【優勝】渡邉真奈美(4893・東京)1月28日(水)「G3 オールレディース 江戸川女王決定戦KIRINCUP」(6日間開催・2準優制)の優勝戦が行われた。
今年初の当地女子戦で予選首位の座を掴んだのは渡邉真奈美。好素性機・55号の持ってるパワーを最大限までに引き出して予選6戦4勝のオール3連対。地のアドバンテージも活かして、A級の実力者達を抑え込む獅子奮迅の健闘だった。準優では1Mのターンで外して差されるも、渾身の2M差し返しでV戦ポールポジションを確保。
準優勝戦で予選2位通過の三浦永理を差し捌いた藤原菜希が2枠。予選・準優といずれも渡邉・藤原ら地元勢に苦い思いをさせられた三浦は3コースからリベンジ戦。アウト枠は今節最大の伏兵で当地初参戦の北村寧々が優出。良機と実力が掛け合わせられた土屋千明と高憧四季がファイナルへと進みベスト6が出揃った。
優勝戦の時間帯は向かい風・約3m、下げ潮・流速約60cm、波高およそ5cmの水面コンディション。安定板装着はなしの3周戦でゴングとなった。2日目以降は全てトップスタートと仕掛けに関しては決まりに決まっていた渡邉。ラストも大時計とのシンクロは相変わらずでコンマ01・トップS。ややヒヤリとしたが初Vへ向けて1Mはキッチリ先手。
しかし差し迫って来たのは同郷の藤原。エース機・69号の存在感は当節も光ったが、バック伸び比べではエース機に匹敵もしくはそれ以上に55号を仕上げた渡邉が負けなかった。そのまま1周2Mを先取って先頭態勢ガッチリ。焦点移った3着争いでは、最後の最後でも初当地を感じさせない乗りっぷり披露した北村。
カドから三浦に対してジワリと出た北村は1周1Mで外回り。1周2M手前では藤原の内に切り返しブイを先に回る態勢。ここは藤原に差し返されてしまったが、この動きによって後ろから来ていた土屋には仕事をさせず。2周目入る頃には上位3艇ばらけて、そのまま1-2-4(12.0倍・2番人気)で決着となった。
デビューから約10年2ヵ月、兄・雄朗から引き継ぐ形でフレッシュルーキーを務めた事もある江戸川水面で悲願の初優勝を掴み獲った。優勝インタビューで最初に報告したい人を問われた際も「兄貴」と微笑ましい兄弟愛。完璧なまでに好素性機のパワー引き出し、その兄を彷彿とさせる機出しの腕は見事なもの。このVで一段覚醒した渡邉の動向から今後も目が離せない。 |