【優勝】安達裕樹(4227・三重)9月24日(水)「多摩中央公園グランドオープン記念杯」(4日間開催・得点率制)の優勝戦が行われた。
優勝戦は内から小池・郷原・加藤・渡邉俊・安達・山本でエントリー。今節は4日間の短期決戦ということもあり、早々に機を仕上げた選手がズラリと並んだ。
イン小池の49号は前検時から伸びに特長があったが、日に日に出足も付き始め3日目・最終日ともなると総合力では上位に。優勝戦メンバーの中でも足負けはなく、まさに鬼に金棒状態だった。
優勝戦は向かい風4M、波高10cmの条件。勿論インの小池に人気が集中した。スリットは内からコンマ15・18・13・17・19・26と多少バラついたスリット。そのまま小池が先マイへ…!と思ったのも束の間、S後に伸ばして来た3枠加藤が1Mで強ツケマイを敢行。小池はそれに飲み込まれる形でまさかの後退。ぽっかりと小池・郷原の間が空いてしまったが、そこを5枠の安達は見逃さなかった。
鋭い旋回を魅せ一気に捲り差し。捲った加藤も多少旋回が流れ、安達がそのまま突き抜ける形に。後続も1Mを回っているが、安達には全く届かず、そのまま先頭へ。2Mも安達は冷静だった。差し・全速マイを許さない絶妙なターンで後続を突き放し、2周目に入る頃には約5艇身の差が付いていた。
そのまま安達は先頭を守り抜き、2着入線の加藤と約2秒の差を付けてゴール。3着には道中競り合いに制した小池が入り、3連単は5-3-1(183.2倍・45番人気)の波乱決着で幕を閉じた。
これで安達は自身約3年ぶりの優勝。通算46V目、江戸川2V目を達成した。
次節は多摩川G1「ウェイキーカップ開設71周年記念」に参戦。一般戦が多かった本人にとって記念は今年2節目となる。強敵を打ち破り、更に上昇気流を加速させる安達に期待だ。 |