアクシデントのあった9R)で事故艇を掻い潜っての勝利。ただ、本人は「少しずつ良くなっていたんだけど、接触したからね。その影響がどうかな…」と言う表情は曇りがちだった。事故を寸時のところで回避できた「ツキ」はあるが、直前の展示気配を注視したいところだ。(※本日は6R1枠&12R4枠の2回乗り。)

さらに、地元の山本英志と、浅見昌克・山崎義明・白井友晴の埼玉勢、さらに、橋本と同じ群馬支部の鳥居塚孝博の計5者が「オール2連対」を継続中。特に、山本(3R6枠&12R3枠)・浅見(6R2枠&11R3枠)・山崎(5R3枠&10R1枠)の3人は「出足」+「回り足」が盤石の状態に仕上がっており、本日も更なるポイントアップは必至だ!

対して、鳥居塚も「凄く伸びることはないけど、伸びはいい方だと思います」と言う通り、スリット付近の脚勢は良好だが、ターン回りには若干重め感がある。それでも、今節は「65号機」の特長(伸び)を生かす方針で、中外枠からの本日2走(2R6枠&10R3枠)も注目しておきたい。

また、今節は「江戸川連覇」が懸かる野添貴裕&大場敏の両主力も、モーターは相当噴いている。まず、野添は「いい感じ。伸びがいいし、行きたいところにも行ける。これをキープ!」と言う口調も軽快で、プロペラを完璧に合わせてきた様子。

その野添は(F持ちのため)Sだけが課題で「今節は大時計とにらめっこ(笑)」とのことだが、同体に近い仕掛けであれば、スロー枠2走の本日(2R3枠&11R1枠)も「連勝」は十分可能だ!

一方の大場は、本体整備に加えて外周りの点検にプロペラ調整と、昨日は出番(昨10R)まで整備室で作業に没頭。その結果、「スリットから出て行く。行き足・ターン回りも良くなって、Sが見やすくなったね!」と死角のない舟足に仕上がった。よって、待望の「好枠デー」を迎える本日(7R1枠&12R2枠)は、予選上位通過へ向けて、緩みなくポイントを積み重ねるはずだ。

さらに、昨11Rをインから逃げて今節初勝利を挙げた石川真二(8R2枠※1回乗り)に加えて、福田雅一(8R4枠&12R6枠)の両者は、ともに「伸び型」で課題は「ターン回り」という点が共通項。しかし、調整がバシッと合えば、この2人も均整の取れた舟足に変貌を遂げる可能性は十分で、レース直前の気配は要チェックだ。

最後に、マスターズ世代の中でも年長組に入る内山文典(7R4枠&11R6枠)・池田雷太(9R4枠※1回乗り)・本吉正樹(3R4枠※1回乗り)・三品隆浩(2R2枠&7R5枠)の4者も、地元の江戸川で熱のこもったレースを見せてくれている。

特に、内山は「伸びは普通だけど、出足型になってきたね。調整さえ合えば、まあまあ頑張れる足ですね」と気合が感じられた。本日は予選突破へ踏ん張りどころとなる「ダッシュ2走」だが、渾身の走りで3連圏への食い込みを目指す!
6月3日(水)

2日目
連勝の浅見を筆頭に埼玉支部勢が好発進!

昨日の初日は、オープニングの1Rから南寄りのホーム「追い風」が卓越。なお、「上げ潮」だった8Rまでは好コンディションでのレースだったが、潮が止まり、水面が波立ち始めた9Rに安定板が装着されると、逆目の「下げ潮」が強まって波が高くなった最終の12Rは2周戦に短縮された。

その初日は、1号艇と4号艇が互角の「5勝」ずつを挙げて、「イン」と「カド」のどちらかが主導権を握るレースが多かったが、「主力クラス」が順当に勝ち上がったため、3連単万舟はゼロ。配当的には比較的平穏な一日だった。

なお、本日の2日目も南風(追い風)が終日吹く見込みだが、強い風は吹かない予報。さらに、潮回りも順目の「上げ」基調のため、良コンディションでレースが実施されそうだ。

さて、波高「25cm/s」という荒水面の下で行われた初日メインの「江戸川選抜戦」だったが、インの三角哲男が先に回って、差した山崎義明(2枠)が2番手に付ける「内主導」のレースに。2Mでは山崎が再度「差し」を捻じ込んだが、三角が堪え切って、そのまま先頭でゴール。史上「8人目」となる江戸川通算「200勝」を達成した!

その三角、自身の偉業には涼しい表情を浮かべていたが、現状の機力面を問うと「足は全体に今イチだよ」と苦笑い。「しっかりペラを合わせないとダメだね」と再調整を示唆していたが、「静水面」が予測される本日は安定板も取り外される可能性が高く、今一度レース直前の気配を注視したいところだ。(※本日は2R6枠&9R2枠で登場。)

その選抜組では、三角とともに「初日1回乗り」だった橋本久和(本日4R4枠&12R1枠)・石川真二(3R5枠&11R1枠)の2者も、本日の静水面での気配をチェックしておきたい。ただ、相棒(30号機)がパワフルな橋本の「直線気配」は良さ気で、カド&イン戦の2回乗りとなる本日は、ズバリ「連勝」に期待だ!

また、選抜戦2着の山崎は、初戦(昨6R)も5コースから2着で「2連対発進」としたが、現状は「回り足タイプ」の仕上がりに映った。(※本日は6R4枠の1回乗り。)

さらに、選抜戦は荒水面の外枠で展開が向かなかった野添貴裕(8R4枠※1回乗り)と大場敏(10R3枠※1回乗り)だが、水面コンディションが良かった初戦をともに「捲り」で1着。特に、野添は「伸び寄りの足で、乗りやすさもあったね」と話しており、早々と調整に正解を出してきた様子だ。

一方、予選スタート組では、浅見昌克が「捲り差し」&「逃げ」で連勝発進を決めた他、鳥居塚孝博(1着・2着)、山本英志(1着・2着)、白井友晴(2着・1着)も2連対と「開幕ダッシュ」を決めている。

まず、昨日連勝した浅見は、後半戦(昨9R)の勝利で節目の当地通算「100勝」に到達。本人も「最近は不調だったので意識してなかったけど、達成できて良かった!」と満面の笑み。「行き足がいい。Sがしやすいし、前検の時から掛かりもいいですよ」と機力は申し分のない状態で、本日の5枠戦(12R※1回乗り)も好勝負は必至だろう。

また、前節のVモーター(65号機)とタッグを組む鳥居塚(11R2枠※1回乗り)が「伸び型」なのに対して、山本(10R2枠※1回乗り)と白井(9R3枠※1回乗り)の両者は「出足」と「行き足」がかなり良い!

中でも、初日のダッシュ2走(6枠・4枠)で結果を出した白井は「ターンの上がりがいい。今の新エンジンは(他場でも)調整に苦戦しましたけど、掴めてきた気がします!」とのこと。自信を深めて臨む本日の走りが楽しみだ。

その他、好発進を決めた三角・山本以外の東京支部勢では、海老澤泰行(5R6枠&12R2枠)・長岡茂一(11R3枠※1回乗り)・内山文典(8R3枠※1回乗り)の3者にも注目したい。

なお、鳥居塚が「4カド捲り」で快勝した昨2Rのインで2着に凌いだ海老澤は「ターンはスムーズかな。ただ、伸びることはないし、ペラを叩いてみた」と、本日に向けての準備は万端。相棒(26号機)は前節の「準V機」で、パンチ力が増強される可能性は十分にありそうだ!

ちなみに、安定板が着くと足色がいい長岡に対して、内山は板が着いてしまうと気配が落ちるが、いずれも上手く調整できるようだと楽しみな存在。この2人はともに本日「3コース」からの戦いだけに、思い切った攻めに期待したいところだ。

最後に、初戦(昨7R)はいいところなく「6着」に敗れた福田雅一だったが、後半戦(昨11R)は「2コース差し」で勝利。その後半戦は、中間速の気配が良好で、本日の3枠戦(6R※1回乗り)もポイントアップを図れそうだ。
6月2日(火)

初 日
選抜組では橋本久和の直線気配が抜群!

今節は「G3マスターズリーグ第2戦・新小岩ホルモン平田杯」の6日間開催(2準優制)。「満45歳以上」の選手、計「48名」によって争われるシリーズで、当地を熟知している面々が多数集結した。

なお、絶好の水面コンディションだった昨日の前検日は、通常どおりに「航走検査」+「S練習」が実施されたが、本日の初日は午後にかけて南寄りのホーム「追い風」が多少強まる見込み。従って、逆目となる「下げ潮」が少し強くなる終盤戦(11R・12R)は、やや波が出る可能性もありそうだ。

さて、今節は「8名」のA1級が参戦しており、初日メインの12R「江戸川選抜戦」には、いずれも当地実績の豊富な6選手がエントリー。中でも、地元の「大将格」として期待の大きい三角哲男が1号艇(※初日1回乗り)に組まれている。

しかし、前検のS練習を終えた三角に話を聞いたところ、「エンジンがなってないなぁ。とにかく今日(前検日)は全てがダメだったよ…」とぼやき節。実際、特訓の気配はパッとしなかったが、初日は「1回乗り」なのが救いで、プロペラ調整に目一杯時間を割く構えだ。

一方、S練習で光る動きを披露したのは、群馬支部の橋本久和(選抜戦3枠※1回乗り)で、「行き足」+「伸び」の気配が抜群だった。橋本自身も「Sを全速で行ければ、伸びは良いかもしれないね!」と手応え十分。ちなみに、今節の相棒(30号機)は、4月の初降ろし時に益田啓司が予選1位通過を果たした「エース機候補」で、本日の選抜戦は「捲り一撃」も十分にあり得る!

さらに、山崎義明(選抜戦2枠※前半は6R5枠)・石川真二(同4枠※1回乗り)・野添貴裕(同5枠※前半は8R2枠)の3者も、気配は良い部類。「江戸川は好き。波も乗れないことはないからね」と言う石川は、本来「スロー水域」が仕事場だが、当地では「枠なり進入」が基本だ。

逆に、選抜メンバーで(前記した三角とともに)気配が冴えなかったのは、当タイトルの「連覇」を目指す大場敏(6枠※前半は5R4枠)で、前検は橋本と同じ班で練習したが、その橋本との「脚力差」は歴然としていた。絶品の「捌き」を誇る大場ではあるが、このまま上積みがないと厳しい戦いを強いられるかも…。

対する予選組で「注目モーター」を手にしたのは、鳥居塚孝博(65号機)・海老澤泰行(26号機)・中村守成(41号機)・佐口達也(20号機)・山本英志(66号機)の5者。ただ、前節V機の鳥居塚(2R4枠&10R1枠)と、前節の準V機を得た海老澤(2R1枠※1回乗り)は、ともにピリッとしないコメント…。それでも、鳥居塚は「伸び気配」に限れば良好だった。

その一方、「気配」と「コメント」がいずれも良かったのは地元A1級の山本で、「行き足は悪くないですね。良機の海老澤選手とも変わらなかった」と笑顔。カド&イン戦の初日2走(6R4枠&11R1枠)は、ズバリ「連勝」まで狙えそうだ!

その他では、当地を熟知している浅見昌克&伊藤雄二の埼玉勢に、「ムラ駆け」タイプだが攻撃力十分の大澤普司も好感触を得ていた。まず、浅見は「行き足がいいから、Sも決めやすい。(最近は)リズムが悪いので、取り戻したいですね!」と意気込んでいた。前記した山本と同様、初日はカド&イン(4R4枠&9R1枠)から「開幕ダッシュ」を狙う!

また、来期(7月1日以降)のA1級復帰が決定している大澤は「全体に鈍かったので、ペラを叩いた。その鈍さは解消できたと思います」と話しており、表情には自信が漲っていた。機が出れば、ダッシュ戦でも「勝ち負け」に持ち込める存在だけに、初日の中外2走(5R5枠&10R3枠)も実に楽しみだ!

そして、吉原聖人・長岡茂一・宮嵜隆太郎の3者も気配が良く映った。なお、長岡がタッグを組む「57号機」は、前回の「ゴールデンカップ」で使用した桑原将光が予選3日目の後半レースでピットに激突するアクシデントが発生(※1Mで他艇と接触しフィンを欠損したことが原因)。そのダメージで、前回の桑原は完全に変調をきたしていた…。

しかし、前検後の長岡に話を聞いたところ、「Sを行っただけの(足の)手応えはありましたね」と、S特訓の1班では最も「行き足」の雰囲気が良かった。あとは実戦における舟足がどうか?だが、前検の足色が本物であれば、ダッシュ枠2走の初日(3R6枠&9R4枠)から好勝負は必至だ。

最後に、重量級の宮嵜は差しに回ると脆く、道中の「競り合い」を苦手としているが、前検後のコメントは「Sができましたし、直線も良かった」と、見た目にも「伸び」は上々だった。よって、苦手な2枠(1R)の前半戦よりも、「S一撃」が狙える後半の4カド戦(7R)で「穴候補」として注目しておきたい!