5月3日 (金)

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ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント

2023年10月7日〜2023年10月9日
優勝者:3822 平尾 崇典(岡山)

「この大会は通常の勝ち上がり制のレースよりも何倍もの『運』を要し、それが勝負の行方を大きく左右する」…ファイナルで平尾がクルッと逃げ切る姿は、そんな定説を100%体現していたように思う。初日のトーナメントを必要条件の3着で凌ぎ勝ち上がった平尾は、その後のセミファイナルの枠順を決める抽選で2枠に決定。そのセミファイナルでは、逃げたイン選手に差し続いて2着処に位置していたが、イン選手にまさかのフライングコール。一瞬で先頭へと繰り上がって、そのまま1着でゴール。それが12Rだったため、その流れのままに抽選会場に姿を現すことになった。中澤和志、田村隆信、石渡鉄兵に平尾を加えた4名でファイナルの1~4枠を決める抽選会が催され、平尾の枠発表順はトップ。初っ端になんと1枠獲得と発表された。平尾自身は一切顔色を変えなかったけれど、恵まれ勝利→1枠ゲットという流れを見れば、4人の中で最も『運』が来ていることは明らかだった。更に言うなら、普段は前付け必至の赤岩が復活戦勝利で蘇って6枠に入ったものの、江戸川とだけあってスンナリの6コースに収まったこと、なども勝利への後押しとなっただろうか。とにもかくにも、この大会の利点を存分に引き寄せ、最終的に優勝という形にしたわけである。 ファイナル自体は、ハッキリ言って完勝という表現がしづらい。インからコンマ16、スリットこそ6艇は同体だったが、そこから1マークまでは隣の中澤に覗かれる感。初日からスタートの質に不安な気配があった平尾だが、ファイナルにもその部分が表れたか。1マークまでの直線足なら見た目6番手スタートと言った形態だったが、中澤に艇を寄せつつ何とか先マイを敢行。艇団が外へと寄った分、他5艇は半ば押し込まれた状態で初動を切る形となり、1マークは中澤~上野までの攻めが半端な格好に。平尾自身も割合いコーナーを外していたが、握って出た中澤に応戦しつつ逃げ切って優勝を決定付けた。準優勝はその中澤。3着は1マークの鋭いブイ差しから赤岩が抜けていたが、コーナー毎に地元の雄・石渡が追い詰め、意地の逆転で掲示板入り。3連休に熱戦の続いた「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」は、終わってみれば1-2-3(15.7倍・2番人気)の順当決着での幕引きとなった。平尾はこれが昨年11月の宮島一般戦以来の優勝。通算では87度目、江戸川は6度目の優勝。来年(つまり約3ヶ月後)1月に大村で開催される「プレミアムG1・ボートレースバトルチャンピオントーナメント」の優先出場権も手中に収めた。気付けば50代に突入した平尾。今年はこれが初の優勝だが、まだまだ第一線で張り合う力量は十分。この後は記念戦線への斡旋も多数入っており、また来月半ばには再び当地一般戦に登場予定。平尾の華麗かつマスターズ世代らしい巧腕発揮を楽しみにしたい。



12R  ファイナル  


選手名 タイム
1号艇
.16
逃 げ
2号艇
.14
3号艇
.16
4号艇
.17
5号艇
.18
6号艇
.17

平尾  崇典
1'52"4

中澤  和志
1'53"5

石渡  鉄兵
1'54"6

赤岩  善生
1'55"5

上野 真之介


田村  隆信


払い戻し
2連勝単式

680円
3連勝単式
1,570円
2連勝複式

500円
3連勝複式
490円
備 考


払い戻し詳細 水面気象情報
単勝式 1
270円

天 候




波 高
5cm



複勝式
 
1
160円

風 向

2
240円

向い風



風 速
5m






2連勝単式
1-2
680円
2
気 温
16.0℃



水 温
23.0℃
2連勝複式
1=2
500円
2
流 速
-20cm



水 位

3連勝単式
1-2-3
1,570円
2
満潮時刻




干潮時刻

3連勝複式
1=2=3
490円
1
返 還



 
拡大
2連勝複式

1=2
220円
5
1=3
170円
1
決まり手
2=3
220円
4
逃 げ






備 考