1月29日 (日)
GI江戸川大賞開設67周年記念

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G1江戸川大賞・開設67周年記念 / 1月26日〜1月31日

節全体の展望・注目の選手

当地大看板の石渡大池福来らが地元水面で躍動!

グランプリ優出の磯部片岡を筆頭に遠征勢も強力布陣!




4586
磯 部    誠

4459
片 岡  雅 裕

3959
坪 井  康 晴

3716
石 渡  鉄 兵

4095
福 来    剛

4337
平 本  真 之


前回の「66周年記念」は一昨年の10月に実施されたが、2022年度の「G1江戸川大賞・開設67周年記念」は冬真っ只中の1月26日(木)に開幕を迎える(※6日間の3準優制で実施)。なお、初日と2日目の【12R】に当地特別戦では恒例となっている「Wドリーム戦」が組まれている。

ちなみに、開催期間中の潮回りは完全な「下げ」基調。従って、冬場特有の北西風(向かい風)が強まることも多いこの時期としては最良の潮回りで、季節外れの「追い風」が吹かぬ限りは、良コンディションが期待できる。加えて、下げ基調で潮回りが安定しているため、各選手にとって「S勘」を掴みやすい条件とも言えそうだ。

さて、「Wドリーム戦」に出場を予定している「12名」から触れておきたいが、昨年末の「SG大村ボートレースグランプリ」でファイナルに勝ち残った磯部誠(初日)・片岡雅裕(2日目)の2者が1号艇に抜擢された。まず、初日12Rの「ドリームレーサー賞」に出場するのは(枠番順に)磯部・坪井康晴福来剛岡崎恭裕平尾崇典山田康二の計6名。

まず、昨年のG1戦で「6優出&V2」と結果を出した磯部は、8戦全てに「精勤」したSG戦で優出したのがグランプリのみだったが、そのグランプリでは「トライアル1St」から切れ味鋭いレースを連発。ファイナルは馬場貴也に競り負けての「3着」だったが、ボートレーサーの頂点が決定する「最高峰」の舞台でも力負けは一切なかった。

なお、磯部が当地で(G2以上の)特別競走を走るのは今回が初めて。名うての「江戸川巧者」が顔を揃えた当節のメンバーだと「水面実績」の点でやや見劣るが、現在当地の一般戦は「3連続優出&V1」と「苦手意識」を口にしていた以前を思えば、水面を克服している様子。さらに、当節は潮回りが良いため、額面通りに実力を発揮できるはずだ。

そして、当地の「G1タイトル」を持っているのは坪井(59周年記念)・岡崎(ダイヤモンドカップ)の2者だが、山田康も昨年7月にG2戦(江戸川634杯)を獲得している。

まず、坪井は2年前の「65周年記念」以来の参戦。的確な「調整手腕」に加え、足の特性に応じた自在なレース運びができるタイプだが、近況の当地戦では「準優止まり」で優出から遠ざかっている…。荒水面は程々に乗りこなしてくるが、良機の援護が欲しいところか。

一方、今期に入ってG1タイトルを奪取している岡崎(11月の福岡ダイヤモンドカップ)と山田康(12月の唐津69周年記念)は勢い満点。旋回の「切れ味」で勝負するタイプの岡崎は是が非でも静水面で戦いたいところだが、前記した通り、当節は水面条件での不安材料は少ない。

対する山田康は、G1戦を含めて今期だけで「V3」と「確変モード」に突入している。G2を獲った前回の当地戦は「機力」+「レース」がともにパーフェクトだったが、こちらは荒水面にもかなり強い。江戸川の「走り方」を心得ており、当節も「期待度」は相当高い!

続いて、福来と平尾はともに無類の「江戸川巧者」として多くのファンに認知されているが、2日目のドリーム戦に出場する大池佑来とともに「地元代表」として選出された福来は当然、意気に感じているはず。「江戸川大好き人間」が集う「番長決定戦」を2度制しており、今や地元NO.1の「波乗り王」だ!

その福来、近年は「ボートレースダービー」に出場するのが当たり前というほど毎期に亘って「高勝率」をマークしており、一般戦を走れば「無敵」に近い強さを誇る。よって、何よりも欲しい「記念タイトル」獲得へ全身全霊で挑み、前回覇者の大池に続きたい!

平尾も「江戸川は地元という意識で走っている」と常々口にしている通り、当地の「周年」を制するのは大きな目標。地元の「水面巧者」が舌を巻くほど江戸川の水面を熟知しており、調整面では「伸び足」を付けるのが非常に上手い。理想的な「伸び型」に仕上がれば、ダッシュ位置から目の覚める攻撃を繰り出してくる。

一方、2日目12Rの「ゴールデンレーサー賞」にエントリーしているのは(枠番順に)片岡・大池・秋山直之湯川浩司平本真之中島孝平の6者。

まず、磯部とともに、グランプリファイナルに進出した片岡は、昨年8月の「浜名湖ボートレースメモリアル」で悲願の「SG初制覇」を達成。さらに、昨年は「尼崎オーシャンカップ」&「鳴門チャレンジカップ」でもベスト6入りを果たして、堂々の賞金ランク3位で「グランプリ2nd」からの出場を決めた。

ちなみに、片岡の攻め手は多彩だが、最大のセールスポイントは「勝負度胸」で、ここ一番は質の高い強烈な「S」を張り込んでくる。なお、当地は過去に「2優出」のみで水面実績は少々心許ないが、「覚醒」を遂げた今なら難水面をあっさり克服しても不思議ではない。

対して「水面実績」に勝るのは、当地周年の「ディフェンディングチャンピオン」である大池と、江戸川のG1戦通算「V3」の湯川。まず、大池は福来とも遜色のない「波乗りキング」であり、当地でモーターが仕上がった時の「安定感」は圧倒的だ。

ただ、大池の懸念材料は「抽選運」の悪さで、最近の江戸川では「低調機」を引いて整備に追われるシーンが目立つ。よって、最低でも「水準クラス」のモーターを引きたいところだし、整備よりも「レース」に集中した上で「周年連覇」を狙いたい。

一方、昨年はグレードレースで結果を出せなかった湯川だが、先月の「唐津69周年」ではベスト6入りとリズムは上向き。当地は一昨年10月の「66周年記念」以来の参戦で、以前ほどの「神通力」はないが、モーターが出れば当然怖い存在。「快速王子」の調整が嵌ると「シリーズリーダー」を争う存在になってくる。

そして、昨年は後一歩のところでグランプリ出場を逃した平本・中島の実力は言わずもがな。昨年はSG&G1で計「6優出」をマークしながら「Vゼロ」に終わった平本。従って、今年は「優勝」に拘りたい1年になる。当地は調整が合い切らないことも多いが、荒水面は豪快に乗りこなせるタイプだ。

中島の方は、前年の賞金ランク「19位」で無念のグランプリ次点。機出しは「エンジンなり」でモーターが快速に仕上がるシーンは少ないが、コース不問で的確に捌ける「旋回技術」のレベルは今も高水準。あとは2年半ぶりとなる江戸川の水面にフィットできるかが、好走へのキーポイントになる。

ドリーム組以外の地元・東京支部勢では無論、石渡鉄兵が真っ先にクローズアップされる。当地通算「334勝」&「V21」と、水面実績で他を圧倒する石渡は、当地を走るたびに記録が塗り替えられる「江戸川天皇」。今期(11月1日以降)は、すでに津・多摩川で「V」を飾るなどペースアップを果たしている。

その石渡はまさかとも言える「ドリーム漏れ」となったことで、闘志に火が点いているはずだし、江戸川においては「負けられない」という想いが誰よりも強い。抜かりなく機を仕上げて、最後はやはり「石渡が主役」だったと思わせる走りを期待したい。

さらに、若林将齊藤仁長田頼宗永井彪也の4人も、機の仕上り一つで「主役候補」に躍り出る東京支部きっての実力者。「63周年記念」覇者の若林は、当地戦における長い「スランプ」から脱して、再度「大仕事」を期待できる態勢が整ってきた印象。

そして、12月末の時点で「7連続優出中」の齊藤は好リズム。当地も先月だけで「2節」走っており、ある程度調整の「方向性」も掴めているはず。長田・永井の2者では、約4年半ぶりの当地参戦だった前回(10月の報知新聞社杯)でいきなり「V」を飾った長田に注目。その前回は機も噴いていたが、「乗りっぷり」も久々を感じさせぬほど抜群だった。

残る地元勢では、佐藤大佑山田亮太も大好きな江戸川の記念参戦を心待ちにしているはず。生粋の「捲り屋」である佐藤は、舞台がG1戦でも自らのスタイルを貫いて「真っ向勝負」を挑むのは必至。一方、今期が初A1の山田は今回が念願の「G1初出場」。油断も隙もない強豪相手に対し、物怖じすることなく「チャレンジャー精神」で立ち向かっていきたい。

東海勢では、杉山正樹板橋侑我の2人に期待。「当地常連」の杉山は「2コース差し」でVを飾った前回戦(12月の東京健康ランドまねきの湯カップ)の時に良い調整ができていた印象。対する板橋も、当地は現在「2連続優出中」と好走中で、難易度の高い江戸川の水面を攻略できている。

続いて、近畿地区からは岡村仁小池修平に、魚谷智之稲田浩二の4者に注目したい。中でも、当地の「58周年記念」を勝っている岡村と、小池の大阪勢はともに荒水面に強い、大の「江戸川巧者」。対する魚谷・稲田の兵庫コンビは「攻撃性能」が出色で、特に「江戸川は得意水面だと思っています!」と自信を示していた稲田は期待十分だろう。

中四国勢では山口達也船岡洋一郎大上卓人の3者が「攻めっぷり」が良く、ツボに嵌ると面白い存在。中でも、昨年に当地を4節走って「2優出」の山口は準備万端のはず。ここ一番は一発を狙った「伸び仕様」のオプションもあり、「曲者」らしい変貌自在なレースで旋風を巻き起こしたい。

やや手薄な九州地区勢では、ドリーム組の岡崎とともに、前田将太定松勇樹の奮闘に期待したいところ。昨年に「V8」と勝ちまくった前田は捲って良し、差しも鋭い敏腕レーサー。一方「大器」の呼び声が高い定松は、今期が初A1でG1戦も初出場。当地は11月の「ルーキーシリーズ」が初参戦だったが、ある程度水面にフィットしていた。よって、良機の援護を得ると「大爆走」もありそうだが果たして…!?

最後に、現行モーターは昨年4月の2節目(4/29・ゴールデンカップ)の使用開始から約8か月が経過して、ほぼ「モーター相場」は固まっている。その状況において、強力な「3トップ」を形成するのは「47」「39」「64」の3機で、「35」「25」「15」が2番手グループ。特に、年末開催で「128期」の修了チャンプ・飛田江己が「初優出&初V」を飾った「47」は圧倒的なパワーを誇っており、誰が引き当てるか注目だ!

(※出場予定選手・データは、すべて1月1日現在。)

開催日別 展望
1月26日(木)

初 日
DR1枠はグランプリで熱戦演じた磯部誠!

「オールA1級」の精鋭「50名」によって争われる「G1江戸川大賞・開設67周年記念」が本日、開幕を迎える。なお、極限まで冷え込んだ昨日の前検日はやや北風(向かい風)が強かったが、順目の「下げ潮」だったため、通常通りに良水面の下で「タイム計測」+「S練習」が行われた。

なお、本日初日の開催は南風(追い風)が入るため、前検日よりは気温が上昇する予報。対する潮回りは逆目となる「下げ」基調の一日ではあるものの、強い風は吹かぬ見込みであるため、極端に水面が荒れる可能性は低そうだ。

さて、今節も初日・2日目の「12R」に当地特別戦恒例の「Wドリーム戦」が実施されるが、初日の「ドリームレーサー賞」の1号艇(※前半は2R4枠)にエントリーしたのは、昨年のグランプリファイナリストである磯部誠。ちなみに、抽選で手にした「50号機」はやや「上下動」があるものの、ハイポテンシャルなモーター!

ちなみに、S特訓を終えた磯部は「体感部分」に不満を漏らしていたが、足色自体は決して悪くなかったし、「伸びシロ」も十分にある。加えて以前は「苦手意識がある」と話していた江戸川の水面も克服しつつあり、「実力通り」の走りを期待して良さそうだ。

そして、初日のドリーム組では福来剛(3枠※前半は4R5枠)・岡崎恭裕(4枠※1回乗り)の2者が「上位クラス」のモーターを引き当てているが、特に岡崎の「64号機」は、「トップ3」の一角を占める「看板機」の一つ。実際に「行き足気配」は相当に良かったし、ドリーム戦も「カド一発」に警戒しておきたい。

対する福来は、「出足系統」に特長がある「37号機」とのタッグ。「(2節前に)澤崎(雄哉)君が結果を出してますし機は良さそう。今のままでもレースに行けるレベルですよ」と満面の笑み。さらに、ドリーム戦に選出されたことで、いつも以上に気合も入っている模様だ!

なお、残る坪井康晴(2枠※1回乗り)・平尾崇典(5枠※前半は5R2枠)・山田康二(6枠※1回乗り)の3者も、総じて気配は悪くなかったが、プロペラが完全な「出足型」になっている平尾は「伸び方向」へ調整する構えで気配を注視したいところ。

そして、今期「好ペース」の坪井・山田康は、「調整面」に自信が感じられる。昨年7月にG2戦(江戸川634杯)を制した山田康は、「自分が優勝した64号機の岡崎さんと、数字ほど足の差を感じなかった」との事で、今後の調整次第では、それなりのレベルに仕上げてきそうだ。

一方、初日のドリーム組以外では、長田頼宗(39号機)・秋山広一(47号機)が「トップ3」の超抜モーターをゲット。さらに、山田哲也(23号機)・石渡鉄兵(25号機)も、トップレベルの機を引き当てている!

ちなみに、長田(5R5枠&9R1枠)は「47号機」とのタッグだった前回戦で「V」を飾っており、またしても「強運」を発揮。前検日の時点では「重め感」を口にしていたが、長田の「調整力」を持ってすれば、当機自慢の「伸び足」に加えて、「乗りやすさ」も引き出してくるだろう!

なお、「足の比較が分からなかった」と言う秋山広(2R3枠&10R6枠)だが、S特訓における脚勢は良好だったし、取り立てて癖のない同機は扱いやすいはず。

そして、山田哲・石渡の2人では「足合わせの時から伸びは良さそうでした。もっと良くなりそうだし、前回より正解に辿り着くのは早いと思います」と自信満々だったのは石渡。厳冬期における当地の調整は、「金盃V」の前回でインプット済み。今節はドリームに選出されず、「予選スタート」になったが、江戸川で「主役」の座は誰にも渡さぬ構えだ!

その他、平本真之(15号機)・岡村仁(70号機)・秋山直之(60号機)と実力十分の3者にも、中身も確かなブループレート(※2連対率40%以上)のモーターが渡っている。

ちなみに、前検の時点では平本(10R1枠※1回乗り)が「伸び型」であるのに対して、岡村(9R2枠※1回乗り)と秋山直(7R5枠※1回乗り)は「出足型」の脚勢。「悪くないけど、もっと出していきたいですね」とどん欲なのは岡村で、直線の「パンチ力」アップを狙って行く姿勢だ。

最後に、前節の「V機」を獲得した定松勇樹(3R5枠※1回乗り)と、近藤雄一郎を「初優出」に導いた「14号機」を手にした齊藤仁(8R2枠※1回乗り)も、練習の動きは良好だった。

ちなみに、今節が「G1戦初出場」の定松は「実力はまだまだですが、上でも通用するところを見せたい。頑張ります!」と強い意気込みを示し、初戦から「穴一発」に警戒を!