【優勝】小池修平(4907・大阪)5月16日(土)「G2 江戸川634杯 モーターボート大賞」(6日間開催・3準優制)の優勝戦が行われた。
新エンジン・新ボート・新プロペラ、更には新燃料の使用開始で全てが0の状態から始まった特別戦。開催初日から後半レースが水面状況悪化の為に中止・打切と江戸川らしさもあるシリーズで、予選首位通過を果たしたのは坂元浩仁。5戦3勝・全2連対の活躍で機敏な走りを見せていたが準優1号艇からまさかの勇み足で脱落。
ファイナルの絶好枠番は、予選2位通過から準優も逃げ切った小池修平へと巡った。行き足・旋回系の特長に仕上げて優勝戦前までに6戦4勝・オール3連対。「2代目江戸川番長」以来の江戸川Vと自身初の特別戦タイトルを目指すファイナルは小池の隣から井上一輝→向後龍一→湯川浩司→片岡雅裕→高田明の並びのベスト6はオール遠征陣。
優勝戦の時間帯は南風約3m・上げ潮が流速約50cmで波高5cm。スタートラインに対して追い風・追い潮、安定板装着なしの3周戦と比較的穏やかな水面でゴング。レース間の特訓3本とS展から終始安定した行き足気配を見せていた小池は、枠なり3対3のインコース進入からコンマ09・トップスタートで先マイは譲らずの1M。
握った向後を警戒しながらの旋回で若干ターンマーク外し気味も舟はしっかり返って来たBS。ただ膨れた所へ差し込んだ井上がジリジリと詰めて僅差の直線勝負だったが、何とか締め込んで1周2Mを先取り。2周目に入る所からセーフティーリードを広げてVへの独走態勢に入った。焦点移った次位争いは差し届ずの井上やや優位も後続艇が猛追。
スタートで凹んだ湯川は片岡に締められるも、その片岡の内側に潜り込んでの2番差しとさすが元祖「江戸川コウジ」という1周1M。一旦締めるも湯川に内入られた片岡は3番差し。ツケ回った向後までが連下争いに加わり、1周1Mで割り差す事の出来なかった高田のみが大きく後方へ。
1周2M全速の湯川、内から小回りの片岡を開いて差した向後で僅差。2周1Mは内から伸びて来た向後・片岡の間を割って捌いた井上。その3者の最内を突いた湯川で大阪勢が巧みに抜け出し、波に乗っかった片岡がここで後手。次位争い演じる大阪勢の背後からワンチャンス狙える位置に付けた向後でまだ混戦。
内差し上がって来た湯川を2周2Mで先に回し、捌き上げた井上は3周目入る所で次位優位に。向後も両者が競る懐突いて3周1Mは湯川より先に回して貰えたが、的確に湯川が差し返して勝負あり。そのまま小池→井上→湯川で上位は固まりゴールラインを通過。大阪ワンツースリーの1-2-4(10.4倍・1番人気)で激戦の幕は閉じた。
デビュー通算23回目、江戸川では2019年に「2代目江戸川番長」を襲名した以来の2V目。そして自身初の特別タイトル獲得によって来年唐津で行われる「SG ボートレースクラシック」の出場権を2年連続で掴み獲った。ここからは芦屋での一般戦を挟み記念戦線での連戦となるが、今度はG1初タイトルを目指して波乗り番長の真髄を見せて欲しい。 |