春のような陽気に包まれた開催初日は、終盤の１０Ｒから安定板を装着しての競走となった。メインレースの「江戸川選抜」は森永が捲りを決めて勝利。地元・加藤が２着、イン山本寛が３着で３－６－１（４７７．１倍・８３番人気）の波乱決着となった。

スリット後から森永・柏野がやや覗いて行き、森永が捲りを敢行。山本寛がそれに抵抗したが、艇が跳ねて後退。捲り差した佐々木、差した濱野・加藤が後に続いた。バックストレッチは大混戦も、捲った分やや優勢であった森永が２Ｍ先制して勝利が確定的状況に。展示航走ではあまり目立った印象はなかったが、本番ではスリットから伸びて行くように見えた。本日の目玉レース「記者選抜戦」では１号艇の森永。外に気配良い艇は居るがキッチリと逃げを決めてくれそうだ。

惜しくもインから敗れた山本寛だが、足は決して悪くなさそう。当該レースでは、道中で猛烈な追い上げを見せて３着としている。本日はセンター枠２走（４Ｒ３枠・１０Ｒ４枠）は、相手関係的にも舟券の中心となりそうだ。

初日の競走を終え、目立った気配を示したのは、抹香（４６号）・砂長（２３号）だ。両者とも行き足と伸びが強力であり、コース不問で狙える足をしているように見える。２日目以降も追って注目したい！

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