初日は終日安定板装着なしの３周戦と比較的穏やかな水面。ただバリエーション豊かに「恵まれ」以外の決まり手が全て飛び出し万舟券は３本。当地１年間を締め括るシリーズも「らしい」始まりになった。そんな中で初日選抜は絶好枠を託された山田が押し切り。ダッシュ勢がやや覗くスタートから、１Ｍのターン膨らんだ山田だったが旋回後に艇は前へ進み勝利。２日目大外含む２走でポイント上積みなら、得点制のファイナルへ向けて大きく前進。

初日連勝発進を決めたのは田路と大塚。伸び足求める前者は思ったほどの直線来てないが、バランス良く纏まった気配。そしてエース機・６９号駆る後者は機力ままの好脚。今節最大の伏兵としてＶ戦線へと歩みは止めない。初日選抜で大分気配目立ったのは西の若手ホープ・石本。前節優出機も味方に特訓から上々の足色備えて２着。経験値浅い水面でも随一のポテンシャルで躍動必至。反対に地元主軸の桑島辺りは早急に機立て直さなければ…。

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