9月25日 (日)

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G2江戸川634杯・モーターボート大賞 / 7月26日〜7月31日

節全体の展望・注目の選手

江戸川キング・石渡、当地無双モードの大池が地元2強!

全国選抜組にも江戸川巧者が多数集結して激戦必至だ!




3716
石 渡  鉄 兵

4468
大 池  佑 来

3983
須 藤  博 倫

4397
西 村  拓 也

3996
秋 山  直 之

4335
若 林    将


【更新情報】
※7/26(火)…宮之原輝紀選手(4939・東京)は私傷病のため欠場となりましたので、2日目(12R)ドリーム戦のメンバー及び枠順が変更となりました。
※7/22(金)…湯川浩司選手(4044・大阪)は家事都合のため欠場となりました。
※7/21(木)…岡崎恭裕選手(4296・福岡)は私傷病のため欠場となりました。

6日間の「3準優制」で実施される、当地ではお馴染みのグレードレース「 G2江戸川634杯・モーターボート大賞」が7月26日(火)に開幕する。なお、直前の24日(日)に「SG尼崎オーシャンカップ」の優勝戦が行われるが、そのSG出場を逃した「銘柄級」に加えて、波乗りが得意な「江戸川巧者」が多数集結。まずは、準優ベスト18入りを懸けた4日間の熱い予選バトルに注目したい!

さて、当シリーズも江戸川の特別戦では恒例となっている「Wドリーム戦」が初日と2日目の【12R】に実施されるが、2つのドリーム戦ともに「東京支部3名VS全国選抜3名」による対戦カードとなっている。まず、初日の「ドリームDay1」に出場を予定しているのは(枠番順に)石渡鉄兵西村拓也若林将秋山直之栗城匠杉山正樹の6選手。

なお、初日の奇数枠には「東京支部勢」がエントリーしているが、1号艇に抜擢されたのは元祖「江戸川キング」の石渡。当地通算で「322勝&21V」という前人未到の戦績は「凄い!」の一言。(潮流・風速等の)条件不問で質の高い「好S」を常に決めて、精度の高い「攻撃」を繰り出してくる。

その石渡、当地は昨年10月のG1戦(66周年記念)以来と、意外なことに当節が今年初の江戸川参戦。それでも、デビューから「7,000走」近くも江戸川を走っているだけに、この程度のブランクは何ら問題なし。来月には、大池佑来とともに「江戸川推薦」で出場する「SG浜名湖ボートレースメモリアル」が控えているため、その「大一番」へ向けてもリズムを上げていきたい6日間。久々の参戦とあって、相当な意気込みで江戸川に乗り込んで来るはずだ!

そして、地元からは若林&栗城も初日のドリーム戦に選出されているが、現況(※5月1日以降)が勝率「5点台」の若林は不調。しかも、今年は当地を3節走って「優出ゼロ」と結果を出せていない。ただ、前回戦(先月の5代目番長決定戦)の最終日に「何となく調整は掴めた気がする…」と光明が見えてきた様子で、当シリーズは序盤の段階で調整に正解を出したいところだ。

栗城も若林と同様、今期は勝率が「5点台」と今ひとつだが、当地では5月のGWシリーズ(ゴールデンカップ)で「江戸川初制覇」を飾ると、先月末の開催(パルテノン多摩リニューアル記念)でもベスト6入り。本人も「江戸川の調整が分かってきたことが大きい」と自信を付けているため、メンバーが一気に強化される当節も「一発大駆け」が期待できそうだ。

一方の「偶数枠」に組まれた遠征勢では、今期の6節で「4優出&1V」の西村が好リズム。加えて、当地は昨年10月の「66周年記念」を含めて「4連続優出中」と抜群の「安定感」。機力が中堅程度でも粘り強く捌けるが、モーターがバシッと仕上がれば悲願の「特別戦初V」も狙える。

続いて秋山は「江戸川は大好きな水面ですけど、苦手…」と話していたが、前回のG1戦(昨年10月の66周年記念)では「準V」と活躍。「操縦性」の部分を仕上げたその前回は、本来の「旋回力」を存分に発揮。節間の8走で「7連対」と舟券への貢献度も絶大だった。圧倒的な「スピード」と「波乗りテク」を兼備する秋山も、当然「覇権争い」に食い込んでくる。

そして、杉山は愛知支部でも有数の「波乗り巧者」で、参戦機会が豊富な江戸川で「V3」の実績。しかし、近況の当地戦では「低調機」を引くことが多く、約2年半も優出から遠ざかっている。そのため、そろそろ良機の援護が欲しいが、先月末の尼崎で「今年初V」を飾って調子自体は上向いてきた。

対して、2日目のドリーム戦(Day2)だが、初日とは逆に奇数枠に「全国選抜組」、偶数枠に「東京支部勢」がエントリー。その出場メンバーは(枠番順に)湯川浩司大池佑来岡崎恭裕渡邉雄朗須藤博倫宮之原輝紀の計6名となっている。

まず、当節の出場選手では「SG4冠」という最上位の実績を誇る湯川が、2日目のドリーム戦1号艇で登場する。今年はグレードレースでの活躍が少なく、一般戦を含めても「優勝ゼロ」となかなか軌道に乗ってこないが、機出し手腕のレベルは高く、そろそろペースアップを図りたいところ。

その湯川、直近の当地3節においては優出に届いていないが、やはり江戸川のG1戦で「V3」の実績は際立つ。当地では「伸び足」を仕上げた上で静水面で戦えるのが最も好ましいが、仮に水面が荒れても柔軟に対応できるだけに、遠征組の「旗頭」として当シリーズを盛り上げたい。

そして、G2以上の特別戦「V5」と実績を積み上げている岡崎は、主力クラスのレベルが高い福岡支部でも「記念常連」の銘柄級に君臨。決して「安定感」があるタイプではないが、気持ちが乗っている時は強烈な「爆発力」を秘めている。当地でG1初制覇(2017年3月のダイヤモンドカップ)を達成しているが、自慢の「攻撃力」を発揮するためには静水面で戦いたい。

埼玉支部の須藤は、丁度5年前に当タイトル(江戸川634杯)を制した実績を有する。しかし、前期はやや不振で、当地の前回戦(ゴールデンカップ)で何とか「A1級勝負駆け」を成功させたが、級別の新期を迎えた5月以降も調子は戻り切っていない印象。機が水準以上に仕上がれば柔軟に運べるタイプだが、近況の出来を考慮すると良機の後ろ盾を得たいところだろう。

一方、偶数枠の地元勢では、当地で現在「4連続優出&3V」という「無双状態」の大池が注目株。段違いの「江戸川実績」を誇る石渡・濱野谷憲吾を除けば、今や地元勢ではこの大池と福来剛の「乗りっぷり」がズバ抜けており、そのレースぶりには自信が漲っている。

その大池、先月の開催(パルテノン多摩リニューアル記念)では癖の強いプロペラに手を焼きつつも、最終的には調整に正解を出して「準V」。当地では「周年記念」をはじめ、お盆レース(大江戸賞)や正月レース(新春金盃)という当地の主要タイトルを獲得しているため、初の「634杯」戴冠へ意気込み十分で乗り込んで来ることだろう。

さらに、「F2」を乗り越えて1期でA1級に返り咲いた渡邉に、東都NO.1の「有望株」である宮之原も楽しみな存在。「妥協」の二文字とは無縁の渡邉は、この上ない熱心な整備でモーターを出してくる。自力攻めが利く「伸び足」がくるのが理想だが、最近は「バランス型」で手堅く着をまとめることも多い。

宮之原は現在のところ(※6/30時点)、3月の当地戦(日刊ゲンダイ杯)から6月末の児島まで「8連続優出&3V」と「確変モード」を継続中。「ルーキーシリーズ」を走れば「無敵」で、今の状態ならグレードレースでも好勝負は必至。現況8点台(8.62)の勢いそのままに、初の「特別タイトル」を勝ち獲る可能性も十分ありそうだ!

また、ドリーム組以外の東京支部勢では、佐藤大佑荒井翔伍の「106期勢」に、北山康介飯山泰今泉友吾らもモーターの仕上がり一つで、前記した「ドリーム組」とも互角以上の勝負が期待できる。

中でも、「捲り屋」の佐藤に対して「コーナー勝負」で粘りを発揮する荒井は、戦法こそ好対照だが、当地では常に闘志を前面に押し出した熱い走りを披露。さらに、A2級に陥落した残りの3者だが、今期はいずれも「A1ペース」と復調気配。特に「意外性」がある天才肌の北山は、序盤の時点で良い流れに乗ると「惑星候補」になる可能性がある。

一方の「全国選抜組」では、出場メンバー中で今期の適用勝率がトップ(7.78)の山田康二と、3年前に「江戸川634杯」を制している池永太の九州勢に注目で、この両者はドリーム戦に選出されても不思議ではない実力者。特に、SG戦で通算「3優出」の山田は江戸川の「波水面」にも強く「ベスト6」入りが十分狙える。

さらに、小池修平権藤俊光是澤孝宏に、白石健濱崎誠の「江戸川常連組」を有する近畿地区勢の層も厚い。この中では「江戸川番長」の称号を持つ小池(2代目)・是澤(4代目)・濱崎(初代)は当然「波水面」に滅法強いが、近況の当地戦で機を出せていない是澤は「調整」がカギになってくる…。

そして、完全なる「差し屋」から脱却して「自力」のレースが増えてきた権藤と、強烈な「速攻」が武器の白石も、手にするモーター次第では期待が膨らむ。特に「波の鬼」として鳴らす白石は静水面でも強いが、水面が荒れれば「2割増し」の評価。豪快な波乗りで魅せてくれるはずだ。

その他では、当タイトルを含めて江戸川通算「V6」の横澤剛治に、通算7優出で「5V」の長尾章平は、当地での「勝負強さ」が満点。また「強さと脆さ」が同居するタイプの山口達也菅章哉も、ツボに嵌ると「一発候補」になり得る。特に、菅は「チルト3度の男」としてファンの人気は絶大。当地のチルトは「2度」が上限だが、目論み通りに「伸び足」が付くと「捲り連発」も…!?

最後に、現在使用されているモーターは、6月末の時点で初降ろしの4月(2節目のゴールデンカップ)から「6節」が経過。現在「エース機候補」に挙がるのは「56」「50」「30」「64」の4機で、中でも、ここにきて「56」のパワーが少し抜けてきた印象。さらに「伸び足」の良い「23」「35」の他、「15」「10」も素性は確実に良い。

(※出場予定選手・データは、すべて6月30日現在)

開催日別 展望
7月26日(火)

初 日
江戸川キング・石渡が初日ドリームの1号艇!

全国の精鋭と地元有数の水面巧者が集結した「G2江戸川634杯・モーターボート大賞」が本日開幕を迎える。なお、今シリーズは6日間の「3準優制」で争われるが、初日と2日目の【12R】において「東京VS全国選抜ドリーム」と銘打たれた恒例の「Wドリーム戦」が実施される。

ちなみに、本日の初日は午後にかけてホーム「追い風」が強まる見込みだが、朝方(1R)を除けば、潮回りが順目の「上げ潮」であることが幸い。海からの「ウネリ」が流入してくる条件のため絶好のコンディションは望めないだろうが、水面が極端に波立つ可能性は低そうだ。

さて、初日メインの12R「ドリームDay1」は、奇数枠に「東京勢3名」、偶数枠に「全国選抜3名」がエントリー。中でも、注目の1号艇は「江戸川キング」の石渡鉄兵(※初日1回乗り)。意外にも、今節が「今年初」の江戸川参戦とあって、本人はいつも以上に気合が入っている様子だった。

その石渡が抽選で手にした「68号機」だが、決して派手さはないものの「実戦足」は比較的しっかりしている印象。本来であれば他艇を「捲り」でなぎ倒す「伸び足」が欲しいところだが、機の特長をある程度尊重した調整で、まずは初陣を逃げて飾りたい!

対して、初日ドリーム組で石渡を脅かすレベルのモーターを手にしたのは、西村拓也(2枠)&若林将(3枠)の2者(※ともに1回乗り)。ただ、西村は前走地の宮島で「F」を切ったため、今節は「コーナー勝負」重視になりそう。

西村に対し、無傷の若林はビシバシ「S」を攻めたいところ。「出足・行き足系かな」と相棒(23号機)を評していたが、当機は元々「伸び足」がかなり良いモーターで、調整が嵌れば久々に強い若林のレースが見られるかも…!?

一方、ダッシュ枠の3者も「凡機」を引いた選手はおらず、秋山直之(4枠※1回乗り)は前節のV機(操者:権藤俊光)を獲得。秋山自身はまだ「?マーク」のジャッジだったが、杉山正樹(6枠※前半は3R4枠)は「ここ最近では良い方。乗り心地が良かった!」と笑顔で、こちらは手応えありの様子だった。

初日ドリーム組以外では、現時点での「最上位クラス」のモーターを引き当てたのが、今泉友吾(15号機)と重木輝彦(50号機)の両者。まず「15号機」は現状やや「伸び型」だが、調整次第で脚質転換は可能。そのため、今泉(5R1枠※1回乗り)は好みの「出足型」へ移行してくる可能性もありそうだ。

重木の方は「足合わせの伸びが良く、特訓も班で少しいい感じがした!」と上々の「パンチ力」を秘めている様子で、初日の2走(1R2枠&9R5枠)から「パワー攻勢」に注目しておきたい!

さらに、九州地区の「実力者」である山田康二(64号機)&池永太(30号機)も、期待度大のモーターをゲット。特に、山田は「全体に少しずつ余裕がある。出足系のエンジン? その方が嬉しいですね!」と笑顔で、初日はカド&イン(4R4枠&10R1枠)からズバリ「連勝」も狙えそうだ!

一方の池永は、まだ足を掴みかねていたが「良い機と聞いたし、楽しみではある」と、エース級のパワーを有する相棒に期待を寄せていた。それとともに、池永は10月の「SGボートレースダービー」出場へのボーダー付近に位置しており、本人も「勝率は考えて走りたいし、1走目を大事に!」とのこと。従って、初戦のカド戦(5R4枠※1回乗り)は目一杯の攻めで「1着」を獲りに行くはずだ!

その他、地元の東京支部勢では、宮之原輝紀・桑島和宏・戸塚邦好にも注目機が渡った。中でも、現況「8点台」で今年「V4」と絶好調の宮之原(5R3枠※1回乗り)の活躍は必至だし、桑島(2R1枠※1回乗り)と戸塚(3R2枠&11R5枠)は「隠れ良機」とのタッグ。ともに2連対率は「35%以下」だが、「穴党ファン」は節間を通して追いかけても面白いかも…!?

また、安達裕樹(6R5枠&11R2枠)と黒柳浩孝(3R1枠※1回乗り)の2人も「Aランク」が付くモーターとのタッグ。そして、「チルト3度」の使い手でファンの人気も高い菅章哉は、前節に「伸びは節イチ!」と佐藤大佑が豪語した「70号機」をゲットした。

なお、菅は「チルト2度(※江戸川の上限)でペラを叩いた。少し伸びたけど、水面が落ち着くことを願います」と苦笑い。実際、荒水面はあまり得意ではないが、同じ伸び型の「スペシャリスト」である佐藤が前節で仕上げたパワーをそのまま発揮できれば、「捲り連発」も十分ありそうだ!(※初日は1R3枠の1回乗り。)