4月16日 (火)

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新小岩ホルモン平田杯

2023年11月30日〜2023年12月5日
優勝者:4685 島村 隆幸(徳島)

4月21日(金)「外向発売所開設11周年記念 富士通フロンテック杯」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。 優勝戦の1枠には予選を6戦3勝・全3連対で突破し、準優勝戦を「抜き」で獲り切った岩瀬裕亮が座った。ターン回りを中心にバランスが取れて上位級だった岩瀬のアシ。準優勝戦の3枠に強烈な伸び足持つ佐藤大佑。当然佐藤がレースの結果を左右する展開のキーマンとして誰もが予想を組み立てた。大方の予想通りに佐藤がセンターからツケマイ敢行。岩瀬が佐藤に合わせて1Mを旋回する隙に2号艇の島村隆幸が内を差した。佐藤をブロックした岩瀬はキッチリ舟が返って来たが、1周BSでは島村に1艇身近く離されていた。しかし、1周2Mでモロに出た「アシの差」。島村は悪い部分はないが特に良い所もなくと言ったアシで、ターン回り優れている岩瀬の差し返しがズバッと届いた。結局岩瀬が2周1Mで島村を簡単に振り切り、V戦1枠の椅子は譲らなかった。 優勝戦は岩瀬と予選2位通過を果たし、準優を圧倒的な逃げで勝利した茅原悠紀が内枠に並んだ。本番ではこの2人がコンマ09のトップスタートを決めてスリット先行。そして、茅原が選択したのは握りマイ。準優戦後に茅原は「岩瀬裕亮を捲りたい。それくらいの気持ちを持ってプレッシャーを与えて行く気で行きたい」と意気込んでいたが、言葉通りの強襲作戦。岩瀬も当然合わせて抵抗したが、茅原のハイレベルな旋回力を受け止めた代償に1Mは大分外まで流れた。空いた内を狙って他の4艇はこぞって差し合戦。大外の佐藤は出足が重たく早々に後退し、3号艇の島村が一歩リードする形。岩永・片岡、更に外で何とか舟返って来させた岩瀬がバックで混戦状態に。いくらターン回りが良い岩瀬と言えど今回は1周2Mで差せる場がなく、外を回って勝負あり。 島村が1周2Mでそのまま先頭の地位を確立させた。岩瀬が片岡を2周1Mで鋭角なターンから差し捌き、回りアシの違いを見せて次位確保。結果は3連単3-1-5の29番人気(96.8倍)で決まり手は「差し」。島村の通算28回目、当地では2度目のVで幕引きとなった。 クールで淡々としてる島村だが、優勝パレードでは声援を送ってくれるファンに優しい笑顔を見せながら手を振り返す。時折、ファンに振り返す手を控え目なガッツポーズに何度か変えながら頭を下げて感謝の意を表した。 これで島村は4節連続の優勝となり、今回もその勢いは止まらなかった。江戸川の前に出走した宮島G1「宮島チャンピオンカップ開設69周年記念」でデビュー以来初めて、一般戦以外での優勝を経験して乗り込んで来た今節。前検日から本人は至って淡々としていた。節間通しアシ的には抜けて良い部分もないが、特に悪い部分もなくと言った感じで、調整も大きな事はせず。それでもオール3連対での優勝。準優勝戦・優勝戦共に捲る艇に岩瀬が合わせて、島村が差す。似たような展開の中で優勝懸かる一戦の方を勝ち切れる。島村に追い風が吹き、今の勢いをそのまま表している様な一節だと感じた。 5節連続の優勝を懸けて4月30日より、再び宮島での一般戦に参戦予定の島村。5月・6月ではG1が2本と徳山でのSG「第33回グランドチャンピオン」を控える。記念戦線へ向けて更に波に乗って行く、絶好調男・島村隆幸から目が離せない。



12R  優勝戦    


選手名 タイム
1号艇
.09
2号艇
.09
3号艇
.10
差 し
4号艇
.17
5号艇
.15
6号艇
.22

島村  隆幸
1'54"5

岩瀬  裕亮
1'55"9

片岡  雅裕
1'57"3

茅原  悠紀
1'57"9

岩永  雅人


佐藤  大佑


払い戻し
2連勝単式

2,800円
3連勝単式
9,680円
2連勝複式

560円
3連勝複式
1,170円
備 考


払い戻し詳細 水面気象情報
単勝式 3
520円

天 候
晴れ



波 高
10cm



複勝式
 
3
510円

風 向
南西
1
140円

追い風



風 速
5m






2連勝単式
3-1
2,800円
9
気 温
20.0℃



水 温
17.0℃
2連勝複式
1=3
560円
2
流 速
60cm



水 位

3連勝単式
3-1-5
9,680円
29
満潮時刻




干潮時刻

3連勝複式
1=3=5
1,170円
5
返 還



 
拡大
2連勝複式

1=3
200円
3
3=5
610円
10
決まり手
1=5
180円
2
差 し






備 考