【優勝】寺本重宣(4086・東京)6月17日(火)「にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川」(4日間開催・得点制)の優勝戦が行われた。
4日間の短期決戦とあり、優出争いは熾烈を極めた。2日目終了時点で首位に立っていた平本は4着2着となり得点率8.20で、6枠に滑り込んだ。1号艇を掴み取ったのは坪井。3日目の一回乗りは仲道に先行を許す形となったが、2M差し返して首位を奪取。得点率を9.75とした。2号艇から順に仲道・寺本・柴田・大野・平本がエントリー。
優勝戦は風速南4~6M下げ潮20cmの条件。坪井に人気は集中。09のSTも2コースの仲道がツケマイ敢行し、決まったかと思われたが、1Mはターンがやや流れて波に引っ掛かり無念の転覆失格となった。その内を差したのが、地元からただ一人優出を果たした寺本。地元の総大将・石渡が予選落ちをする中にあって、オール3連対から頂点に立った。この優勝で通算12回目のV。江戸川は4年半ぶり5回目の優勝となった。ツキがあったのも確かだが、差し切った様に出足も仕上がっていた。2着には最内を突いた平本が2M全速で柴田を突き放し、3着には1番人気の坪井が入線を果たして3連単は3-6-1(129.0倍・35番人気)で波乱の決着で幕を閉じた。
7月からはA2級に降格となる寺本だが、この優勝をきっかけに、再度A1級昇格を目指して欲しい。この後は平和島→多摩川の地元を連続で走った後に芦屋の斡旋となっている。彼の活躍に大いに期待したい。 |